[293] ポプラ社/『コーラムとセフィーの物語〜引き裂かれた絆〜』『パーフェクトコピー』他(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年11月17日 (水) <URL>
『コーラムとセフィーの物語〜引き裂かれた絆〜』
マロリー・ブラックマン作
冨永 星訳
原題:Noughts & Crosses
2001年、子どもたち自らが決めるイギリスのChildren's Book Awardを見事に受賞した。深刻で暗い物語だが、読者を捉えて最後の一行まで決して離さない力をもつ。そして読み終わって長い月日が過ぎてもずっと心の中で重く響きつづける名作だ。
『パーフェクトコピー』
アンドレアス・エシュバッハ作
山崎恒裕訳
原題:Perfect Copy
ES細胞やクローンの問題などは、最先端医療の進歩に欠かせない技術である一方、その倫理性が大きな社会反響をよんでいる。昨年ナンシー・ファマーの House of the Scorpion ではクローン人間の少年に視点を合わせ、全米図書賞、ニューベリー賞オナーとプリンツ賞オナーという数々の栄光をあびた。エシュバッハはまた全く違った作品でクローン人間の問題をとりあげた。ぜひおためしあれ。
『ねずみの騎士 デスペローの物語』
ケイト・ディカミロー作
ティモシー・バジル・エリング絵
子安亜弥訳
原題:Tale of Despereaux:
Being the Story of a Mouse, a Princess,
Some Soup, and a Spool of Thread
人間のお姫さまに恋をして、ねずみ界を追放されたハツカネズミ、デスペロー。ははおやをなくして悲しみをかかえる美しいお姫さま。地下牢の闇に住み、光にあこがれと憎しみを抱くドブネズミ。いつか自分がお姫さまになるとしんじている下ばたらきの娘。それぞれのかなわぬ思いは、どこへゆくのでしょうか。
愛と許し、そして勇気と希望に満たされた、暖かい物語。2004年ニューベリー賞の話題作! 映画化も決定している。
他作品も一挙更新!
[292] 福音館書店/『スピリット島の少女 ――オジブウェー族の一家の物語』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年11月09日 (火) <URL>
『スピリット島の少女
――オジブウェー族の一家の物語』
The Birchbark House
ルイーズ・アードリック
宮木陽子 訳
ISBN 4-8340-0637-9
定価 1785円(税込)
物語はこのオマーカヤズの視点で、日々の生活が語られる。時代は1847年、場所は北アメリカ五大湖のひとつ、スペリオル湖にあるモーニングワネーカニングという島。現代の暮らしとはまった違うその生活ぶりも読んでいておもしろいが、時を越えても少女が楽しいこと、つらいことに一喜一憂する様は、いまの少女と変わらなく親しみを感じる。オマーカヤズの子どもらしい、気持ちの大きなゆれや、小さな発見に喜ぶ姿はとても愛らしい。「あぁ、わかる、わかるその気持ち」とうなずきながらページを繰る。
この時代の生活は、ただ静かに流れるものではなく、白人との戦いや、きびしい冬の対処、そして天然痘のような恐ろしい病気など、苦しいことも多々ある。しかし、楽しいことも同じくらい描かれ、読後は豊かな世界の余韻にひたれるだろう。
[291] あすなろ書房/『絵本 ジャンヌ・ダルク伝』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年11月09日 (火) <URL>
『絵本ジャンヌ・ダルク伝』Joan of Arc
ジョセフィーン・プール文
アンジェラ・バレット絵
片岡しのぶ訳
定価1575円(税込)
あのジャンヌ・ダルクの生涯を描いた絵本です。
神の声に従ってフランスを救ったジャンヌの運命が、史実に沿って語られます。
丹念に描きこまれた絵の美しさは必見!
[290] ■ 光村教育図書/『ポップコーンをつくろうよ』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年11月06日 (土)
『ポップコーンをつくろうよ』
THE POPCORN BOOK
トミー・デ・パオラ(Tomie dePaola) 作
福本友美子 訳
ISBN4-89572-642-8
本体価格 1400円(税別)
アメリカらしさを感じさせるお菓子、ポップコーンの歴史を、ふたりの男の子が、ポップコーンをつくりながら紹介します。アメリカ大陸先住民の何千年からの食べ物で、ポップコーンを直接、火であぶってつくっていたこともあるそうです。
明るく軽いタッチの絵で、ポップコーンにまつわるアメリカの歴史を楽しく伝えます。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/mitumura/index.htm
[289] 白水社/『猫に名前はいらない』『ノリーのおわらない物語』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年11月04日 (木) <URL>
『猫に名前はいらない』
A.N.ウィルソン
小竹由美子 訳
ISBN 4-560-04794-4
定価 1680円
語り手は、表紙絵にあるさすらい猫。人間につけられた名前は、パフテイル、フラフッィー、ミルドレッド、マイルズなどなど。伝記作家として評価の高いウィルソンは大の動物好き、特に猫が好きだとか。そのウィルソンがさすらい猫の人生を書いた。訳者もあとがきで「猫の言葉がわかるイギリスの作家、A.N.ウィルソンが立ち聞きして書きとめたものです。と言いたくなるほど「猫の視点」でつづられた、まあいわば、ノラ猫の自叙伝でしょうか。」と記しているほど、読んでいる間は猫になった気分で、読了後は人間社会をぐるりと見渡す旅を終えた余韻が残る。
『ノリーのおわらない物語』
The Everlasting Story of Nory
ニコルソン・ベイカー
Nicholson Baker
岸本佐知子 訳
ISBN 4-560-04783-9
定価 2100円(税込)
エレノア・ウィンスロウのふだんの呼び名はノリー。
ノリーには実在のモデルがいて、作者ニコルソン・ベイカーの当時9歳の娘が実際に語ったり経験したことだという。でも、物語はノリーの一人称で語られているのではなく、三人称。三人称で書かれた、子供の視線が作者独特の味付けになっている。
一見とりとめなさそうに、いや、確かにとりとめはないのだけれど、父親である作家の鋭い観察眼が随所にぴかぴか光っている物語。頭の中で読み終わったノリーの物語の断片が浮かぶのが心地よい。
[288] 朔北社/『オシリカミカミをさがせ!』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年10月16日 (土) <URL>
『オシリカミカミをさがせ!』
De billenbijters
リンデルト・クロムハウト 文
アンネマリー・ファン・ハーリンゲン 絵
野坂悦子 訳
ISBN 4-86085-016-5
定価1260円
ここ1週間、町を大騒がせしている正体とは!?
トイレに入ると「いたい!!」
見るとおしりから血がにじんでいる。
こんなことが、あちこちのトイレで起こったのだ。
けがをした人たちは、病院へ行った。
でも先生にはわからない。
人々はそのわけのわからないものに名前をつけた。
オシリカミカミ、と。
さあ、さがせ、さがせ。オシリカミカミはどこだ。
[287] あすなろ書房/『魔女の子どもたち』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年10月08日 (金)
『魔女の子どもたち』
アーシュラ・ジョーンズ文
ラッセル・エイト絵
みはらいずみ訳
本体1300円+税
原題"The Witch's Children"
ユーモラスな絵が楽しい、読み聞かせにぴったりの絵本です。
いつもおぼえたての魔法で、おかしな珍騒動を引き起こす3兄弟、魔女の子どもたちが、公園にやってきた!
今日も何が起こるやらと、公園の住人たちは木の上に避難して、そっと見守りますが、魔女にいちゃんが親切のつもりでしたことが、やっぱりとんでもないコトに!
魔女ねえちゃんが助け船をだしますが、騒動はますます大きくなるばかり。さて、困りきったみんなを救った、ちび魔女ちゃん最強の呪文とは……?
