◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 2011年6月号    =====☆                    ☆=====   =====★   月 刊  児 童 文 学 翻 訳   ★=====    =====☆   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ☆=====                                 No.131 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌◆ ◆http://www.yamaneko.org                         ◆ ◆編集部:mgzn@yamaneko.org     2011年6月15日発行 配信数2380  無料 ◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2011年6月号もくじ● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎注目の本(邦訳絵本):『ハスの花の精リアン』                      チェン・ジャンホン文・絵/平岡敦訳 ◎注目の本(未訳読み物):"The Bride's Farewell" メグ・ローゾフ作 ◎賞速報 ◎イベント速報 ◎世界のお祭り:第25回 夏至祭(ノルウェー・スウェーデン) ◎読者の広場 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(邦訳絵本)●禍福はあざなえる縄のごとし……か? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ハスの花の精リアン』 チェン・ジャンホン文・絵/平岡敦訳 徳間書店 定価1,890円(税込) 2011.04 34ページ ISBN 978-4198631666 "Lian" by Jiang Hong Chen l'ecole des loisirs,2004  ローおじさんはひとり湖畔に住む漁師だ。ある嵐の日、おそろしく年取った見知ら ぬおばあさんに頼まれ、舟で向こう岸まで渡してあげる。お礼にもらった種を植える と、じき美しいハスの花が咲き、夜にはきれいな調べとともにリアンという女の子が 現れた。リアンは手に持ったハスで、おじさんに次々と幸運を呼んだ。けれどもその うわさを強欲な王の娘が聞きつける。さてふたりを待ち受ける運命は……?  絵の迫力に驚嘆する。水墨画はいわゆる下書きをしないらしい。筆を下ろしたとた ん、一気呵成に上向いたハスの緑葉が波打つほどに生い茂り、みごとなハスの群生が 現れる。指先から魔法が放たれたように勢いのある運筆は、たっぷりとした墨の黒一 色で描かれた木々にも風を運んでくる。おじさんの垂らす釣り糸の先は、湖面で上下 しているようにすら見える。夜ごと現れ、舞を舞うリアンは愛らしく、赤い着物をき た童女の姿は健康なかわいらしさでいっぱいだ。しかし佳境に入り、事態が急を告げ るやいなや、リアンは変貌する。不安に涙し、あまりの成り行きに驚き、目を見開き、 果敢に行動を起こす。リアンはより生き生きと思うさま活躍し、小気味よいスピード で話は展開していく。  おおよそ昔話ならば、結末は大金持ちになるとか、王子様と仲良く暮らすとか……。 チューリップから生まれた親指姫は王子様に出会う。ではハスから現れたリアンは?  ここに登場するローおじさんは文字通りのおじさんだ。若くないし、ハンサムでも、 ましてや金持ちでもない。けれどもローおじさんほど、人をうらやむことから遠い人 はいない。リアンによってもたらされた富にも戸惑うばかりだ。何が災いで、何が幸 いか、考え方一つでまったく違ったものになる。 「なに、いいさ。また自分で魚をとるよ」おじさんが何気なく言う言葉がふるってい る。この言葉が持つ強さとしたたかさに、生きていくことの勇気と希望を感じる。お じさんが見せる表情は、温かく優しい人間味にあふれ、身近にある幸せを気づかせて くれる。これは魔法や妖精の助けがなくとも幸せが見つかる物語だ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【文・絵】チェン・ジャンホン(Jiang Hong Chen/陳 江洪):1963年中国天津生 まれ。北京の中央美術学院卒業後、1987年フランスに移住。パリのエコール・デ・ボ ザールに学ぶ。1994年から子どもの本に関わる。伝統的な水墨画と油彩をまじえた技 法は各国で高く評価されている。本作は『ウェン王子とトラ』『この世でいちばんす ばらしい馬』(いずれも平岡敦訳/徳間書店)につぐ3冊目の邦訳。 【訳】平岡敦(ひらおか あつし):1955年生まれ。中央大学講師。フランス文学、 特にミステリーの翻訳を多く手がける。絵本の翻訳では『いつか、きっと』(ティエ リ・ルナン文/オリヴィエ・タレック絵/光村教育図書)、『まっくろヒヨコ』(ラ スカル文/ピーター・エリオット絵/偕成社)など多数。 【特殊文字】 「l'ecole」:最初の「e」の上にアクサン・テギュ(´)がつく                                (尾被ほっぽ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(未訳読み物)●逃げだした花嫁が旅のはてに見つけたものは? