※こちらは「書評編」です。「情報編」もお見逃しなく!! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 2002年2月号(書評編) =====☆ ☆===== =====★ 月 刊 児 童 文 学 翻 訳 ★===== =====☆  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ☆===== No.37 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ●児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌● ●http://www.nifty.ne.jp/forum/flitrans/yamaneko/mgzn/      ● ●編集部:yamaneko-mgzn@office-ono.com 2002年2月15日発行 配信数 2430 無料● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2002年2月号(書評編)もくじ● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎注目の本(邦訳絵本):『ディア・ダイアリー』 サラ・ファネリ文・絵 ◎注目の本(邦訳読み物):『テリーと海賊』 ジュリアン・F・トンプスン作 ◎注目の本(未訳絵本):"The Three Pigs" デイヴィッド・ウィーズナー文・絵 ◎注目の本(未訳読み物):"Everything on a Waffle" ポリー・ホーヴァート作 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(邦訳絵本)●日記を書くのに決まりごとなんていらない ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ディア・ダイアリー』 サラ・ファネリ文・絵/ほむらひろし訳 フレーベル館 本体1,500円 2001.11 32ページ "Dear Diary" by Sara Fanelli Walker Books, 2000  日記をつけているのは――ルーシー、椅子、クモ……!  日記を書いている紙は――ノート、方眼紙、出納帳……!  ある1日のできごとを日記に書いているのは、元気な女の子ルーシー。今日は先生 がいない間にさわいでいたら、椅子をひっくりかえしてしまった。次の日記を書いて いるのは、そのひっくりかえされた教室の椅子。床にころがって眺めるけしきはいつ もと違う。天井には羽根のはえたクモがいた。そして次の日記はそのクモの日記。こ うしてそれぞれ「ディア・ダイアリー」ではじまる日記が、リレー形式で続いていく。 絵本の表紙に日記の書き手が全員登場しているので、まずはそのユニークな顔ぶれを 見てほしい。  絵本を開くと、中にはサラ・ファネリお得意のカラフルなコラージュが満載。椅子 やクモの“目”に使われている人間の目の写真や、椅子の“服”やクモの“羽根”に 使われる色とりどりの紙など、コラージュの素材を見るのも楽しい。そして、個性あ ふれる手書き文字が、それぞれ違う用紙に書かれている。書き方もいろいろで、こち らに書いたりあちらに書いたりしているもの、上から順序よく書いているもの、カタ カナだけで書いているもの、決まりごとなんかない。  日記を読んだり、ひとつひとつのコラージュや絵を見たりしていくうちに、椅子や クモ、人間以外のものだって、みんな同じ1日を生きているんだという気持ちになっ てくる。あんなこともこんなことも、その日にあったことをみんな、日記はだまって 聞いてくれる。大人は日記を書くというとかまえてしまうけれど、子どものころの日 記って、この絵本のようだったかもしれないと思う。紙があれば好きなことを書いて、 気に入ったものを貼ったりした。人に見られることも、自分が読み返すことも考えな い。その日のできごと、その時の気持ちを表現できたらいい。そんなことを考えてい ると、ちょっと日記をつけてみようという気分になった。自分の日記だもの、ルーシ ーたちのように思いっきり書いて、今日の気持ちを残してみたい。                                (竹内みどり) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【作者】サラ・ファネリ(Sara Fanelli):イタリアのフィレンツェ生まれ。カンバ ーウェル・カレッジ・オブ・アートで学位を、英国の王立芸術大学で修士号を取得。 邦訳作品に『ボタン』(ほむらひろし訳/フレーベル館)、『さあ、ゆめのじかんで す』(掛川恭子訳/岩波書店)など。ロンドン在住。 【訳者】穂村弘(ほむらひろし):北海道生まれ。上智大学文学部英文科を卒業。歌 人。著作に短歌入門書『短歌という爆弾』(小学館)、歌集『シンジケート』(沖積 舎)他。訳書に『エメライン、サーカスへゆく』(マージョリー・プライスマン文・ 絵/フレーベル館)、『きぶんやちゃん』(トッド・パール文・絵/フレーベル館) などがある。