◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 2023年10月号    =====☆                    ☆=====   =====★   月 刊  児 童 文 学 翻 訳   ★=====    =====☆   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ☆=====                                 No.223 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌◆ ◆http://www.yamaneko.org                         ◆ ◆編集部:mgzn@yamaneko.org     2023年10月15日発行 配信数 2580 無料◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2023年10月号もくじ● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎賞情報:速報! 2023年全米図書賞児童書部門 ファイナリスト発表! ◎mikiron の親ばか絵本日誌:番外編 『びんにいれてごらん』 ◎賞速報 ◎イベント速報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●賞情報●速報! 2023年全米図書賞児童書部門 ファイナリスト発表! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  10月3日、2023年全米図書賞(National Book Awards)のファイナリスト(最終候 補作品)が発表された。  アメリカ人作家による優れた文学作品の普及と読書人口の増加を目的として1950年 に創設された本賞は、1989年から全米図書財団(The National Book Foundation)が 主催している。対象部門は時とともに変遷し、2018年から、フィクション、ノンフィ クション、詩、児童書、翻訳作品の5部門となった。前年12月1日から当年11月末日 までにアメリカで出版された(または出版される)作品を対象に、文学的価値を重視 して選考される。児童書部門は1969年に設けられ、1984年にいったん廃止されたが、 1996年に復活した。以来、ジャンルを問わずもっとも優れた児童書に贈られている。  今年は9月13日から15日にかけて各部門のロングリスト10作品が発表され、その中 から各5作品がファイナリストに選ばれた。受賞作品の発表は、11月15日の予定。  本号では、児童書部門(Young People's Literature)のファイナリストおよびロ ングリストに選ばれた作品をご紹介する。 ▼2023年全米図書賞ファイナリスト発表ページ                  (National Book Foundation ウェブサイト内) https://www.nationalbook.org/2023-national-book-awards-finalists-announced/ ▼上記ウェブサイト内、児童書部門ロングリスト発表ページ https://www.nationalbook.org/2023-national-book-awards-longlist-for-young-peoples-literature/ ▽全米図書賞(児童書部門)受賞作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/award/us/nba/index.htm (※邦訳がある作家、画家については初出の際に片仮名表記を併記しています) ★Finalists(5作) "Gather"  by Kenneth M. Cadow (Candlewick Press) "Huda F Cares?"  by Huda Fahmy (Dial Books for Young Readers) "Big"  by Vashti Harrison (Little, Brown Books for Young Readers) "The Lost Year: A Survival Story of the Ukrainian Famine"  by Katherine Marsh (Roaring Brook Press) "A First Time for Everything"  by Dan Santat (First Second)  "Gather" は、わが家を守るために立ち上がる少年の奮闘を、愛犬との絆とともに 描いたYA作品。バーモント州の田舎に暮らす Ian Gray の前に、ある日1匹の大型 犬が現れた。食べ物を自分でとってくることから Gather と名づけ、親に隠れて飼い はじめる。Ian はバスケットボールチームを辞め、仕事を探し、薬物依存から立ち直 ろうとしている母親の世話に追われていたが、Gather が大きな支えとなった。何が あっても大切な家を手放すまいと心に誓う Ian は、近所の人々の持ち物を修理して お金を稼ぐことにした。