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ペルの旅』(仮題) メグ・ローゾフ作 "The Bride's Farewell" by Meg Rosoff Penguin, 2009 ISBN 978-0141383934 186pp. ★2011年カーネギー賞ショートリスト作品  19世紀半ば、英国南部の村に住む若い娘のペルは、自分の結婚式の朝に家を飛びだ した。聖職者なのに飲んだくれの父と、子だくさんで疲れきっている母を見てきて、 結婚に夢を持つことはできなかったのだ。村や家庭に縛られたくない、大好きな馬を 駆っているときのように、自由に生きたい。ペルは妹たちの寝顔に別れを告げ、愛馬 とともにひとり旅立とうとするが、口のきけない弟に行く手をはばまれ、仕方なく弟 を連れて出発する。馬の扱いが得意なことを生かして、馬の市でようやく仕事を見つ けたものの、だまされたうえに、弟と愛馬とはぐれてしまう。ペルは弟を探すために、 わずかな手がかりを頼りに、今度こそひとりで旅をはじめた。  ヒースの野や深い森の広がる古い時代設定に、結婚式当日の花嫁の出奔――劇的な 幕開けはロマンチックな展開を予感させるが、ペルを待ち受けていたのは厳しい現実 だった。人びとの暮らしは貧しく、女ひとりで旅をするペルは、よそ者としてつらく あたられたり、弱みにつけこまれたりと苦労がつづく。さらには不思議なめぐりあわ せによって、ペルだけでなく、家族の運命までもが大きく変転していく。  ペルは次々と降りかかる困難に悩みはしても、楽な道に逃げることなく進んでいく。 起きたことを自らの行動が招いたこと、選んだことの結果として受けいれ、自分の思 い、家族への思いに忠実に生きていこうとするのだ。こうしてペルの旅は、自身のあ り方を問い、大切なものをたしかめる、真の自分探しの旅となった。  厳しい社会背景、きれいごとばかりではない人間模様、そこに主人公の家族の過去 につながる謎がからみ、若い娘の恋めいた思いや家族愛も加わって、短い作品ながら も密度の濃い内容だ。同時に、大げさな感情表現を抑えた語り口と、ペルのひたむき さゆえか、どこか不思議な清涼感が漂う。現実と非現実、強さとはかなさがあいまっ た独特の作品世界に、いつしか引きこまれていた。ローゾフは凛とした筆致で、少女 が女性へと成長していく姿をあざやかに描きだした。その姿からは、現実は厳しくと も、自分で選びとった人生を生きる――そんなメッセージが伝わってくる。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【作】Meg Rosoff(メグ・ローゾフ):1956年米国ボストンに生まれる。ハーバード 大学卒業後、ニューヨークで10年間出版や広告の仕事に携わったのち、英国ロンドン に移り住む。デビュー作 "How I Live Now"(『how i live now わたしは生きてい ける』小原亜美訳/理論社)で2004年ガーディアン賞、"Just in Case"(『ジャスト インケース 終わりのはじまりできみを想う』堀川志野舞訳/理論社)で2007年カー ネギー賞を受賞。ロンドン在住。 【参考】 ▼メグ・ローゾフ公式ウェブサイト http://www.megrosoff.co.uk/ ▽メグ・ローゾフ作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://yamaneko.org/bookdb/author/r/mrosoff.htm                                 (児玉敦子) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●賞速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★2012年国際アンデルセン賞候補者発表(受賞者の発表は2012年3月) ★2011年ニュージーランド・ポスト児童図書賞受賞作品発表 ★2011年ビスト最優秀児童図書賞発表 ★2011年ブランフォード・ボウズ賞ショートリスト発表(受賞作品の発表は7月6日) ★2010年度アンドレ・ノートン賞受賞作品発表 ★第58回産経児童出版文化賞発表 ★2011年LIANZA(ニュージーランド・アオテアロア図書館情報協会)主催              児童文学賞候補作品発表(受賞作品の発表は8月8日) ★2011年ガーディアン賞ロングリスト発表(受賞作品の発表は10月) ★2011年チルドレンズ・ブック賞受賞作品発表  海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」を ご覧ください。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=award ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●イベント速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★展示会情報  釧路市立美術館「けんぶち絵本ワールド」  板橋区立美術館「2011イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」 など ★講座・講演会情報  教文館 子どもの本のみせ ナルニア国「今泉吉晴氏講演会」  クレヨンハウス「三浦太郎氏講演会」 など ★イベント情報  第18回東京国際ブックフェア など  詳細やその他のイベント情報は、「速報(イベント情報)」をご覧ください。なお、 空席状況については各自ご確認願います。