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(邦訳読み物)●超ポジティブな女の子の「メガ家出」ストーリー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『テリーと海賊』 ジュリアン・F・トンプスン作/金原瑞人・田中亜希子訳  アーティストハウス 本体1,000円 2001.12 310ページ "Terry and the Pirates" by Julian F. Thompson Antheneum Books for Young Readers (Simon & Schuster) 2000  聞くところによると、日本のティーンたちのあいだでは「プチ家出」なるものが流 行しているらしい。この物語のヒロイン、16歳のテリーも家出少女。でもテリーの家 出は「プチ」なんかじゃない。だって、世界的な冒険家(おまけにお金持ち)の小型 帆船にしのびこんで、カリブ海の島をめざそうというのだから。ただ、実際に船を動 かしていたのは、偉大なる冒険家ではなく、彼の息子のミック。とろくて、自分より ちょっと年下の「ガキんちょ」ときている。リッチでロマンチックな逃避行を夢見て いたテリーはがっかりだ。そのうえ船が嵐に襲われて難破し、ミックは行方不明、自 分は奇妙な海賊ファミリーの人質になってしまった! さあ、テリーの家出の顛末 は?  このテリーという女の子、とにかく前向きで、なにがあってもめげない。その明る さのもとを尋ねられると、彼女はこう答える。「今まで定期的に運動をして、いい空 気を吸って、栄養満点の食事を取ってきたから。それに、虫歯は1本しかないし、ル ックスもよくほめられるしね」。なんと真っ当で、健康的。自分自身をよく知ってい るからこその、ただのノーテンキとは違うナチュラルなしたたかさがあるのだ。自分 の魅力をちゃっかり「武器」にしながらも、過大評価もしないし安売りもしない。  そんなテリーに、個性の塊みたいな海賊ファミリーがからんで、ストーリーは抱腹 絶倒の展開になる。最高の見せ場は、なんといってもスケベ海賊船長が、テリーを○ ○○で×××しちゃうところ(読んでのお楽しみ)。また、船長にはかなわないまで も、実は二重人格だったミックの分身(?)、ダンディな15世紀のフランス人侯爵も かなりいい味出している。ご想像のとおり、ちょっぴりエッチでドタバタで、でも切 なくて爽やかで、読み終えたときには元気いっぱいになっていること間違いなしだ。 日本の女の子たちも、「プチ」なんていっていないで、このくらい「メガ」な家出を めざして欲しい! と、いささか物騒なことのひとつもいいたくなるほど、テリーは この大冒険を通じてまぶしく成長する。  女子高生が喜びそうな、おしゃれでポップな表紙だし、今年の課題図書には……な らないんだろうなあ。                                 (森久里子) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【作者】ジュリアン・F・トンプスン(Julian F. Thompson):高校教師、フットボ ールコーチ、上院議員候補のスピーチライターなどの職を経験しながら、ヤングアダ ルト向けの作品を執筆。アメリカの10代にカルト的人気がある。本書が初の邦訳。他 に "No Picnic"、"Gypsyworld"、"Brothers" など作品多数。 【訳者】金原瑞人(かねはらみずひと):岡山県生まれ。法政大学教授、翻訳家。絵 本から一般向けノンフィクションまで、ファンタジーからミステリまで、幅広い分野 の翻訳で活躍。『ゼブラ』(ハイム・ポトク作/青山出版社)、『レイチェルと魔法 の匂い』(クリフ・マクニシュ作/理論社)他、訳書多数。 【訳者】田中亜希子(たなかあきこ):千葉県生まれ。東京女子大学短期大学部英語 科卒業。銀行勤務ののち翻訳の仕事を始める。初めての訳書は、昨年11月刊行の『コ ッケモーモー!』(ジュリエット・ダラス=コンテ文/アリソン・バートレット絵/ 徳間書店)。やまねこ翻訳クラブ会員として、本誌のライターも務める。 【参考】 ◆本誌2001年12月号情報編「新人応援!」(訳者インタビュー) http://www.nifty.ne.jp/forum/flitrans/yamaneko/mgzn/dtp/2001/12a.htm#sinjin ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(未訳絵本)●「3びきのブタ」が絵本を飛び出した! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『3びきのブタ』(仮題) デイヴィッド・ウィーズナー文・絵 "The Three Pigs" by David Wiesner Clarion Books 2001, ISBN 0618007016 40pp. ★2002年コールデコット賞受賞作 「3びきのコブタ」といえば、誰でも知っている有名な昔話。それがウィーズナーに よって新しくよみがえった。イラストが現代風になっただけではない。コブタもちょ っぴり賢くなって再登場。随所に見られる奇想天外な着想に多くの人が目を見張るだ ろう。  その最たるものは、何といっても絵本の中に絵本を登場させたこと。魔法のように 昔話から飛びだして、違う絵本に入りこんだり抜けだしたりとナンセンスを繰り返す。 だがよく見てみればこのアイデアも、最初に訪れた世界ではおなじみのものだった。 そこにはマザーグースの「ネコとバイオリン」が描かれて、語りつがれたナンセンス ソングが載っている。