イギリスで出版された絵本の中で、もっともすぐれた作品の画家に対して贈られる賞、ケイト・グリーナウェイ賞の2001年度最終候補作です。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/asunaro/index.htm
[286] BL出版/『エレーナのセレナーデ』『サティさんはかわりもの』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年09月30日 (木) <URL>
『エレーナのセレナーデ』
文★キャンベル・ギースリン
絵★アナ・ファン
訳★小島希里
ISBN 4-7764-0076-6
定価 1575円(税込)
エレーナの父さんはガラス吹き職人。魔法のようにガラスの美し瓶を次々つくりあげている。毎日それをみていたエレーナは「あたしもガラス吹きになりたい!」でも、父さんは「女の子のガラス吹きなんて、きいたことがない」とまったくとりあわない。よし、それなら男の子に変装して修業に出るぞ! とエレーナは出発する。道すがら、ロバに会い、ミチバシリに会い、コヨーテに会い、たどりついたとある工房。そこでエレーナは他の職人たちに「なにかやってみせな」と言われ、父さんがいつもしていたように長いさを持ち、息を深くすった……。
『サティさんはかわりもの』
文/M.T.アンダーソン
絵/ペトラ・マザーズ
訳/今江祥智&遠藤育枝
ISBN 4-7764-0078-2
定価 1470円(税込)
小さい時から音楽が大好きで、演奏と作曲を学ぶための学校にも通ったサティ。でも、たいていの人に受け入れられず、学校も途中でやめてしまう。パリのカフェ「黒猫亭」に通うようになり、ようやくサティを受け入れる人たちに出会い、仲間ができた。恋もした。でも、サティはやっぱりかわりもののサティ。貧しさからはぬけだせず、すぐにかんしゃくをおこして一人ぼっちになる。39歳の時、音楽の勉強をするために学校にもどった。卒業してからは意欲的に音楽をつくり、いつまでも若々しかった。しかしそんなサティも病にたおれ、最後に残した言葉は……。
[285] 偕成社/『タトゥーママ』『ダストビン・ベイビー』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年09月29日 (水) <URL>
『タトゥー・ママ』
ジャクリーン・ウィルソン 作
小竹由美子 訳
ニック・シャラット 絵
ISBN 4-03-726710-1
定価 1680円(税込)
数ある自作品の中で、最も好きな作品がこの『タトゥー・ママ』だとジャクリーン・ウィルソンは言っている。一読すると、確かにほかの作品にはない密度濃いウィルソンの世界がみえてくる。
ドルフィンのママ、マリゴールドは全身にタトゥーがある。33歳のバースデーにも記念にとまた一つ増えた。スターはこんなママはもう結構とばかりに、最近ではまともに口をきかなくなってしまう。でも、ドルフィンはいつも姉のスターとばかり仲良くしていたマリゴールドが自分を向いてくれるので、ちょっぴりうれしい。2人のパパはそれぞれ別人だけど、ママは一緒。スターのパパであるミッキーに会いたい!というのがマリゴールドの口癖だけど、スターもドルフィンも、ミッキーが本当に存在するのかと疑っていた。でも、劇的な再会が! 3人の生活はどうなる??
『ダストビン・ベイビー』
ジャクリーン・ウィルソン 作
小竹由美子 訳
ニック・シャラット 絵
ISBN 4-03-726700-4
定価 1470円(税込)
これは、生まれた直後にはだかのままで、ピザ屋のゴミ箱に捨てられたエイプリルの物語。さまざまな施設を転々としたあと、マリオンという旧知の女性の里子になったエイプリル。友達もでき、毎日楽しい生活なのだが、14歳の誕生日にハプニングが起こる。プレゼントにほしかったケータイがもらえなく、心底がっかりしたエイプリルは、ふとしたことから自分探しをはじめる。その日、エイプリルの足は学校へ向かわず、過去へ向かったのだ。とはいえ、タイムスリップしたわけではない。自分の面倒をみてくれた人の家や施設に足を運び、思い出を探し始めた……。
[284] ■ 光村教育図書/『いのり−聖なる場所』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年09月28日 (火)
『いのり−聖なる場所』
SACRED PLACES
フィリモン・スタージス(Philemon Sturges) 文
ジャイルズ・ラロッシュ(Giles Laroche) 絵
さくま ゆみこ 訳
ISBN4-89572-641-X
本体価格 1800円+税
ヒンドゥー教、仏教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の、世界中の聖なる場所を美しいペーパークラフトで再現して紹介する絵本。様式と構造を解説し、各宗教の歴史を説明するなど、充実した一冊です。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/mitumura/index.htm
[283] 平凡社/『ちょうちょのくに』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年09月14日 (火) <URL>
『ちょうちょのくに』
ジビュレ・フォン・オルファース 作
秦 理恵子 訳
ISBN 4-582-83221-0
定価 1575円(税込)
オルファース最後の作品――
わたしたちにオルファースが最後にみせてくれた作品が、この『ちょうちょのくに』です。
ちょうちょの国で、さなぎからかわいらしい蝶へと変化するさまが、やわらかい子どもの表情にでています。
ひらひらりとまう蝶に、子どもたちはいつでも目をうばわれます。
その蝶がうまれる国はどんなところなのかしら。
おしまいのページの行列は、オルファースはどのような思いで描いたのでしょう。
静かで荘厳な空気に満ちたページです。
[282] リトル・ドッグ・プレス/『しょうぼうていハーヴィ ニューヨークをまもる』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年09月11日 (土) <URL>
『しょうぼうていハーヴィ
ニューヨークをまもる』
マイラ・カルマン 作
矢野顕子 訳
ISBN 4-925219-90-1
定価 1890円(税込)
消防艇ハーヴィは1931年、ニューヨークで誕生した。
それはよく晴れた日。
ハーヴィはニューヨーク市にある12艘の消防艇の中で一番速くて、ぴっかぴっか!
桟橋でおきた火事をすばやく消し、
なにかの記念式のときには水をびゅうって吹き上げてお祝いをする。
でも、時がたっていくと、ぴっかぴっかのハーヴィも年をとる。
もう消防艇としてはお役目おしまいになってしまう。
でも、「別に火事を消さなくたって、なんだか楽しそう。だからハーヴィをもう一度ぴっかぴっかにしよう!」って
ことになり、ハーヴィは、ハーヴィを愛する人々の力で、また川にもどってきた。
そして、もう一度、消防艇として活躍する時が……。
[281] さ・え・ら書房/『ホリス・ウッズの絵』他2冊(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年09月08日 (水) <URL>
『ホリス・ウッズの絵』
パトリシア・ライリー・ギフ 作
もりうち すみこ 訳
ISBN 4-378-00786-X
定価 1680円(税込)
!2003年ニューベリー・オナー作品!
ホリス・ウッズは生後1時間で捨てられた孤児。里親がみつかるたびに、ホリスは面倒をおこしては逃げ出した。里親から里親へ。けれど、リーガン家と彫刻家であるジョージーの家はちょっと違った。ホリスも絵を描く11歳の芸術家。ジョージーとホリスの生活にリズムがでてきた頃、ジョージーと暮らせない事情がでてきてしまう。福祉事務所は新しい里親をまた紹介するが、ホリスは……。
『泥かべの町』
デボラ・エリス 作
もりうち すみこ 訳
ISBN 4-378-00788-6
定価 1365円(税込)
タリバン政権下のカブールで髪を切り少年となって働いていたショーツィアを覚えてるだろうか?「アフガンを生きぬく少女」三部作の1作目『生きのびるために』に登場したショーツィアだ。
ショーツィアは、アフガニスタンを脱出し、パキスタンの難民キャンプにたどりつく。お金をためてフランス行っていい生活をしたい、それがショーツィアの夢なのだが、現実は泥かべで区切られた居住区で、食べて屋根の下で眠るのがやっとのこと。いつまでもここにいては夢はかなえられない、とショーツィアは愛犬ジャスパーと共に、難民キャンプから逃げ出す。しかし、厳しい状況が変わるわけではない。ペシャワールについてショーツィアは路上生活者となる……。
『おばあちゃんの記憶』
エルヴェ・ジャウエン 作
小野 ゆり子 訳
ISBN 4-378-00787-8
定価 1680円(税込)
ヴェロは13歳の少女。大好きなおばあちゃんがアルツハイマー病を発症してしまい、一人で暮らすことができなくなり、ヴェロの家族と一緒に住むことになった。ヴェロの家族は、翻訳家のママ、哲学の教師であるパパ、高校生の兄さん、ギョーム。ヴェロたちは、おばあちゃんを歓迎しますが、実際に生活を共にすると、ハプニングばかり。
美しいブルータニュの土地で、すくすく成長していくヴェロの姿とともに、記憶をどんどん失っていくおばあちゃんの姿。世界中のあちこちを旅し、すてきな恋愛もしたおばあちゃんの思い出はすべて消えてしまい、ヴェロはある誓いをたてる――。
[280] ソニー・マガジンズ/『ポメロはタンポポのしたがすき』他3冊(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年08月16日 (月) <URL>
『ポメロは
たんぽぽのしたがすき』
ラマウナ・バデスキュー 文
ベンジャマン・ショ 絵
野坂悦子&いぶきけい 訳
ISBN 4-7897-2266-x
定価 1,365円(税込)
A4の紙の大きさを半分にしたくらいの小さな絵本。
1冊に3つのお話が入っているので、ページ数はちょっぴり多め。
背表紙はピンクで本棚にいれても、ちょっぴり目立つ。
さて、ポメロとは?