そんな中、Ian と Gather を思いがけない悲劇が襲う。作者 の Kenneth M. Cadow(ケネス・M・カドウ)の作品では、絵本『アルフィーのいえ で』(ローレン・カスティーヨ絵/佐伯愛子訳/ほるぷ出版)が邦訳されている。長 年教師をしていた経験にもとづき、初めてのYA作品となる本書を執筆したという。  "Huda F Cares?" は、移民2世でムスリムの Huda Fahmy による半自伝的グラフィ ックノベル。2021年に刊行された "Huda F Are You?" の続編である。5人姉妹の次 女で高校生の Huda は、前作で引っ越しと転校を経験。本作では、家族とディズニー ワールドに出かけるのだが、姉や妹とはすぐ口げんかになり、ムスリムらしい服装や 行動は人々の視線を集めてしまう。Huda が姉妹との関係や自身のアイデンティティ を見つめ直す過程を、ほどよく脱力したイラストと自虐的な語りでユーモラスに表現 した作品だ。Fahmy は元英語教師。SNSに公開していた漫画が人気を博し、2018年 に "Yes, I'm Hot in This: The Hilarious Truth about Life in a Hijab" のタイ トルで書籍化されたのをきっかけに作家デビューした。  "Big" は、ボディポジティブと自己受容をテーマとする絵本。赤ちゃんの頃からい つも笑顔で、夢いっぱいにすくすくと成長した少女は、ある時から大柄な自分を恥じ、 常に場違いだと感じるようになった。しかし、少女の大きな体には、大きな心が宿っ ていた。少女はやがて、悪意ある言葉に耳を貸さない強さ、ありのままの自分を受け 入れる勇気を身につけていく。作者の Vashti Harrison は、歴史を変えた黒人女性 たちを中心に取り上げた絵本 "Little Leaders" シリーズでデビュー。"Sulwe" (Lupita Nyong'o 文)で2020年コレッタ・スコット・キング賞画家賞オナーに選ば れた。太っていることに対する社会的偏見に問題意識を持つ中で、この作品の着想を 得たという。  "The Lost Year: A Survival Story of the Ukrainian Famine" は、ニューヨーク 州出身の Katherine Marsh(キャサリン・マーシュ)による長編小説だ。大飢饉に見 舞われた1930年代のウクライナ、同時期のニューヨーク・ブルックリン、コロナ禍に あえぐ現代のニュージャージー州。物語は3つの舞台を行き来しながら、ある家族の 歴史をひもとき、困難な時代を果敢に生き抜こうとする人々の姿を描きだす。作者は、 デビュー作 "The Night Tourist"(『ぼくは夜に旅をする』堀川志野舞訳/早川書房) で2008年MWA賞児童図書部門を受賞。これまでに6作品を発表している。  "A First Time for Everything" は、作者自身の少年時代を題材にしたグラフィッ クノベルだ。L.A.郊外の町に暮らす中学2年生の主人公は、学校で目立たない内 気な「いい子」。3週間にわたる欧州への修学旅行に嫌々ながら参加するが、そこで 待っていたのは、新たな友人たちとの出会いや、初めて夜の街をさまよう高揚感、そ して初めての恋だった。数々の「初体験」と少年の心模様を描く、爽やかな成長スト ーリーだ。どこかノスタルジックなタッチの絵は、作品の舞台である80年代後半の雰 囲気にもマッチする。タイにルーツをもつ作者 Dan Santat(ダン・サンタット)は、 "The Adventures of Beekle: The Unimaginary Friend"(『ビ−クル ゆめのこども のおはなし』谷川俊太郎訳/ほるぷ出版)で2015年にコールデコット賞を受賞。 ★Longlist(5作) "Simon Sort of Says"  by Erin Bow (Disney-Hyperion Books) "Forget Me Not"  by Alyson Derrick (Simon & Schuster Books for Young Readers) "Hidden Systems: Water, Electricity, the Internet, and the Secrets Behind the Systems We Use Every Day"  by Dan Nott (Random House Graphic) "Parachute Kids"  by Betty C. Tang (Graphix) "More Than a Dream: The Radical March on Washington for Jobs and Freedom"  by Yohuru Williams and Michael G. Long  (Farrar, Straus and Giroux Books for Young Readers)  "Simon Sort of Says" は、12歳の少年 Simon が家族とともに小さな町に引っ越し てくる場面から始まる。実はその町では、宇宙空間の生命体を探す研究のため、電波 の使用がいっさい禁じられていた。