絵本を飛びだし時空を越えて渡り歩くという展開は、この唄の 「メウシが月を飛びこえて、お皿とスプーンが逃げだした」という発想と基を同じく しているのではないだろうか? そしてまた、マザーグースの絵本を後にしたブタた ちは、ナンセンスソングをそのまま地でいく行動を繰り返す。  次はがらりと変わって大衆文化のコミックの世界。入りこんだページには、金のバ ラを悪者から守る巨大なドラゴンが描かれている。ブタたちは、悪を封じるため、ド ラゴンをコミックの外に連れだした。悪を倒す英雄冒険物語は、いつの時代にも子ど もたちに大人気。そして、これがこの絵本の結末を暗示する重要な伏線となっている。  ウィーズナーは、コミックの手法をとりいれた画面構成と最小限の文章で、読者の 想像力をかき立てる。今回もまたあっと言わせる趣向がこらされており、ページをめ くるのが楽しみだ。そして圧巻は、縦割りパネルから主人公とドラゴンが抜けだす場 面。コンピューターグラフィックスよろしく、絵本は3Dの世界にはや変わりして、 息をのまずにはいられない。  古典からマンガまで、絵本の歴史を概観し、魔法のごとく主人公を移動させ、それ ぞれのいいとこ取りをして新しい絵本を作る。何という奇抜なアイデア! コールデ コットはマザーグースを絵本にしたが、ウィーズナーはそのマザーグースをパロディ 化して、今年のコールデコット賞に輝いた。さすがのコールデコットも、これには苦 笑せざるをえないだろう。                                  (高原昴) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【作者】David Wiesner(デイヴィッド・ウィーズナー):1956年ニュージャージー 州に生まれる。デザイン学校でイラストレーションを学んだ後、妻との共作で絵本に イラストを描いたりしていた。1992年には "Tuesday"(『かようびのよる』/当麻ゆ か訳/徳間書店)がコールデコット賞を受賞。また文字なし絵本 "Sector7"(『セ クター7』/BL出版)が1999年にコールデコット賞オナー(次点)に選ばれた。コ ミックや、キューブリックの映画に影響を受けたという。 【参考】 ◇やまねこ翻訳クラブ データベース:デイヴィッド・ウィーズナー作品リスト http://www.nifty.ne.jp/forum/flitrans/yamaneko/bookdb/author/w/dwiesner.htm ◆The Loose Leaf Book Company http://www.looseleafbookcompany.com/archives/0121/tr9.html(作者インタビュー) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(未訳読み物)●ひねりのきいたユーモアで綴る、港町の人間模様 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                        『なにもかもワッフルにのっけて』(仮題) ポリー・ホーヴァート作 "Everything on a Waffle" by Polly Horvath Farrar,Straus & Giroux 2001, ISBN 0374322368 150pp. ★2001年ボストングローブ・ホーンブック賞オナー(次点) ★2002年ニューベリー賞オナー(次点) 「理由なんてないけど、心の奥のほうでそうだってわかるっていうこと、ない?」大 人たちにそうたずねるのは、11歳の主人公プリムローズ。彼女にはわかっていた―― 両親はまだ生きている、と。彼女の両親は、嵐の日に舟で海に出たまま戻ってこない。 学校のカウンセラーは、今後のためにも、両親が死んだという事実を認めたほうがい いと迫るが、プリムローズは聞く耳をもたなかった。両親はどこかの島に流れ着いて 娘のことを心配しており、なんとかして戻ってくるはず……プリムローズはそう信じ ていたのだ。やがてプリムローズは、たった一人の身内であるジャックおじさんと暮 らし始める。そして、小さな町の中では数々の騒動がもちあがるのだった。  プリムローズは、自分の考えをきちんと持った女の子(でも、どこか抜けたところ があって、とんでもない事件をひきおこしたりもする)。彼女の目を通して、町の人 々の姿が語られていく。防虫剤のにおいをプンプンさせる近所のおばあさん、何かに つけて自分の一族の自慢話をするカウンセラー等々。プリムローズに悪気はないのだ けれど、その冷静でシニカルな視点にはにやりと笑わされる。ユーモアのきいた、少 々おおげさともいえる描写は、前作の "The Trolls" 同様、ホーヴァートの得意とす るところ。そのおかしさを透かして、本当に大切なものや、隠れた悲しみや孤独が見 えてくる。そのあたりが、本作品がボストングローブ・ホーンブック賞次点、ニュー ベリー賞次点に選ばれた所以だろう。筋の運びに多少強引さは感じるものの、これだ けの役者たちを登場させて最後に丸くおさめる手腕には、素直に感嘆させられる。  題名の "Everything on a Waffle" は、町にあるレストランが、どんな料理もワッ フルの上にのせて出すことに由来している。ちゃんと目を開けていれば、小さな町で も人生のいろんなことがわかる、そんなことがこの題名に込められているのかもしれ ない。そのレストランのオーナー、ミス・バウザーは、プリムローズの話を聞いてく れ、アドバイスをくれる人。