とても小さくて、鼻がすごぉぉぉぉぉぉぉぉぉく長い、ピンク色をしたゾウです。
どのくらいちいさいかって?
アリさんと遊べるくらいちいさいの、すごいでしょ。
そのポメロのすきなもの、こわいもの、ながいはなのお話が聞けるのです。
********************
このほかにも少し遅れましたが以下の3冊もご紹介しています。
『エラゴン』ドラゴンライダー1
遺志を継ぐ者
大嶌 双恵 訳
1,995円(税込)
ISBN 4-7897-2230-9
ドラゴンライダーとは……
竜と心を交わし、強靭な体と魔法を受け継ぎ、剣の使い手である誇り高き種族のこと。
主人公、15歳の少年エラゴンはそのライダーのひとり。かつては、ライダーたちの力で栄華を誇っていた森の山脈の国アラゲイジアは、いまはそのころの様子をとどめていない。エラゴンはあるとき、幼少のドラゴンと出会い育てることになる。そのことが、エラゴンの生きていく先を大きく変えていくことになり……。
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『きみはおおきくてぼくはちいさい』
グレゴワール・ソロタレフ 作
武者小路 実昭 訳
1,470円(税込)
ISBN 4-7897-2235-X
しずかな気持ちになる絵本。
いっぴきのちいさな子どものゾウと、ちいさくもなければ、おおきくもない王さまのライオンが出会う。ふたりは、一緒にいる時間が長くなるにつけ、離れられない不思議な結びつきを感じる。散歩をしたり、遊んだり、しかしいつのまにか……。
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"むぎゅっ”とっちゃった
クリストファー・パオリーニ 著
イザベル・アスマ 絵
ロランス・クレインベルジェ 文
久保 純子 訳
1,260円(税込)
ISBN 4-7897-2236-8
ビビ・シェリのママにはもうすぐ赤ちゃんが生まれるのです。ママのおなかはおおきくて、まるくて、赤ちゃんが動いているのもわかるくらい素敵なのだけど、ビビは楽しくありません。ママが赤ちゃんの準備でビビとあまり一緒にいてくれないからです。そうしたら、かいじゅうザンザンがあらわれて……。
[279] ■ 光村教育図書/『メアリー・スミス』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年07月23日 (金)
『メアリー・スミス』
MARY SMITH
アンドレア・ユーレン(Andrea U'Ren) 作
千葉茂樹 訳
ISBN4-89572-640-1
本体価格 1400円+税
夜明け前、メアリー・スミスは家を出て、乾いた豆をチューブにこめると、吹いて飛ばして、よその家の窓に当てる。一体なにをしているの?
イギリスに実在した「めざまし屋」の仕事を紹介するノンフィクション絵本。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/mitumura/index.htm
[278] ダイヤモンド社/『海のはてまで連れてって』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年07月13日 (火) <URL>
『海のはてまで連れてって』
アレックス・シアラー
金原瑞人 訳
ISBN 4-478-93052-X
定価 1,365円(税込)
この物語はぼくとクライヴが、いつもならおばあちゃん家で過ごすはずの夏を、そうではなくて父さんの船で過ごすことにしたことが書いてある。ぼくたちは父さんといたかった、置いていかれたくなかった。それが一番したかったことだから――。
物語にちりばめられているユーモアに大笑いし、心に染みる場面ではただただジーンときます。
主人公の双子の少年たちともにシアラーワールドを堪能しよう!
[277] 柏艪舎/『薔薇と嵐の王子』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年07月13日 (火)
『薔薇と嵐の王子』ROSA E BREZZA
著/ジョルジュ・サンド(George Sand)
画/ニコル・クラヴルー(Nicole Claveloux)
訳/田中眞理子
柏艪舎(はくろしゃ) 2004年7月1日発行
ISBN:4-434-04570-9 定価2200円(2095円+税)
わたしは子どものころ、花の言葉を知りたくてたまらなかった。花がささやくのを聞いていたから。そっと歩く練習をして、花たちに気づかれないようになったわ。そしてとうとう、花の言葉が聞き取れるようになったの。そしてある日、野薔薇さんたちに、微風さんが薔薇のはじまりを話してくれるのを聞いたの。それはね……。
ジョルジュ・サンドが孫娘に残した13篇の童話の1篇を、ニコル・クラヴルーの画で編集した絵本です。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/hakurosya/index.htm
[276] セーラー出版/『きいろとピンク』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年07月08日 (木) <URL>
『きいろとピンク』(新装版)
ウィリアム・スタイグ作
おがわえつこ訳
ISBN4-88330-147-8
定価1300円(税別)
お天気のいい日、ちいさな木の人形がふたつ、古新聞の上で目をさまします。まるっこくて背の低いほうはピンクに、ほそくて背の高いほうはきいろにぬってありました。
みかけがちがうふたりは、性格も対照的。瞑想的なきいろと現実的なピンクが「われわれはどこからきて、どこにいくのか」という深遠なテーマを論じ合います。
1989年に出版された同タイトルの新装版。
[275] 講談社/『だいじょうぶ くまくま』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年07月08日 (木) <URL>
『だいじょうぶ くまくま』
アレックス・デ・ウォルフ作
野坂悦子訳
ISBN4-06-262198-3
定価1,575円(税込)
よみきかせ:幼児から/ひとりよみ:小学校低学年から
子ぐまのくまくまは、しょんぼりしています。
なかよしの少女マーイケが、入院してしまったからです。
くまくまは、病院のマーイケのところに行こうとします。
初めて、ひとりでまちに出かけるのですが……。
くまくまは、マーイケに、あえるでしょうか?
[274] 主婦の友社/『スピーク』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年06月21日 (月) <URL>
『スピーク』
speak
ローリー・ハルツ・アンダーソン
金原瑞人 訳
ISBN 4-07-239758-X
定価 1470円(税込)
ようこそ! メリウェザー・ハイスクールへ
という楽しげな章のタイトルとは裏腹に、高校生活一日目の朝が始まる。
大嫌いなスカートをはき、まっさらなノートを七冊抱えて家を出る。胃が痛い。
(中略)
わたしはひとりぼっち。
「わたし」――メリンダの独白で高校生活が語られる。
所属するグループもなく、両親はいそがしく伝えたいことはメモに書くやりとり。声を発することなく、音のない声でメリンダは語る。
つまらない授業、話しかけてくれる友人もいない。
メリンダは重苦しく語らない。事実をなるべくそのままに淡々と連ねる。時にユーモラスに。
一学期、二学期、三学期がすぎる。
時間はただ流れるだけではない。メリンダも自分の「声」を求めて心を整理し、前進するチャンスをうかがう。
その時はきた。
メリンダの「声」に耳をすまそう。
[273] 第三編集部/『ダルシマーを弾く少年』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年06月18日 (金) <URL>
『ダルシマーを弾く少年』
トア・セイドラー 作
ブライアン・セルズニック 絵
大島英美 訳
ISBN 4-591-08144-3
定価 1365円(税込)
物語は19世紀末、アメリカが舞台。
ひとりの男が、大きなかごのようなものを持って一見の家を訪れるところからはじまる。
奥方の妹が亡くなり、ふたのついた柳行李が男の手から渡された。
中には、小さな男の子が2人がねむっていた!
