◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 号外    =====☆                    ☆=====   =====◆   月 刊  児 童 文 学 翻 訳   ◆=====    =====☆   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ☆=====                                      #11 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌◆ ◆http://www.yamaneko.org/                        ◆ ◆編集部:mgzn@yamaneko.org       2004年1月15日発行 配信数 2400 無料◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●号外 もくじ● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎速報1:2004年  ニューベリー賞/コールデコット賞/プリンツ賞発表!! ◎速報2:2003年度 ウィットブレッド賞発表!! ◎速報3:2004年  スコット・オデール賞発表!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●速報1●2004年 ニューベリー賞/コールデコット賞/プリンツ賞発表!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  現地時間の1月12日、アメリカで最も権威ある児童文学賞、ニューベリー賞/コー ルデコット賞の発表が行われた。これらの賞は、米国図書館協会(ALA―American Library Association)が、昨年米国で出版された子どもの本の中で、最も優れた作 品に対して贈るものである。  同時に、ヤングアダルト(YA)作品を対象とするマイケル・L・プリンツ賞の発 表も行われた。この賞の主催は米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト部門(YALSA) になる。  各賞の受賞作、およびオナー(次点)は以下の通り。 【ニューベリー賞】(作家対象)  ★Winner  "The Tale of Despereaux:   Being the Story of a Mouse, a Princess, Some Soup, and a Spool of Thread"     by Kate DiCamillo, illustrated by Timothy B. Ering (Candlewick Press)  ☆Honor Books(2作)  "Olive's Ocean" by Kevin Henkes (Greenwillow Books/HarperCollins)  "An American Plague:   The True and Terrifying Story of the Yellow Fever Epidemic of 1793"                         by Jim Murphy (Clarion Books)  受賞作 "The Tale of Despereaux" は、人間のお姫さまに恋をしたネズミが主人公 の物語。悪賢いドブネズミや、悲惨な境遇におかれた少女などのエピソードが巧みに 絡み合うストーリー、深みのあるキャラクター造形が魅力。それらを、読者に語りか ける形式でひとつに織り上げた文章が評価された。近年、YA作品の受賞が相次ぐ本 賞で、今回久々に小学生向けの作品が受賞したことも話題になっているようだ。Kate DiCamillo は、デビュー作 "Because of Winn-Dixie"(『きいてほしいの、あたしの こと――ウィン・ディキシーのいた夏』/片岡しのぶ訳/ポプラ社)で、2001年のオ ナー(次点)に選ばれている。  "Olive's Ocean" は、交通事故で他界した内向的なクラスメートの日記を読んだこ とがきっかけで新しい気持ちに目覚めた、12歳の少女の物語。家族のこと、男の子の こと、将来の夢……成長にともなう戸惑いや痛みが、繊細なタッチで描かれている。 Kevin Henkes は "Owen"(『いつもいっしょ』/金原瑞人訳/あすなろ書房)で1994 年コールデコット賞オナー(次点)に選ばれるなど、読み物だけでなく絵本の作家と しても活躍している。  "An American Plague" は、1793年夏に米国フィラデルフィアを襲った黄熱病に焦 点を当てたノンフィクション。人々のようす、医学の実態など、さまざまな切り口で 検証し、力強くまとめ上げた。Jim Murphy は、アメリカの歴史を題材にした著作を 数多く発表している。本書でもその手腕が十二分に発揮され、2003年全米図書賞児童 書部門(Young People's Literature)の最終候補作品に選ばれたほか、最も資料的 価値のある文献に与えられる ALA 主催のサイバート賞(Robert F. Sibert Informational Book Medal)も受賞した。                                 (須田直美) 《参考》 ◆ニューベリー賞公式サイト http://www.ala.org/alsc/newbery.html ◆Kevin Henkes の公式サイト http://www.kevinhenkes.com/ ◇ニューベリー賞受賞作リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/award/us/newbery/ ◇ケイト・ディカミロ作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/author/d/kdcmll.htm ◇ジム・マーフィー作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/author/m/jmurphy.htm 【コールデコット賞】(画家対象)  ★Winner  "The Man Who Walked Between the Towers"        by Mordicai Gerstein (Roaring Brook Press/The Millbrook Press)  ☆Honor Books(3作)  "Ella Sarah Gets Dressed" by Margaret Chodos-Irvine (Harcourt)  "What Do You Do with a Tail Like This?"               by Steve Jenkins & Robin Page (Houghton Mifflin)  "Don't Let the Pigeon Drive the Bus!" by Mo Willems (Hyperion)  コールデコット賞に輝いた Mordicai Gerstein は、テレビアニメーションの製作 に長年携わるいっぽう、1971年から子ども向け読み物シリーズの挿絵の仕事を始め、 80年代に入ってオリジナル絵本を手がけるようになった。