また、ジャックおじさんも、両親の生死には触れず、プ リムローズをそのまま受け入れてくれる。自分にとって本当に大切な人は、ワッフル のように身近にいて見守ってくれる人だと、プリムローズは気づくのだ。  各章の終わりに添えられたユニークなレシピの数々もお楽しみに。                                (植村わらび) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【作者】Polly Horvath(ポリー・ホーヴァート):1957年ミシガン州生まれ。9歳 から創作をはじめ、18歳までのあいだ原稿を書いては編集者に送り続けた。その頃原 稿を受け取った編集者の一人が現在のエージェントである。18歳でいったん執筆を中 断し、トロントやニューヨークの学校でダンスを学ぶ。1989年に1作目である "An Occasional Cow" を出し、本作品で6作目。カナダのバンクーバー島在住。 【参考】 ◇やまねこ翻訳クラブ ポリー・ホーヴァート作品リスト http://www.nifty.ne.jp/forum/flitrans/yamaneko/bookdb/author/h/phorvath.htm ◆前作 "The Trolls" のレビュー(本誌2000年3月号書評編「注目の本」) http://www.nifty.ne.jp/forum/flitrans/yamaneko/mgzn/dtp/2000/03b.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●お知らせ●  本誌でご紹介した本を、各種のインターネット書店で簡単に参照していただけます。 (今号掲載の本の情報は、15日から反映される予定です)。こちらの「やまねこオン ライン書店街」よりお入りください。 http://www.nifty.ne.jp/forum/flitrans/yamaneko/mgzn/shop/index.htm PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  【FOSSILの直営店がオープン!】 東京・渋谷は原宿にフォッシル日本初の直営ショップが12月15日オープンしました。 場所は若者でにぎわうウラ原宿と呼ばれるエリア。お近くをお通りの際はぜひお立ち 寄りください。おすすめ最新モデルはカレイド。文字盤の色を赤と青、黒と青という ように切替えることができる不思議な時計。カレイドスコープ(万華鏡)をイメージ したシリーズです。ぜひお店に見に来てください。 http://www.fossil.com                 ★(株)エス・エフ・ジェイ:やまねこ賞協賛会社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽▲▽▲▽  海外児童書のシノプシス作成・書評執筆を承ります   ▽▲▽▲▽ やまねこ翻訳クラブ(yamaneko-mgzn@office-ono.com)までお気軽にご相談ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    ☆★姉妹誌「月刊児童文学翻訳あるふぁ」(購読料/月100円)☆★ 洋書ビギナーにおすすめの、楽しく読める未訳書ガイド。クイズに答えてポイントを ためると、プレゼントももらえます。詳細&購読申し込みはこちらから(↓)。    http://www.nifty.ne.jp/forum/flitrans/yamaneko/mgzn/alfa/index.htm (第6号は3月5日発行。申し込み手続きは前日までにおすませください。) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●編集後記●先月発表になったばかりの、ニューベリー賞・コールデコット賞受賞 (オナー)作品のレビューをさっそくお届けしました。(き) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発 行 やまねこ翻訳クラブ        発行人 大塚典子(やまねこ翻訳クラブ 会長) 編集人 菊池由美(やまねこ翻訳クラブ スタッフ) 企 画 河まこ キャトル きら くるり こべに さかな 小湖 Gelsomina     sky SUGO Chicoco ちゃぴ つー どんぐり NON BUN ぱんち     ベス みーこ みるか 麦わら MOMO YUU yoshiyu りり Rinko     ワラビ わんちゅく 協 力 @nifty 文芸翻訳フォーラム     小野仙内 ながさわくにお 昴 蒼子 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・このメールマガジンは、「まぐまぐ」( http://www.mag2.com/ )を利用して配信 しています。購読のお申し込み、解除もこちらからどうぞ。 ・バックナンバーは、http://www.nifty.ne.jp/forum/flitrans/yamaneko/mgzn/でご 覧いただけます。 ・ご意見・ご感想はyamaneko-mgzn@office-ono.comまでお気軽にお寄せください。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ●無断転載を禁じます。