茶色の髪がウィリアム、金色がジュール。
両方とも生後10か月です。
父親が、この子らにあげられるのは、このダルシマーだけです。
このちいさな紙片に書かれていた文字はこれだけ。ウィリアムとジュールはこうしてカーバンクル家に住むことになった。それは幸福のはじまりではなかったのだが。日々の生活にも苦しいカーバルン家での暮らしは楽しいことは少ない。そんななか、ウィリアムはふとしたことから、柳行李に一緒にはいっていたダルシマーを弾く機会に恵まれる。美しい細工が施されたダルシマーを、ウィリアムは甘美に奏ではじめ、その音楽は、一度も口をきかない弟ジュールの目を輝かせた。しかし、カーバルン家の経済状況は悪化し、とうとうダルシマーを売り飛ばす話がでてしまう。そこでウィリアムは、ある決意をした……。
★やまねこオリジナルの作者の作品紹介付き!
作品リストへのリンクもあります!
[272] 朔北社/『エンジェル翼をひろげる』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年06月17日 (木) <URL>
『エンジェル翼をひろげる』
ジュディ・デルトン 作
岡本浜江 訳
ISBN 4-86085-006-8
定価 1365円(税込)
シリーズはエンジェル一家の物語。
お母さんと弟のボロとエンジェルの3人家族が心模様、生活の様子がエンジェルの目を通して語られています。
この巻は、お母さんと結婚したルディの国、ギリシャへみんなで出かけることになったところから始まります。
ものごとが変わるのを好まないエンジェルにとっては、お母さんが再婚したことや、赤ちゃんが生まれたことでも大変だったのに、今度はギリシャ! ずっと住むわけではないけれど、まとまった休暇として家を離れるのもエンジェルには負担大です。イロイロなことを乗り越えて、エンジェルたちはギリシャに到着。着いたからといって、エンジェルの心が平安になるわけではありません。でも、あったかいルディのお父さん、お母さん(エンジェルにとってはおじいちゃん、おばあちゃん)と、徐々に気持ちが近づきます。私はこの物語の、ゆっくりうごく気持ちの様子が大好きです。
[271] 講談社/『ママが おうちに かえってくる!』『こねこのプティ』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年06月11日 (金) <URL>
『ママが おうちに かえってくる!』
トメク・ボガツキ絵
ケイト・バンクス文
木坂涼訳
ISBN4-06-262197-5
定価1,680円(税込)
よみきかせ:3さいから/ひとりよみ:5さいから
ママが もうすぐ おうちに かえってくる!
おみせを でて、えきに ついて でんしゃに のって…。
そのころ おうちでは パパが ばんごはんの したくで おおいそがし。
『こねこのプティ』
フィリップ・ゴーサンス絵
アンヌ=マリ・ベアス文
石津ちひろ訳
ISBN4-06-262196-7
定価1,680円(税込)
よみきかせ:3さいから/ひとりよみ:5さいから
パトリシアとこねこのプティはとってもなかよし。
でもね、ある日、プティがいなくなってしまったの。
たいせつなペットをなくしたすべての人に捧げる
やさしく不思議な物語
[270] ■ 光村教育図書/『うみべのステラ』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年06月04日 (金)
『うみべのステラ』
STELLA, STAR OF THE SEA
メアリー=ルイーズ・ゲイ 作
江國香織 訳
ISBN4-89572-637-1
本体価格 1400円+税
ステラとサムの姉弟は海岸にきました。サムは海を見るのははじめて。でも、ステラはサムが生まれる前に1度、海を見たことがあります。だから海の秘密をみんな知っていて、サムにいろいろと教えてあげます。
「ヒトデって、うみに こいしちゃった ながれぼしなのよ」
「ステラ」シリーズ第3弾。
今回もステラとサムの会話がユーモラスで魅力的です。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/mitumura/index.htm
[269] 求龍堂/『チョコレート・アンダーグラウンド』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年06月03日 (木) <URL>
チョコレート・アンダーグラウンド
アレックス・シアラー 著
金原瑞人 訳
ISBN 4-7630-0420-4
定価 1260円(税込)
帽子を深くかぶったチョコレート色の少年は、口にしているのもチョコレート。
表紙をさわっただけで、おいしい匂いがしてきそうなシアラーの新作!
現代の某国で選挙に勝利したのは〈健全健康党〉。
彼らは政権をとるやいなや、〈チョコレート禁止法〉を発令した。
スマッジャーと友人のハントリーはチョコレート大好き少年だ。2人は考えた。いくら法律とはいえ、これが正しいというのか! 少年たちはおかしいと思う法律に立ち向かう。
まずはチョコレートを密売する計画をたてた。仲間が少しずつ集まってくる。
しかし、事はすすんでいるようで、ひたひたと危険もせまってきていた。
チョコレートの未来は?!
[268] BL出版/『ジベルニィのシャーロット』ほか2冊(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年05月27日 (木) <URL>
『世界をかえた魚 タラの物語』
マーク・カーランスキー 文
S.D.シンドラー 絵
遠藤育枝 訳
ISBN 4-7764-0017-0
定価 1575円(税込)
アメリカやヨーロッパの歴史に大きな影響を与えたといわれるタラ。この絵本では、そのタラの生態から、歴史上はたした役割、さまざまな料理法などを紹介し、ひじょうに興味深い1冊になっています。
『ドラゴンマシーン』
ヘレン・ウォード 作
ウエイン・アンダースン 絵
岡田淳 訳
ISBN 4-7764-0049-9
定価 1680円(税込)
幻想的な絵がドラゴンの存在をリアリティたっぷりにみせてくれます。ジョージの考えたドラゴン対策は、とってもすてきですよ!
『ジベルニィのシャーロット』
ジョアン・マックファイル・ナイト 文
メリッサ・スウィート 絵
江國香織 訳
ISBN 4-7764-0050-2
定価 1680円(税込)
1892年、シャーロットは家族でジベルニィに到着しました。画家である父親が、この絵のように美しい村で絵を描きたいと望んだからです。シャーロットは、親友からお餞別にもらった日記帖に、ジベルニィでの生活を綴り始めました。その記録がこの絵本です。
シャーロットは実在の人物ではありませんが、内容は史実に基づき、当時ジベルニィに移住した画家たちの名画がふんだんに紹介されています。コラージュもちりばめられ、シャーロットのような女の子が実際いたのだろうなと想像をふくらますのも楽しいでしょう。
[267] 少年写真新聞社/「ガラスのうしモリーのおはなし」シリーズ(メープルストリート新刊情報・やまねこ翻訳クラブ会員訳書) 投稿者: 投稿日:2004年05月21日 (金) <URL>
『モリーはにんきもの』
ISBN 4-87981-172-6
『モリーとまいごのなかまたち』
ISBN 4-87981-173-
『モリーのなつやすみ』
ISBN 4-87981-174-2
『モリー テレビにでる』
ISBN 4-87981-175-0
各定価 840円(税込)
モリーはみんなに好かれています。
その魅力は、モリーのすてきなからだ。
ゼノおじさんと牧場の仲間達にかこまれて、モリーの毎日は楽しくっておもしろい!