だが、故郷の町でつらい出来事を経験した Simon にとって、インターネットが使えず、誰も自分の名前を検索することのない新たな暮 らしは理想的だった。過去を捨て去り、友だちにも恵まれる Simon だったが、平穏 な日常に変化が訪れる。カナダ在住の作者 Erin Bow は物理学者として働きながら執 筆を続け、詩を含む10冊近くの著作は数多くの賞を贈られている。  "Forget Me Not" の主人公は、保守的な町で生まれ育った韓国系アメリカ人の少女 Stevie。18歳の夏、同性の恋人 Nora と駆け落ちする直前に事故に遭い、2年分の記 憶を失ってしまう。一度は乗り越えたはずの性的志向や人間関係の問題に、白紙状態 で再び向き合う主人公の苦悩は、ほかの青春小説にはない鋭さで読者の心をえぐる。 作者 Alyson Derrick は、私生活のパートナーでもある Rachael Lippincott との共 著でYA小説の "She Gets the Girl" を2022年に発表。単著は本作が第1作となる。  "Hidden Systems: Water, Electricity, the Internet, and the Secrets Behind the Systems We Use Every Day" は、Dan Nott による科学グラフィックノベルだ。 世界で日々利用される公共インフラの仕組みを、洗練されたシンプルな線画で分かり やすく解説。植民地政府や巨大資本が築いてきたシステムの不平等性を指摘しつつ、 正しい理解と技術の活用は公平で持続可能な社会を実現し得るという希望も示してい る。Nott は、自由や民主主義など社会的なテーマを得意とする漫画家・イラストレ ーター。2021年には、漫画作品などを扱う独立系出版社を共同で立ち上げた。  "Parachute Kids" は、台湾出身の作者 Betty C. Tang の実体験に基づくグラフィ ックノベル。題名の「パラシュート・キッズ」とは、親元を離れて異国で就学・生活 する子どもを指す言葉で、親たちは我が子に「より良い未来」を託して送り出す。本 作の主人公、10歳の台湾の少女 Feng-Li は3人きょうだいの末っ子で、1981年の休 暇に家族で米国を訪れる。楽しかった家族旅行の最後に両親から告げられたのは、子 どもたちだけで米国に残って暮らす計画だった。14歳の兄と16歳の姉と共に、知人家 族の家で始まる新生活。戸惑いつつも言葉や文化の壁を越えようと奮闘する姿をポッ プな色づかいで描いた、アメリカンドリームの一端が垣間見える意欲作だ。  "More Than a Dream: The Radical March on Washington for Jobs and Freedom" は、ノンフィクションの読み物で、1963年のアフリカ系アメリカ人による歴史的なデ モ行進を題材としている。運動の一翼を担いながら、有名なキング牧師のかげに隠れ て注目されてこなかった人々の足跡を、当時の新聞記事や写真をふんだんに盛り込ん で丁寧にたどる力作だ。アフリカ系アメリカ人の作家・運動家で、大学で教鞭をとる 教育者でもある Yohuru Williams と、20世紀アメリカの公民権運動や政治について 数多くの著作を発表してきた Michael G. Long が共同で執筆した。 《参考》 ▼Kenneth M. Cadow 紹介ページ(National Book Foundation ウェブサイト内) https://www.nationalbook.org/people/kenneth-m-cadow/ ▼Huda Fahmy 公式ウェブサイト https://hudafahmy.com/ ▼Vashti Harrison 公式ウェブサイト https://www.vashtiharrison.com/ ▼Katherine Marsh 公式ウェブサイト https://katherinemarsh.com/ ▼Dan Santat 公式 X(旧 Twitter) https://twitter.com/dsantat ▼Dan Santat 紹介ページ(Macmillan Publishers ウェブサイト内) https://us.macmillan.com/author/dansantat ▼Erin Bow 公式ウェブサイト https://www.erinbow.com/ ▼Alyson Derrick 紹介ページ(Simon & Schuster ウェブサイト内) https://www.simonandschuster.com/authors/Alyson-Derrick/178619847 ▼Dan Nott 公式ウェブサイト https://dannott.com/ ▼Betty C. Tang 公式ウェブサイト https://bettyctang.com/ ▼Yohuru Williams 公式 X(旧 Twitter) https://twitter.com/YohuruWilliams ▼Yohuru Williams 紹介ページ(Macmillan Publishers ウェブサイト内) https://us.macmillan.com/author/yohuruwilliams ▼Michael G. Long 公式 X(旧 