聖書物語や伝記、ファンタ ジーなど、題材も対象年齢も幅広い作品を多数生み出しているが、邦訳はまだない。 受賞作は、1974年、世界貿易センターのツインビルの間を綱渡りしたというフランス 人の実話を扱ったもの。想像しただけで目がまわるような行為を、大胆なアングルと 遠近法でみごとに描ききっている。作者は、あの事件には直接ふれることなく、今は なきツインビルの楽しい思い出を描いてみせた。  オナー(次点)となった3作品のうち、"Ella Sarah Gets Dressed" は、作者お得 意の版画の技法が駆使されたカラフルな絵本。小さな女の子 Ella Sarah は、家族に どんなに忠告されようと、あくまで自分のファッションセンスを主張する。身につけ るのは、ピンクの水玉パンツにオレンジの花柄ブラウス、黄色い靴に赤い帽子だ……。  同じくオナーとなった "What Do You Do with a Tail Like This?" は、Steve Jenkins が妻の Robin Page と組んだ、易しい科学絵本。トカゲのしっぽやゾウの鼻 など、動物の器官の面白い機能を取り上げて、美しいペーパー・コラージュで紹介し ている。Steve Jenkins はこれまで多くの優れた子ども向けノンフィクション絵本を 発表し、"The Top of the World: Climbing Mount Everest"(『地球のてっぺんに立 つ! エベレスト』/佐藤見果夢訳/評論社)では、1999年のボストングローブ・ホ ーンブック賞(ノンフィクション部門)を受賞した。  もう1つのオナー作品 "Don't Let the Pigeon Drive the Bus!" を描いたのは、 テレビ番組『セサミ・ストリート』の脚本家としてエミー賞を5度受賞し、アニメー ション作家、マンガ家としても活躍する Mo Willems。子ども向けの絵本は本作が初 めて。各ページで読者に向かって呼びかけてくるユニークなハトが、人気を呼んでい る。続編 "The Pigeon Finds a Hot Dog" も近々出版される予定。                                 (菊池由美) 《参考》 ◆コールデコット賞公式サイト http://www.ala.org/alsc/caldecott.html ◆Mordicai Gerstein の公式サイト http://www.mordicaigerstein.com/ ◆Margaret Chodos-Irvine の公式サイト http://www.chodos-irvine.com/ ◆Mo Willems の公式サイト http://www.mowillems.com/ ◇コールデコット賞受賞作リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/award/us/caldecot/ 【プリンツ賞】(YA作品対象)  ★Winner  "The First Part Last" by Angela Johnson (Simon & Schuster)  ☆Honor Books(4作)  "A Northern Light" by Jennifer Donnelly (Harcourt)  "The Earth, My Butt, and Other Big Round Things"                     by Carolyn Mackler (Candlewick Press)  "Keesha's House" by Helen Frost (Farrar, Straus and Giroux)  "Fat Kid Rules the World" by K. L. Going (G. P. Putnam's Sons)  受賞作 "The First Part Last" は、都会に住む16歳のシングル・ファーザーが、 父親として娘を育てることが並大抵の苦労ではないことを一人称で語る物語。now と then という見出しがつけられた短い章が交互に続く構成だ。少年の言葉は、十代で 父親になる厳しさを読者に訴えかける。作者 Angela Johnson は、この作品でコレッ タ・スコット・キング賞作家賞も受賞した。幼児向けの絵本からYA作品、詩と幅広 く活躍し、数々の賞を受賞しているが、日本で紹介された作品はまだない。  次点は4作。いずれの作者も日本では未紹介。"A Northern Light" は、ドライサ ーの『アメリカの悲劇』の題材にもなった実在の事件に、架空の主人公を登場させた 物語。1906年、人生の分岐点にたつ16歳の少女は、事件の被害者から手紙を託されて いた。将来の夢、貧困、人種差別など、さまざまな要素を織り込み、1世紀前の少女 の生き方を綴る。"Keesha's House" には、十代の妊娠に悩むカップル、飲酒運転で 少年拘置所にいく少女、ゲイであるために家から追い出された少年など、拠り所を求 めた十代の子どもたちが登場する。詩の形式をとった作品だ。"The Earth, My Butt, and Other Big Round Things" は、とかく干渉してくる両親に嫌気がさしている、ち ょっと太めの15歳の女子高校生が主人公。彼女の自立や性への関心に、同世代の少女 たちは共感するだろう。"Fat Kid Rules the World" は、K. L. Going のデビュー作 だ。地下鉄の駅で自殺を考えるさえない大柄な少年を、同じ高校生のパンクのギタリ ストが救ったことから、ふたりの間に奇妙な友だち関係が生まれる。