あったかくてやさしい絵。
心がうれしくなるような楽しい物語。
リズミカルな訳文は、おはなし会などの読み聞かせ経験たっぷりの杉本詠美さんの翻訳です。
[266] 岩波書店/『今からでは遅すぎる』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年05月20日 (木) <URL>
『今からでは遅すぎる』
It's Too Late Now
The Autobiography of a Writer
A.A.ミルン
石井桃子 訳
ISBN 4-00-022136-1
定価 3780円(税込)
『クマのプーさん』として、あまりにも有名なA.A.ミルン。
1975年に『ぼくたちは幸福だった ミルン自伝』(原昌・梅沢時子訳/研究者)として刊行された本書が、このたび石井桃子さんの新訳で読めるようになった。原書刊行は1939年。
ミルンが子どもの本を書いたのは、作家活動のうち5年くらいの間だけだった。
『クマのプーさん』がもたらした成功と苦しみはここでは詳しく語られていない。
ミルンがどのような幼少時代をおくったのか、大好きな兄ケンと過ごした幸福な時が、ユーモアを交えて語り、作家にいたるまでの時がつづられている。幼少年時代、中学・高校時代、大学時代、フリーランス時代、編集助手時代、アマチュア軍人時代、作家時代と、区切りをつけられた章の中で、特に12歳までを記した幼少年時代は、ミルンがケンと過ごした時が生き生きと描かれ、まるでさんさんと光がふりそそいでいるようだ。
[265] 白水社/『ハーメルンの笛吹きを追え!』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年05月18日 (火) <URL>
『ハーメルンの笛吹きを追え!』
ビル・リチャードソン 著
代田亜香子 訳
ISBN 4-560-04780-4
定価 1680円(税込)
『ハーメルンの笛吹き』はとても古いお話です。(中略)
この本はその子どもの物語です。笛吹きの伝説が生まれたのは中世で、ハーメルンという町はいまもドイツにあります。けれども、この物語はそういった事実とは関係がありません。ここどはないどこかで、いまではないあるときに、くりひろげられる物語なのです。
冒頭 「伝説」より
語り手は101歳のペネロピー。
11歳の誕生日におきた不思議な話を語ってくれる――。
ペネロピーの子どもの頃は「イレブニングの儀式」という女の子の特権があった。
大人の女性の仲間入りをする日であり、森の奥深くに住んでいる賢者、カスバートに未来と才能を占ってもらうのだ。
ペネロピーはわくわくしていた、もうすぐイレブニングの日! ところが、その日を境にすべてが変わってしまう。
カスバートの所には行くのではなく、来てもらうことになり、ペネロピーの才能はディープ・ドリーミングだと教わる。
それはどんな才能? そして、ペネロピーはなにをしなくてはいけないの?
[264] あかね書房/『ヒーラーズ・キープ』上下(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年05月17日 (月) <URL>
『ヒーラーズ・キープ』
上 ―守りたいもの―
下 ―たましいの砦―
ヴィクトリア・ハンリー 作
金原瑞人&石田文子 訳
上 ISBN 4-251-06291-4
下 ISBN 4-251-06292-2
定価 各1680円(税込)
ミーヴはスリヴィーア国の奴隷。
出生に秘密があり、いまは奴隷とはいえ、もとは高貴な生まれの娘。しかし、本人はそのことを知らない。
美しい容姿、そして美しい声をもっているミーヴだが、日々、奴隷として浴場ではたらき、お客様の背中に香油をぬりマッサージをするのが仕事だった。ある日、彼女にきたお客は、財力と残酷さが語りぐさになっている男、モーレン候だった。モーレン候との出会いは、ミーヴにとって自分を知る一歩ともなる……。
サラはベランドラ国の王女。16歳の彼女はいやし人の能力があると認められ、ヒーラーズ・キープ(いやしの砦)で学ぶことになる。どんないやしの力があるのかを特定するのは、ミスティヴとよばれる魂の洞察者だ。ヒーラーズ・キープに到着したサラはドージャンとバーンの2人と最初に出会う。彼らの出会いが、シャドウ・キング(影の王)に近づくことになる。
まったく別の場所いたミーヴとサラは運命によって出会う。そして、それぞれのもついやしの力で、いやしの砦を破壊しようとたくらむ影の王と闘うことに。なぜ、ヒーラーズ・キープがねらわれるのか。影の王とはなにものか。
[263] 偕成社/『ヴァーチャルウォー』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年05月14日 (金) <URL>
『ヴァーチャル ウォー』
グロリア・スカンジンスキ 作
唐沢則幸 訳
ISBN 4-03-744610-3
定価 1470円(税込)
未来の地球では、限定核戦争と伝染病の蔓延で人口が激減。
汚染されていないわずかな領土をもとめ、3つの連合体が議事戦争を行う。
兵士は、遺伝子工作された子どもたち。1チーム3人、それぞれが指令、攻撃、防御を担当する。
小さいころから、友人などもたず、最高評議会が準備したメンダーがこの物語の主人公コーガンを育ててきた。戦争に勝つ兵士をつくるために。チームを組まされることになった、シャーラとブリッグは、コーガンとはまた違う複雑な生い立ちをもっていた。
シャーらやブリッグとの違いを知るにつけコーガンは、自分はなんだろうと考える。しかし、ゆっくり考える時間を持つ間もなく、日々訓練についやされる。
擬似戦争の結果はなにをもたらすのだろう……。
[262] アスラン書房/『いやだあさまであそぶんだぃ』『デイジーとあそぼう』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年05月13日 (木) <URL>
『いやだ あさまで あそぶんだぃ』
ヘレン・クーパー あく
ふじた しげる やく
ISBN 4-900656-38-0
定価 1680円(税込)
夜になると、小さい子どものいる家ではこんな会話がかわされているのではないだろうか。
「おやすみのじかんよ!」
「いやだーい!」
そう、ぼうやの家も同じです。ぼうやは一晩中あそびたい。ぼうやはおもちゃの自動車に乗って家から出て行きました。車のスピードが速すぎてお母さんは追いつけません。ぼうやは、とらにあいます、汽車にあいます……、そのほか出会うものたちは、みなこれから眠りにつくところ。さて、ぼうやはどうするでしょう ――。
『デイジーとあそぼう』
リサ・コッパー さく
いわき としゆき やく
ISBN 4-900656-37-2
定価 1155円(税込)
デイジーは、3匹の子犬のお母さん。赤ちゃんの友達もいます。赤ちゃんは子犬たちと遊びたくて、いろんな遊びに誘います。でも、みーんな「やだもん!」
さて、みーんなが賛成した遊びはなんでしょう?
ラストは元気な「はーい!」も聞こえてきます。
[261] すばる舎/『熱い書評から親しむ感動の名著』(メープルストリート新刊情報・やまねこ翻訳クラブ会員共著) 投稿者: 投稿日:2004年05月12日 (水) <URL>
『熱い書評から親しむ感動の名著』
bk1with熱い書評プロジェクト 著
ISBN 4-88399-347-7
定価 1680円(税込)
オンライン書店bk1から書評本がつくられた。
ご存知の通り、オンライン書評は個人サイトも含めいまやあちこちで見受けられる。
その中でも目に留まりやすいのが、オンライン書店だろう。
本をゆっくり自分のペースで選べ、お気に入りのレビュアーが推薦していたら、ついつい購買欲がそそられるのも楽しみ。
66冊の本がそれぞれ66人のレビュアーによって書かれた本書。もしかしたら、いずれどこかネットでも読むことになっていたのだろうか。
bk1with熱い書評プロジェクトと名づけられた面々が古典作品から現代文学まで、多岐にわたる本が紹介されている。
ちなみに、やまねこ翻訳クラブ会員が書いた本は『ドン・キホーテ』
[260] アートン/『うしとトッケビ』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年05月12日 (水) <URL>
『うしとトッケビ』
イ・サン 文
ハン・ビョンホ 絵
おおたけ きよみ 訳
ISBN 4-901006-67-3
定価 1575円(税込)
トッケビをご存知ですか?
日本でいう、鬼や天狗のような存在――そのトッケビがこの絵本に登場します。
この物語は作者によるものですが、下敷きとなっているのは、日本でもどこか聞いたことのある伝承昔話です。
あるところに、トルセという薪売りが一人で暮らしていました。いえ正確には、大事にしている牛と暮らしていますのでまったくの一人というわけではありません。ふたりは、ある夜にトッケビと出会いました。トッケビは仲間とはぐれてしまい、困っているところでした。トルセに、ふたつきの間だけ、牛のおなかで過ごさせてもらえないかとお願いします。お礼もしますから、と。トルセは了承し、トッケビは牛の口からおなかに入っていきました、さてさて、どうなるでしょう。
[259] 青山出版社/『ホエール・トーク』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年05月10日 (月) <URL>
『ホエール・トーク』
whale talk
クリス・クラッチャー
金原瑞人、西田登 訳
ISBN 4-89998-050-7
定価 1680円(税込)
しごくまっとうでそして、むちゃくちゃかっこいいとしか言えない小説がこれだ。
どんなにごたくを並べても、とにかく読んでみて、が一番いいオススメ言葉なのかもしれない。
ザ・ダウ、通称T・Jは2歳の時にドラッグにおぼれた母親から、白人夫妻にひきとられた。
弁護士の母さんは主に児童虐待事件を扱っている。父さんは、収入ゼロだが、時々バイクの修理などでお金をもらい、それ以外は子どもに関わるボランティアをして生活している。
事は、T・Jの通っている高校がスポーツにバカがつくほど熱心な学校だったことからはじまる。
T・Jは勉強もできるが、スポーツも万能だ。しかし、決してクラブに入ろうとはしなかった。人にうるさく指図されるのがいやだからだ。たいていのコーチは指図をいやがる生徒を嫌う。そんなT・Jだが水泳チームに入ることになり、それもただ入るだけでなく、かなりいい成績を出す目的をもってチームづくりをはじめた。誘ったり、案内をみて集まってきたのは7人は個性たっぷりの面々。
こんな物語があるのだと、感嘆した。
登場人物がたちのぼってくるような存在感、だめな人間もいい人間もそれぞれに生きていることを実感する物語。
[258] 講談社(読み物)/『ロラおばちゃんがやってきた』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年04月22日 (木) <URL>
『ロラおばちゃんがやってきた』
フーリア・アルバレス 作
神戸万知 訳
ISBN 4-06-212313-4
定価 1470円(税込)
ロラおばちゃんが、ドミニカ共和国からやってきた。
どこにって? ミゲルとファニータの家に!