Twitter) https://twitter.com/MichaelGLong2 ▼Michael G. Long 紹介ページ(Macmillan Publishers ウェブサイト内) https://us.macmillan.com/author/michaelglong                       (松倉真理/山本みき/綿谷志穂) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●mikiron の親ばか絵本日誌●番外編 『びんにいれてごらん』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  わたくし mikiron が2021年4月から13回にわたって、息子「青(しょう)ちゃん」 との日常を記しつつ、お気に入りの絵本をご紹介していた本コーナー。連載は終了し ましたが、今回は番外編として、絵本との出会いを久しぶりに綴ってみたいと思いま す。どうぞおつきあいくださいませ。  早いもので、青ちゃんが小学生になって半年が経ちました。最初の頃は、なかなか 帰ってこないので探しに行ったら通学路から外れて松ぼっくりを拾っていたり、通学 途中に転んであごを4針縫うけがをしたりと、心配の種が尽きませんでした。今では、 ようやく友だちと一緒にまっすぐ帰ってくるようになり、ホッとしています。暑さに めっぽう弱いため、帰宅するといつも汗びっしょり、シャツまでずぶ濡れなので、思 わず笑ってしまいます。  ひらがなやカタカナを読めるようになった彼は、図書館や学校から借りてくる、お ばけや恐竜の登場する読み物に夢中で、最近ではほとんど絵本を開きません。親の読 み聞かせがいらなくなり、寝る前にも自分で好きな本を音読しているので寂しく思っ ていたところ、家に新しい絵本が届きました。やまねこの絵本プレゼント交換企画 (※)でいただいた、『びんにいれてごらん』(デボラ・マルセロ文・絵/なかがわ ちひろ訳/光村教育図書)です。実は、以前にも図書館で借りて一緒に読んだことが あったのですが、やはり手元にずっと置いておける本となると青ちゃんもうれしいよ うで、喜んでページをめくり、わたしに読み聞かせてくれました。  ウサギの男の子ルウェリンは、いろんなものをびんに入れて集めています。それぞ れのびんの中身は、きんぽうげの花や鳥の羽根、小石などさまざま。ある日の夕方、 さくらんぼシロップ色に染まった空と海を眺めていると、エブリンという女の子に出 会いました。仲良くなったふたりは、雨上がりの空の虹、波の音、しめった風など、 すてきなものを集めはじめました。どれもびんに入るはずのないものばかりなのに、 なぜかふたりのびんにはちゃんと入るのです。ところがエブリンは、遠い町へ引っ越 すことになり……。  収集癖があり、どんぐりやセミの抜け殻、キャラクターのグッズなどを大量に集め るのが好きな青ちゃんの目には、びんに入れて集めるという行為が魅力的に映ったら しく、家の壁一面にびんがずらりと並ぶ場面を食い入るように見ていました。不思議 なびんに入っている、ふたりで見た夕焼け空や、雪合戦やスケートで遊んだ冬景色は、 まさに「思い出」そのもの。大切な思い出、美しいものを見た記憶をびんに入れてお くという発想が見事です。引き出しにしまい込むのではなく透明なびんに入れて並べ ておけば、必要なときにいつでも手にとり、中身を眺めることができるからです。  子育てするようになり、自分の子どもの頃を思い出す機会が増えました。友だちと ふざけながら帰った田んぼ道、傷や落書きだらけの机、塩素の匂いが鼻につくプール など、こまごまとした記憶が子どもの成長とともに引き出されていくのです。自分で はすっかり忘れたつもりだったものが、どうやらきちんとびんに入れて心の棚に並べ てあったようです。大人から見れば取るに足らない出来事であっても、子どもにとっ てはひとつひとつが新鮮で、驚きに満ちたものなのかもしれません。これから大小さ まざまな経験を通じて、かけがえのない思い出の詰まった「びん」を、棚に収まりき らないくらいたくさん集めていってほしいと思います。大人になって、苦しい時にそ れを手にとれば、きっと自分を支える力になってくれるはずだから。 ※絵本プレゼント交換企画: 会員が各自おすすめの絵本をプレゼントし合う、やまねこ翻訳クラブ25周年記念企画。 【参考】 ▽本誌バックナンバー「親ばか絵本日誌」コーナー http://www.yamaneko.org/mgzn/corner/oyabaka.htm                                 (山本みき) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●賞速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」を ご覧ください。