外見よりも中身 が大事という真面目なテーマに、予想外の出来事が随所に盛り込まれ、笑いと悲哀が 入り乱れるハートウォーミングな物語になっている。                                 (河原まこ) 《参考》 ◆プリンツ賞公式サイト http://www.ala.org/yalsa/printz/ ◆Angela Johnson のサイト http://authors.aalbc.com/angela.htm                 (African American Literature Book Club 内) http://www.macfound.org/programs/fel/fellows/johnson_angela.htm                        (The MacArthur Foundation 内) ◆Jennifer Donnelly の公式サイト http://www.jenniferdonnelly.com/ ◆Helen Frost の公式サイト http://www.helenfrost.com/ ◆Carolyn Mackler の公式サイト http://www.carolynmackler.com/ ◆K. L. Going の公式サイト http://www.klgoing.com/ ◇マイケル・L・プリンツ賞受賞作リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://yamaneko.org/bookdb/award/us/printz/ ◇コレッタ・スコット・キング賞について                (本誌2003年3月号情報編「世界の児童文学賞」) http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2003/03a.htm#bungaku ◇海外児童文学賞速報(やまねこ翻訳クラブサイト) http://www.yamaneko.org/award/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●速報2●2003年度 ウィットブレッド賞発表!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  現地時間の1月7日、2003年度ウィットブレッド児童文学賞の発表が行われた。こ の賞は、英国の企業ウィットブレッド社の主催により、英国とアイルランドに居住す る作家によって書かれた子ども向けの作品の中で、最も優れた一作に贈られるもの。  本年度の受賞作は以下の通り。 2003 Whitbread Children's Book of the Year  ★Winner  "The Fire-Eaters" by David Almond (Hodder Children's)  ☆Shortlist  "The Oracle" by Catherine Fisher (Hodder Children's)  "Private Peaceful" by Michael Morpurgo (HarperCollins)  "Naked Without a Hat" by Jeanne Willis (Faber and Faber)  受賞作 "The Fire-Eaters" は、2003年スマーティーズ賞9〜11歳部門で金賞を受 賞し、ガーディアン賞にもノミネートされた作品。キューバ危機当時に、主人公 Bobby が学校や家庭での様々な変化を糧に成長していく姿を描いている(本誌2003年 10月号書評編にレビュー掲載)。作者 David Almond は、"Skellig" でカーネギー賞 およびウィットブレッド賞を受賞しており、同作品は『肩胛骨は翼のなごり』(山田 順子訳/東京創元社)として邦訳出版されている。  候補作の "The Oracle" は、神託がすべてを支配していた古代文明を舞台に、1人 の少女が、権力の虜となった聖職者たちに立ち向かう物語。作者 Catherine Fisher は数々の文学賞を受賞したファンタジー作家であり、詩人としても活躍しているが、 邦訳作品はまだない。作家としてのデビュー作品である "The Conjuror's Game" は 1990年スマーティーズ賞にノミネートされた。なお、2月に "The Oracle" の続編 "The Archon" が出版される予定。  "Private Peaceful" は、第一次世界大戦の戦場を舞台に、戦争の恐ろしさと生命 の大切さを描いた作品。兄とともに入隊し、フランスの前線へ送りこまれた主人公 Tommo。子ども時代の回想が語られるうちに、戦地の状況が少しずつ明らかになって いく……。これまでにも多くの賞を受賞している作者 Michael Morpurgo は、2003年 5月、Quentin Blake、Anne Fine に続く3人目の Children's Laureate に任命され、 子どもの本のために精力的に活動中。邦訳には1995年ウィットブレッド賞を受賞した 『ザンジバルの贈り物』(フランソワ・プラス絵/寺岡襄訳/BL出版)などがある。  "Naked Without a Hat" は、19歳の主人公 Will と放浪生活の少女 Zara の恋を描 く。二人の恋愛に反対する Willの母親は、実は Will に関する重大な秘密を抱えて いた……。作者 Jeanne Willis は、"Tadpole's Promise" で2003年スマーティーズ 賞5歳以下部門銀賞を受賞。邦訳に『スーザンはね……』(トニー・ロス絵/もりか わみわ訳/評論社)、『ふたりはともだち』(スーザン・バーレイ絵/島田香訳/ほ るぷ出版)がある。  なお、同時に発表された、一般向けの小説を対象とするウィットブレッド文学賞小 説部門(Whitbread Novel Award)では、Mark Haddon の "The Curious Incident of the Dog in the Night-time"(『夜中に犬に起こった奇妙な事件』/小尾芙佐訳/早 川書房)が選ばれた。この作品は当初児童書として出版され、昨年ガーディアン賞を 受賞している。  児童文学賞を含めた全部門の受賞作から選ばれる、ウィットブレッド文学賞 (Whitbread Book of the Year)の発表は、今月27日の予定。                                 (村上利佳) 《参考》 ◆ウィットブレッド賞公式サイト http://www.whitbread-bookawards.co.uk ◇ウィットブレッド児童文学賞(本誌1999年5月号情報編「世界の児童文学賞」) http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/1999/05.htm#a1bungaku ◇ウィットブレッド児童文学賞受賞作・候補作リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/award/uk/whit/ ◇"The Fire-Eaters" のレビュー(本誌2003年10月号書評編) http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2003/10b.htm#fireeate ◇『夜中に犬に起こった奇妙な事件』のレビュー(本誌2003年10月号書評編) http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2003/10b.htm#curious ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●速報3●2004年 スコット・オデール賞発表!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  1月11日、スコット・オデール賞が発表になった。この賞は、1982年に作家スコッ ト・オデールが、若い読者に自国や世界の歴史背景に興味をもってもらう目的で設立 したもの。南北アメリカ大陸を舞台にした、子ども向けの優れた歴史小説に贈られ、 毎年、選考委員会が1作品を選ぶ。受賞対象となるのは、前年にアメリカで出版され た、アメリカ人作家による作品。 2004 Scott O'Dell Award for Historical Fiction  ★Winner  "The River Between Us" by Richard Peck (Dial Press)  受賞作 "The River Between Us" は、『シカゴより好きな町』(斎藤倫子訳/東京 創元社)などの作品で日本でも人気の高い、Richard Peck が描いた物語。主に南北 戦争時代が背景となっている。  冒頭、時代は1916年、15歳のハワードが、父親と弟らとともに祖母ティリーが住ん でいる父親の故郷へ向かって旅をしている。次の展開では時代が変わり1861年。語り 手は15歳のティリー。ハワードの祖母ティリーがまだ少女だった時のことだ。南北戦 争が勃発し、ティリーの家族は弟のノアが戦争に徴兵されないことを祈る日々を送っ ていた。ある日、デルフィーンという不思議な少女が、ティリーの住む町にやってき た……。  印象的な登場人物たちの関係があきらかになり、戦争について、人間について、よ り深く考えさせる作品になっている。  なお、この作品は2003年全米図書賞児童書部門(Young People's Literature)の 最終候補作品にも選ばれた。                                 (林さかな) 《参考》 ◆スコット・オデール公式ページ http://www.scottodell.com/ ◇スコット・オデール賞受賞作リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/award/us/odell/ ◇全米図書賞児童書部門(Young People's Literature)受賞作リスト                         (やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/award/us/nba/nba00.htm#nba2003 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●お知らせ●  本号のhtml版を1月17日に公開予定です。以下のURLよりお入りください。 http://www.yamaneko.org/mgzn/bncorner.htm#html  本誌でご紹介した本を、各種のインターネット書店で簡単に参照していただけます。 (今号掲載の本の情報は、1月17日から反映される予定です。)こちらの「やまねこ オンライン書店街」よりお入りください。 http://www.yamaneko.org/mgzn/shop/index.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽▲▽▲▽   海外児童書のシノプシス作成・書評執筆を承ります   ▽▲▽▲▽    やまねこ翻訳クラブ(info@yamaneko.org)までお気軽にご相談ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●編集後記●ニューベリー賞、コールデット賞、プリンツ賞発表と同じ日、もっとも 優れた翻訳作品に与えられる Mildred L. Batchelder Award に、Uri Orlev の "Run, Boy, Run"(『走れ、走って逃げろ』/母袋夏生訳/岩波書店)が選ばれたと の発表がありました。2003年のやまねこ賞読み物部門3位の作品です。(あ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発 行 やまねこ翻訳クラブ 発行人 竹内みどり(やまねこ翻訳クラブ 会長) 編集人 西薗房枝/赤塚きょう子(やまねこ翻訳クラブ スタッフ) 企 画 蒼子 えみりい 河まこ キャトル きら ぐりぐら くるり ケンタ     さかな 小湖 Gelsomina sky SUGO ち〜ず Chicoco ちゃぴ つー     月彦 どんぐり なおみ NON hanemi ぱんち みーこ みるか 麦わら     めい MOMO ゆま yoshiyu りり りんたん レイラ ワラビ     わんちゅく 協 力 出版翻訳ネットワーク 管理人 小野仙内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・このメールマガジンは、「まぐまぐ」( http://www.mag2.com/ )を利用して配信 しています。購読のお申し込み、解除もこちらからどうぞ。 ・バックナンバーは、http://www.yamaneko.org/mgzn/ でご覧いただけます。 ・ご意見・ご感想は mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆無断転載を禁じます。