2人の両親は離婚してニューヨークを離れ、ここヴァーモントでママと3人暮らしになった。
学校が終わってまっくらになるまで、子どもたちだけで過ごすことを心配したママが、ロラおばちゃんにヘルプを求め、すぐさまロラおばちゃんはたくさんの荷物をもってやってきてくれたのだ。
オウムの形をしたピニャータ(お菓子入れ)や、ドミニカの国旗が入った筒。おばさんの日用品に親戚たちからのたくさんのお土産。
ミゲルたちの家が、にぎやかになる――。
[257] アリス館/『ペドロの作文』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年04月21日 (水) <URL>
『ペドロの作文』
アントニオ・スカルメタ 文
アルフォンソ・ルアーノ 絵
宇野和美 訳
ISBN 4-7520-0272-8
定価 1365円(税込)
ペドロは誕生日に両親からボールをもらいました。
それはペドロの欲しい革製のボールではなく、軽いビニールのボールでしたので、ペドロはとてもがっかりしました。
それでも、ペドロは近所の友達とそのボールでサッカーをして楽しみます。
遊んでいる時、友達のダニエルのお父さんが銃をかまえた軍人につれされていくのを見ました。
その後、学校でペドロたちは作文を書くことになります。
作文の題はあらかじめ決まっていて、それは「わが家の夜のすごしかた」です。
[256] 柏書房/『子どもを本好きにする50の方法』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年04月15日 (木)
『子どもを本好きにする50の方法〈+おすすめ本300冊〉』
さくまゆみこ 著
柏書房 2004年4月10日発行
定価(本体1500円+税)
ISBN 4-7601-2493-4
長年編集者・翻訳者としてたくさんの児童書を紹介してきた著者が、自らの経験をまじえ子どもたちに読書習慣を身につける方法を紹介。赤ちゃんから中・高校生まで幅広い年齢の子どもたちを、本の世界に導くヒントが書かれています。
「おすすめ本300冊」はテーマ別に分類され、内容紹介や索引も充実。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/kashiwa/index.htm
[255] 岩崎書店/『かぜひいちゃった日』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年04月15日 (木) <URL>
『かぜひいちゃった日』
キム・ドンス 作・絵
ピョン・キジャ 訳
ISBN 4-265-06812-X
定価 1365円(税込)
見返しの絵は背景がまっくろ。
暗やみの中、ライトをつけたキックボードに乗っているのは、はだしの女の子。
頭には赤いバケツ、バケツの中には羽根がいっぱい!
タイトルは「かぜひいちゃった日」、ふーむ。いったいどんな話なの?
[254] 国土社/『マルチ・メディアと美術 現代美術のゆくえ』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年04月13日 (火) <URL>
『マルチメディアと美術
現代美術のゆくえ』
アントニー・メイソン 著
八木 恭子 訳
ISBN 4-337-21404-6
定価 2940円(税込)
1945年、第二次世界大戦がおわり、西洋美術の中心はヨーロッパからアメリカへと移っていきます。
20世紀後半に登場した美術界の流れの多くが、アメリカで進化し花ひらいていくのです。
美術が時代とともに進化していく様が、その発想や素材から感じられます。
著者、アントニー・メイソンは「はじめに」の中で、「ほんとうの意味で、美術には国境がなくなったといえる」と語っています。
この巻も訳者紹介を掲載しています。
[253] ほるぷ出版/『うさぎのおうち』『ねぇ、わたしのことすき?』『すべての子どもたちのために』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年04月13日 (火) <URL>
『うさぎのおうち』
マーガレット・ワイズ・ブラウンぶん
ガース・ウィリアムズえ
松井るり子やく
ISBN4-593-50428-7
定価1300円(+消費税)
季節は春! こうさぎがおうちを探してはしります。
「いわのかげか いしのしたか みきのうろか つちのあなか」
うさぎのおうちは、どこにあるのでしょう?
あたたかな春の日差しを思わせるウィリアムズの絵、それに寄り添うリズミカルな文章をお楽しみください。
『ねぇ、わたしのことすき?』
カール・ノラックぶん
クロード・K・ディボワえ
河野万里子やく
ISBN4-593-50427-9
定価1300円(+消費税)
ハムスターのロラシリーズ第5弾、ロラにおとうとが生まれました。うれくしてたまらないロラですが、ちょっとはりきりすぎ。あかちゃんハムスターはふぎゃあ、ふぎゃあと泣き出してしまいます。「わたしのことすきじゃないのかなあ」心配になるロラ。
弟や妹が生まれたときの複雑な気持ちが描かれた絵本です。
『すべての子どもたちのために 子どもの権利条約』
キャロライン・キャッスル文
池田香代子訳
ISBN4-593-50426-0
定価1300円(+消費税)
難解な条文をシンプルな表現にし、世界的に有名な画家が絵を描いた、子どもにわかりやすい、子どもの権利条約の絵本。
[252] セーラー出版/『だれかさんの目』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年04月13日 (火) <URL>
『だれかさんの目』
マイケル・グレイニエツ絵と文
ほその あやこ訳
ISBN4-88330-146-X
定価1500円(+消費税)
ママザルはコザルたちに「知らないだれかさんとおはなしするときはね、だれかさんの目をみておはなしするのよ」といいました。ママザルのいうことをきいて、コザルのペペは「だれかさん」の目をじーっとみつめます。そして、だれかさんたちとお友だちになりました。ところが、ある日出会っただれかさんは……。
元気いっぱいのコザルくんが描かれた表紙。なかを開くともっと元気なペペに会えます。
[251] パロル舎/『マルラゲットとオオカミ』『つきねこ』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年04月09日 (金) <URL>
『マルラゲットとオオカミ』
マリイ・コルモン さく
ゲルダ・ミューラー え
ふしみ みさを やく
ISBN 4-89419-285-3
定価998円(税込)
おんなのこの名前はマリー・オルガといいます。
みんなからは、マルラゲットとよばれていますので、この本の紹介でもマルラゲットとよぶことにします。このお話は、マルラゲットが、森にきのこをとりに行くところからはじまります。するとオオカミが登場し、マルラゲットをさらおうとするのですが、ハプニングがおこり、友情が芽ばえます。人間とオオカミ、はたしてどんな関係がつくれるのでしょう――。
『つきねこ』
アルベルティーヌ・ドウゥルタイユ さく・え
ふしみ みさを やく
ISBN 4-89419-284-5
定価998円(税込)
自由で気ままなのらねこが、お月さまの下でしなやかな体をみせてくれます。ツタにつかまって逆さまに壁をおりる、キャベツ畑をつっきる、おっと、そうこうしているうちに、窓のあいている家の中にはいりこんで……。
[250] 国土社/『想像と個性の競演 モダン・アートのはじまり』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年04月08日 (木) <URL>
『想像と個性の競演
モダン・アートのはじまり』
アントニー・メイソン 著
木村 尚美 訳
ISBN 4-337-21403-8
定価 2940円(税込)
時代は1900年代にうつります。美術界の大きな変革がおしよせ、新世代の画家が登場しました。
ピカソは現実の世界を幾何学の形に分解して、それを画面で再構成し私たちにみせます。
マティスは、実際とはまったくことなる色づかいで表現しました。