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=event                            (笹山裕子/冬木恵子) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●世界のお祭り●第25回 夏至祭(ノルウェー・スウェーデン) 6月24日頃 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日本では、6月半ば過ぎといえば梅雨真っただ中。そのため、日本人にはあまり実 感がわかないかもしれませんが、この時期、北半球では1年でもっとも日照時間が長 くなる夏至の日がやってきます。冬の間なかなか太陽の恵みを得ることができない北 欧の人々にとって、夏至の到来を祝う「夏至祭」は、夏の喜びの頂点でもある大切な お祭りです。今回は、北欧の中でもノルウェーとスウェーデンの夏至祭をご紹介しま す。  夏至祭は、キリスト教の聖人「洗礼者ヨハネ」に捧げられたお祭りでもあります。 洗礼者ヨハネは、キリストに洗礼を授けたと新約聖書に記されている大変重要な聖人 で、6月24日が誕生日に当たります。そのため、多くの国で夏至祭は、昔から天体暦 の夏至の日ではなく、6月24日が当日とされてきたようです。ノルウェーではその前 日23日に、「夏至祭前夜」を盛大に祝います。フィヨルドに面した町、ヴォス周辺の 村々では、美しく着飾った子どもたちが新郎新婦となり、模擬結婚式を挙げるそうで す。民族衣装を着た小さな新郎新婦のカップルがいく組も、お付きの子どもたちをた くさん引き連れてパレードし、お菓子を食べて楽しみます。この模擬結婚式は、村の 繁栄と豊作を願う豊穣儀礼の名残りと言われています。そして夜になると、湖畔に山 と積まれた薪に火がつけられ、歌と踊りの輪が広がり、太陽の輝きがいつまでも続く ことを願います。  それでは、同じ北欧でもスウェーデンではどのように祝うのでしょうか。中世に多 くのドイツ人が移り住んできたスウェーデンには、本誌2006年6月号でご紹介した 「ヴァルプルギスの夜」など、さまざまなドイツの習慣が持ち込まれました。ところ が、ドイツでは五月祭で行われているメイポール立ては、5月初めのスウェーデンで は行うことができません。まだ寒くて、メイポールに飾る草花が咲いていないからで す。そのため、夏至祭のときに、白樺の若枝やスズラン、マーガレットなどの草花で 飾られた「マイストング」(五月柱)と呼ばれる柱を立てて祝うようになりました。 6月24日に最も近い土曜日とその前日の金曜日が祝日となり、金曜日の夕方から盛大 なお祝いが始まります。スウェーデンの中部、ダーラナ地方のレクサンドは、古くか らの伝統的な習慣を残していることで有名で、夏至祭には世界中から観光客が集まり ます。ここには、国内で5番目に大きい湖、シリアン湖があります。美しい民族衣装 で着飾った地元の人々が、葉っぱで作った大きな輪飾りを持って手漕ぎボートで湖を 渡り、町を練り歩いた後、その輪飾りをマイストングにかけ、みんなで柱を立てます。 このボートは「チャーチボート」といい、その昔、それぞれの集落からボートに乗っ て教会に通ったことからこう呼ばれています。このほかにも、ストックホルムにある、 スカンセン野外博物館の夏至祭も有名です。  さて、夏至祭のごちそうはどんなものなのでしょうか。スウェーデンの伝統的な夏 至祭の料理は、ハーブの一種ディルと一緒に茹でた新ジャガイモと、酢やさまざまな スパイスで漬け込んだニシンにサワークリームと刻んだ香草をかけたもの、そして、 デザートのいちごです。大人たちはビールやシュナップス(蒸留酒)で乾杯を繰り返 します。ごちそうと言っても、とってもシンプルですね。でも、気候的に食材の種類 が乏しかった昔のスウェーデンの人々にとっては、これが精いっぱいのごちそうだっ たのかもしれません。  ノルウェーの作家、マリア・パルの作品『ぼくたちとワッフルハート』(松沢あさ か訳/さ・え・ら書房)には、夏至祭での模擬結婚式とその後の焚き火の様子が描か れています。ただし、この模擬結婚式の新郎新婦は、なんとおじいちゃんとおばあち ゃん! 毎年カップルにさせられている主人公の男の子と女の子が、いつもとは違う ことをしたい! と言い出したからなのです。その「いつもと違うこと」が大騒動に つながっていくのですが……続きはぜひ読んでお楽しみください。そして、『日曜日 島のパパ』(ペッテル・リードベック作/菱木晃子訳/岩波書店)には、スウェーデ ンの伝統料理を楽しむ夏至祭の様子が描かれています。両親が離婚している主人公ヴ ィンニは、毎年夏休みを、パパが住んでいる日曜日島で過ごします。楽しいことが一 日中続く夏至祭の様子を、ちょっとだけご紹介しましょう。 *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*  雨がひどくなければ、あたしたちは庭でテーブルをかこむ。おとなはニシンとゆで ジャガイモを、子どもはパンにソーセージをはさんで食べる。  おとなは乾杯の歌をうたい、ビールを飲む。子どもは、コーラやサイダーを飲む。  ランチのあとは、みんなでサッカー場へおりていく。だれかがアコーディオンをひ きはじめると、お父さんたち全員が協力しあって、ポールを立てる。  それからダンスをしたり、ゲームをしたりする。ジャガイモをスプーンにのせて走 るとか、麻袋に両足を入れて、ぴょんぴょんとびながら走るとか、ケーキ食い競争と か。 *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*  袋に両足をつっこんでとびながら走ったり、スプーンにジャガイモをのせて走った りする遊びは、スウェーデンの夏至祭ではよく行われるようで、『パーシーと気むず かし屋のカウボーイ』(ウルフ・スタルク作/菱木晃子訳/小峰書店)にも、夏至祭 の思い出として描写されています。 ★参考文献・ウェブサイト 『図説 ヨーロッパの祭り』(谷口幸男・遠藤紀勝著/河出書房新社) スカンジナビア政府観光局公式ウェブサイト http://www.visitscandinavia.org/ja/Japan/                            (村上利佳/笹山裕子) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●読者の広場●海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  このコーナーでは、本誌に対するご感想・ご質問をはじめ、海外児童書にまつわる お話、ご質問、ご意見等を募集しています。mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せ ください。 ※メールはなるべく400字以内で、ペンネームをつけてお送りください。 ※タイトルには必ず「読者の広場」とお入れください。 ※掲載時には、趣旨を変えない範囲で文章を改変させていただく場合があります。 ※質問に対するお返事は、こちらに掲載させていただくことがあります。原則的に編 集部からメールでの回答はいたしませんので、ご了承ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●お知らせ●  本誌でご紹介した本を、各種のインターネット書店で簡単に参照していただけます。 こちらの「やまねこ翻訳クラブ オンライン書店」よりお入りください。 http://www.yamaneko.org/info/order.htm  本号の html 版を6月18日に公開予定です。以下の URL よりお入りください。 http://www.yamaneko.org/mgzn/bncorner.htm#html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            ・☆・〜 次 号 予 告 〜・☆・  詳細は毎月10日頃、やまねこ翻訳クラブHPメニューページに掲載します。           http://www.yamaneko.org/info/index.htm  どうぞお楽しみに! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽▲▽▲▽   海外児童書のシノプシス作成・書評執筆を承ります   ▽▲▽▲▽   やまねこ翻訳クラブ(yagisan@yamaneko.org)までお気軽にご相談ください。 PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      ☆☆ FOSSIL 〜 Made in USA のライフスタイルブランド ☆☆  独創的なデザインで世界100ヶ国以上で愛用されているフォッシルはアメリカを代 表するライフスタイルブランドです。1984年、時計メーカーとして始まったフォッシ ルは時計をファッションアクセサリーの一つと考え、カジュアルな「TREND」ライン からフォーマルなシーンにも使える「CERAMIC」など、年間300種類以上のモデルを発 売し続けています。またフォッシル直営店では、時計以外にもレザーバッグ、革小物、 ファッションサングラスなどのラインも展開しています。 TEL 03-5992-4611 http://www.fossil.co.jp/     (株)フォッシルジャパン:やまねこ賞協賛会社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。           吉田真澄の児童書紹介メールマガジン              「子どもの本だより」      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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●編集後記●夏至のころに誕生日を迎える私。日本では梅雨の真っ最中のこの日が、 子どものころはあまり好きではなかったのですが、北欧に生まれていたなら、お祭り もある最高の時だと思ったかもしれませんね。(い) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行人 佐藤淑子(やまねこ翻訳クラブ 会長) 編集人 井原美穂/植村わらび(やまねこ翻訳クラブ スタッフ) 企 画 大作道子 尾被ほっぽ 加賀田睦美 かまだゆうこ 児玉敦子 相良倫子     笹山裕子 平野麻紗 冬木恵子 村上利佳 協 力 出版翻訳ネットワーク 管理人 小野仙内     ながさわくにお ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・このメールマガジンは、「まぐまぐ」( http://www.mag2.com/ )を利用して配信 しています。購読のお申し込み、解除もこちらからどうぞ。 ・バックナンバーは、http://www.yamaneko.org/mgzn/ でご覧いただけます。 ・ご意見・ご感想は mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆無断転載を禁じます。