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=award ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●イベント速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★展示会情報  千葉市美術館    企画展「new born 荒井良二          いつも しらないところへ たびするきぶんだった」  軽井沢絵本の森美術館「アメリカ絵本の魅力」 など ★講座・講演会情報  群馬県立館林美術館「堀内誠一 絵の世界展&講演会『絵を愛した父』」  三重県立美術館   「宮城県美術館所蔵 絵本原画の世界2022-23     &講演会『ふくらむ絵本世界―宮城県美術館の絵本原画コレクションから』」                                     など ★イベント情報  板橋第一中学校「板橋区民まつり『絵本のまちひろば2023』」 など  詳細やその他のイベント情報は、「児童書関連イベント情報掲示板」をご覧くださ い。なお、空席状況については各自ご確認願います。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=event  X(旧 Twitter)アカウントでも最新情報を提供していますので、どうぞご注目く ださい。 ▽やまねこ翻訳クラブ*イベント情報 X(旧 Twitter) https://twitter.com/YamanekoEvent                           (山本真奈美/冬木恵子) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●お知らせ● ・本誌に対するご感想をはじめ、海外児童書にまつわるお話、ご質問、ご意見等をお 待ちしています。mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。ご質問等は本誌 に掲載させていただく場合があります。 ・本誌の html 版(ウェブ版)は、発行日から5日後に公開予定です。以下の URL よりお入りください。 http://www.yamaneko.org/mgzn/bncorner.htm#html ・11月号は定期休刊です。次号(2023年12月号)の配信は12月15日の予定です。お楽 しみに! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ =- PR -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=      ★☆メールマガジン『海外ミステリ通信』 隔月15日発行☆★           http://honyakuwhod.blog.shinobi.jp/ 未訳書から邦訳新刊まで、あらゆる海外ミステリの情報を厳選して紹介。翻訳家や 編集者の方々へのインタビューもあります!    〈フーダニット翻訳倶楽部〉 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- PR -= ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=    ◇各掲示板の話題やクラブの動きなど、HOT な情報をご紹介しています◇ ★やまねこ翻訳クラブ Facebook ページ https://www.facebook.com/yamaneko1997/ ★やまねこ翻訳クラブ X(旧 Twitter)  やまねこアクチベーター       https://twitter.com/YActivator  やまねこ翻訳クラブ☆ゆる猫ツイート https://twitter.com/yamanekohonyaku  やまねこ翻訳クラブ*イベント情報  https://twitter.com/YamanekoEvent  巷で見かけたやまねこたち      https://twitter.com/ChimataYamaneko *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●編集後記●当クラブ恒例の「やまねこ賞」が11月に行われます。どの作品が選ばれ るのでしょうか。結果は、次号12月号でご紹介します。どうぞ、お楽しみに!(み) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発 行 やまねこ翻訳クラブ 編集人 三好美香/森井理沙/平野麻紗(やまねこ翻訳クラブ スタッフ) 企 画 赤塚きょう子 尾被ほっぽ かまだゆうこ 蒲池由佳 はまさきひろみ     冬木恵子 松倉真理 山本真奈美 山本みき 綿谷志穂 協 力 ながさわくにお みちこ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・このメールマガジンは、「まぐまぐ」( http://www.mag2.com/ )を利用して配信 しています。購読のお申し込み、解除は下記のページからお手続きください。 http://www.mag2.com/m/0000013198.html ・バックナンバーは、http://www.yamaneko.org/mgzn/ でご覧いただけます。 ・「月刊児童文学翻訳」編集部 連絡先 mgzn@yamaneko.org ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆無断転載を禁じます。