抽象美術もうまれ、ダリやマグリットもふしぎな構図をみせてくれました。
[249] ■ 光村教育図書/『おはようサム』『おやすみサム』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年04月06日 (火)
『おはようサム』
"GOOD MORNING SAM"
メアリー=ルイーズ・ゲイ作
江國香織訳
定価1,260円(本体1,200円+税5%)
IBSN 4-89572-638-X
『おやすみサム』
"GOOD NIGHT SAM"
メアリー=ルイーズ・ゲイ作
江國香織訳
定価1,260円(本体1,200円+税5%)
IBSN4-89572-639-8
既刊『ステラ もりへいく』、『ゆきのひのステラ』のステラの弟サムの絵本。
『おはようサム』では、朝、サムは姉のステラにおこされたけれど、なかなか身支度ができません。
『おやすみサム』では、夜、サムはベッドにはいったけれど、いつもいっしょに寝る犬のフレッドがいなくてなかなかねむれずに、ステラをおこします。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/mitumura/index.htm
[248] 晶文社/『人類最高の発明アルファベット』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年04月04日 (日) <URL>
『人類最高の発明
アルファベット』
ALPHA BETA
――How our alphabet shaped the western world
ジョン・マン John Man
金原瑞人 訳
杉原七重 訳
ISBN 4-7949-6605-9
定価2520円(税込み)
アルファベットの発想とその伝播に焦点を置いた1冊。
著者、ジョン・マンはエジプト、ローマ、現代とテーマを絞り、アルファベットがたどった道を探る。
「はじめに」で著者はアルファベットの強みは「不完全だからこそ実用的だという点にある」という。
[247] さ・え・ら書房/『ママは行ってしまった』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年04月03日 (土) <URL>
『ママは行ってしまった』
クリストフ・ハイン 作
松沢あさか 訳
ISBN 4-378-00785-1
定価1365円(税込)
ウラはママやパパ、2人のお兄さんカレルとパウルの5人家族です。
ママは映画のディレクターで台本を書いたり、撮影のためにあちこち飛び回って仕事をしています。
パパは彫刻家です。ママとは反対にずっと家にいて、庭で石をけずったりわったりしながら石像をつくるのです。
ウラには仲良しの友だちもたくさんいます。大好きな友だちと大好きな家族に囲まれ、ウラの毎日は平和で楽しくすぎていました。
ところが、突然ママが病気になり行ってしまいました……。
[246] 柏艪舎/『わたしの赤い自転車』 投稿者: 投稿日:2004年03月31日 (水)
『わたしの赤い自転車』
著/アデレ・グリセンディ(Adele Grisendi)
訳/菅谷 誠
ISBN:4-434-04096-0
定価1500円(1429円+税)
1950年代から60年代にかけ、イタリア中北部エミーリア地方の農家に育った著者が、幼いころからの思い出を四季をおりまぜて語ります。
大家族で暮らし、村中が顔見知りだった時代。
家族の衣類を足踏みミシンで女たちが縫い、パスタは家で作る。
『一切無駄はなし』の生活が、作者の幼少期から思春期の思い出を交えて綴られた1冊。
記憶の中のパスタやチーズの数々、クリスマスのトルテッリーニに、真夏のジェラード。
おいしそうな描写も楽しめます。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/hakurosya/index.htm
[245] 清流出版/『恋に死す』(メープルストリート刊行情報) 投稿者: 投稿日:2004年03月25日 (木) <URL>
『恋に死す』
中野京子
ISBN 4-86029-058-5
定価 1680円
ドイツ語の児童書翻訳者としても知られる中野京子さんの著作。
中野京子さんは、こういう恋の本を書きたいと長く心にあたためてきたと「あとがき」で記しています。
その恋とは……。
年代順に恋が語られていく。日本の紹介されている23人の女性のうち3人。
ひとりは、最初に紹介される14歳の、大納言久我雅忠の女二条。『とはずがたり』の作者である二条の恋は激しく奔放。あこがれの君から恋歌と着物の贈り物が届いたその年に、15歳年上の後深草院の後宮入りをしなくてはいけなくなる。しかし忘れられない初恋の君とは……。
すごい、これすべて10代のことだとは。
小さい本だが、大きなエネルギーを感じる1冊。
[244] 幻戯書房/『本は生まれる。そして、それから』(メープルストリート刊行情報) 投稿者: 投稿日:2004年03月24日 (水) <URL>
出版のまわりにいる人、社会、それらに関心のある人に読んでほしい本。
『本は生まれる。
そして、それから』
小尾俊人
ISBN-4-901998-00-5
定価3990円(税込)
敗戦の年に、友人2人と共にみすず書房を創業。
以来、編集責任者として45年を過ごした著者、小尾俊人――。
この本は、さまざまな違う機会、場所で書かれたり話をしたものを集めたものです。
出版者の内省と記録、そこから深い示唆に富む言葉が、読み手にずしりと手渡されます。
[243] あすなろ書房/『「知」のビジュアル百科3〜5』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年03月23日 (火)
「知」のビジュアル百科 5 楽器図鑑
ニール・アードレー著 本体2000円 2004.3 Eyewitness Guides Music
「知」のビジュアル百科 4 化石図鑑
ポール・テイラー著 伊藤恵夫 日本語版監修 本体2000円 2004.3 Eyewitness Guides Fossil
「知」のビジュアル百科 3 樹木図鑑
デビッド・バーニー著 中村武久 日本語版監修 本体2000円 2004.3 Eyewitness Guides Tree
あの「ビジュアル博物館」を新装・改訂、世界の<不思議>が写真でわかる百科図鑑シリーズ、第2弾は「樹木」「化石」「楽器」の3冊です。
いずれも、写真とイラストが満載!
子どもから大人まで、楽しみながら基礎知識が身につく世界のベストセラーシリーズです。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/asunaro/index.htm
[242] 国土社/『アトリエから戸外へ』(メープルストリート新刊情報・やまねこ翻訳クラブ会員訳書) 投稿者: 投稿日:2004年03月22日 (月) <URL>
『アトリエから戸外へ
印象派の時代』
アントニー・メイソン 著
武富博子 訳
ISBN 4-337-21402-X
定価 2940円(税込)
14世紀にはじまるルネサンスの時代――この時の名画を1巻め『人間美の追求』でご覧になられましたか。
2巻め、時は19世紀にうつります。この時代は、フランスの美術界で印象主義がとりいれられました。
著者の「はじめに」を読むと、「はじめて印象派の絵を見た人たちは、まるで完成していないスケッチのようだといって、ばかにした」そうです。でも安心してください。すぐに美術界の大きな流れとして認められました。
翻訳者、武富さんより本の魅力を教えていただいています。
[241] 小峰書店/『ペーターという名のオオカミ』ほか 投稿者: 投稿日:2004年03月17日 (水) <URL>
『ウィルフ きをつけて!』
ジャン・ファーンリー 作
金原瑞人 作
ISBN 4-338-12628-0
定価 1470円(税込)
ウィルフはねずみです。
こねずみのウィルフは毎日元気いっぱいはねまわります。
おかあさんは、ウィルフから目がはなせません。
しょっちゅうこう言わなくてはいけないのです。
「ウィルフ きをつけて!」
その声の後に聞こえる音はといえば、
つるうんっ
ばたんごろん べちゃ!
いやはや、にぎやかです。
さて、ラストには……。
『ペーターという名のオオカミ』
那須田 淳 作
ミヒャエル・ゾーヴァ 装画
ISBN 4-338-14411-4
定価 1890円(税込)
舞台はベルリン。
森で捕獲した11頭の野生のオオカミを研究所に輸送中、その車が事故にあった。檻は路上になげだされ、オオカミたちはいなくなった。その中には生後3カ月の子オオカミもいた。
主人公の14歳、山本亮は7歳の時からベルリン市に住んでいる。新聞記者の父親の転勤によって住んでベルリンだが、日本に戻る辞令が父親におりた。親の都合で2週間後だという。そんな大事なこと、ちゃんと説明してほしい――気持ちの整理がつかない亮は、兄貴のように慕っているところに家出する。家出先は下宿人がほかにもいた。彼らとの出会いがオオカミとの出会いでもあった……。
『この素晴らしき世界に生まれて』
福田隆浩 作
牧野鈴子 絵
ISBN 4-338-17418-8
定価 1470円(税込)
第2回日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞受賞作品
里美は小学校6年生。姉さん、父さん、母さんの4人暮らし。正確には、いま父さんは単身赴任中なので、ふだんは3人の生活だ。里美は聾学校に通っている。生まれつき耳が聞こえない。学校帰りに、県立図書館に寄り道するのが里美の日課だ。古い本ばかり置かれている閲覧室で、本を読むのが何よりの楽しみだった。そこで1冊の本とお婆さんに出会う。タイトルは『死の谷の王女』、お婆さんは里美にこの本を読んでくれと言う……。
[240] 主婦の友社/『(ふつうじゃない人をめざした)シーダー・B・ハートリーのまるきり嘘ではない話』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年03月12日 (金) <URL>
『(ふつうじゃない人をめざした)
シーダー・B・ハートリーのまるきり嘘ではない話』
マータイン・マレイ 著
斎藤倫子 訳
ISBN 4-07-237647-7
定価 1680円(税込み)
シーダー・B・ハートリー、これが物語の語り手の名前だ。もうすぐ12歳になる少女。母さんがヒッピー的な生き方に染まっていた時につけた名前だという。ヒッピーは木や自然のものを愛するので、自分の子どもにも愛する木や自然の名前をつけるらしい。ちなみにシーダーは「マツ科ヒマラヤスギ属の木」。
シーダーは自分のことを、こう分析する「通りでうねる大波を避けて、水たまりのほうに漂っていくタイプ」。人間の水たまりはいいものだとシーダーは思っている。たくさんのすばらしいものが沈んでいるから――というのが彼女の理由。
さて、シーダーの水たまりには誰がいるのだろう……。
もうすぐ12歳になるシーダーの水たまりがにぎやかになりはじめたのは、犬のスティンキーがきっかけ。
どんな犬かは、本文中のイラストを参照のこと――うん、かわいい。そのかわいい犬、スティンキーのおかげでカイトという少年と出会う。
[239] あすなろ書房/『てん』『「知」のビジュアル百科1〜2』ほか(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年03月02日 (火)
『てん』
ピーター・レイノルズ作 谷川俊太郎訳 本体1300円 2004.1 The Dot
お絵描きが大きらいだったワシテは、先生のひとことがきっかけで……。シンプルでユーモラスな絵が楽しい絵本。
『「知」のビジュアル百科 1 岩石・鉱物図鑑』
R.F.シムス著 舟木嘉浩 日本語版監修 本体2000円 2004.2 Eyewitness Guides Rock & Mineral
『「知」のビジュアル百科 2 結晶・宝石図鑑』
R.F.シムス&R.R.ハーディング著 伊藤恵夫 日本語版監修 本体2000円 2004.2 Eyewitness Guides Crystal & Gem
「ビジュアル博物館」シリーズが、シリーズ名をあらため、新登場!
「A4変型判オールカラー64ページで、1冊2,000円」という低価格での復刊です。
きれいな写真とわかりやすい解説で、図鑑のおもしろさをたっぷり味わえる博物図鑑。
『せかいいちゆうかんなうさぎ ラベンダー』
ポージー・シモンズ作 さくまゆみこ訳 本体1400円 2004.2 Lavender
慎重なウサギの女の子、ラベンダー。でも、ほんとうにあぶない目にあったとき、彼女は……!
『せかいいちゆうめいなねこ フレッド』
ポージー・シモンズ作 かけがわやすこ訳 本体1300円 2004.2 Fred
ぐーたらネコフレッドが死んだ夜、飼い主だった姉弟が見たものは。『せかいいち ゆうめいな フレッド』(佑学社)の改訂・改題版です。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/asunaro/index.htm
[238] 朔北社/『いってらっしゃい おかえりなさい』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年03月02日 (火) <URL>
『いってらっしゃい おかえりなさい』
Rush Hour
クリスティーヌ・ルーミス 文
たかばやし まり 絵
まえざわ あきえ 訳
ISBN 4-86085-005-x
定価 本体1500円+税
たくさんの音が入っている絵本です!
目覚まし時計が鳴って、みな起きはじめます。
朝の準備が整うと、さぁ、出発。
電車に乗ったり、地下鉄に乗ったり、バスに乗ったり、フェリーに乗ったり、飛行機に乗ったり、タクシーに乗ったり……etc.
じどうしゃはブッブー おまわりさんはピッピー
ひこうきはビューン トラックはノロノロ
電車はガタガタ フェリーはザブザブ
音があふれます。ブーン ザクザク ゴットン キッキー カタカタ コトコト ガラガラ ブロンブロン……
もちろん朝だけではなく、帰りもいそがしく人々はゆきかい音もゆきかいます。
子どもたちは、こういう音がだいすきです。
たくさんの人が楽しい色で描かれています。働く人がいっぱいです。
どうぞ声にだして楽しんでください、いってらっしゃいからおかえりなさいまでを――。
[237] BL出版/『雪原の勇者』『パパはジョニーっていうんだ』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年03月02日 (火) <URL>
『パパはジョニーっていうんだ』
ボー・R・ホルムベルイ 作
エヴァ・エリクソン 絵
ひしき あきらこ 訳
ISBN 4-7764-0046-4
本体1200円+税
ぼくのなまえはティム、パパはジョニーっていうんだ――。
ティムは普段ママと暮らしている。たまにパパが電車に乗ってティムに会いにくる。今日がその日。ホームでパパを待つティム。パパが到着した。
「ああ、ティム。やっとこられたよ。会いたかった」
ティムは行く先々――ホットドック屋さん、映画館、レストランで、パパを紹介する。パパと過ごす楽しい一日が夕闇とともに終わる。また電車に乗ってカエルパパ。その時……。
『雪原の勇者
ノルウェーの兵士 ビルケバイネルの物語』
リーザ・ルンガ-ラーセン 文
メアリー・アゼアリアン 絵
千葉茂樹 訳
ISBN 4-7764-0047-2
本体1500円+税
むかし、ノルウェーにビルケバイネル(「白樺のあし」)とよばれる勇猛果敢な戦士たちがいた。高価なよろいなど身につけず、白樺の皮をすねにまきつけるだけの戦士たちが――。王に忠誠を誓うビルケバイネルはバーグラーとよばれる、王に抵抗する一派をさげすんでいた。
1206年、雪深いノルウェーの冬の山小屋をたずねる人がいた。それは、バーグラーから逃れてきた王妃たちだった。王子はまだほんの赤ん坊。ビルケバイネルたちは、王子を救うため、スキーで山を越えることにする。ノルウェーでいちばんけわしく、いつでも天気が荒れていることで知られる山々を……。
[236] 偕成社/『なぜエヴァンズにいわない?』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年02月23日 (月) <URL>
『なぜエヴァンズにいわない?』
Why didn't they ask Evans?
アガサ・クリスティ 作
茅野美ど里 訳
ISBN 4-03-652490-9
本体800円+税
偕成社文庫 3249
アガサ・クリスティの楽しい冒険ミステリー?!
このミステリは、謎解き役の探偵が登場せず、一般人のボビーとフランキーという2人が活躍する物語です。
「なぜエヴァンズにいわない?」
これはボビーが転落死した男性から聞いた最後の言葉です。
この言葉を口にしてから、男性は亡くなりました。
最初はなにも思わなかったこの言葉を、遺族のひとりに伝えてから、ボビーのまわりがにぎわいはじめます。
命をねらわれたボビーをみて、友人の令嬢フランキーは謎を解明しようと自らの推理をもとに動きだし……。
[235] PHP研究所『ライオンボーイ――消えた両親の謎』 投稿者: 投稿日:2004年02月21日 (土)
『ライオンボーイ――消えた両親の謎』
ジズー・コーダー 文
天野善孝 絵
枝廣淳子 訳
ISBN4-569-63287-4
1900円(税別)
舞台は、近未来――
ネコ語が話せる少年チャーリーは、ある日学校から帰宅すると両親が姿をけしていた。不可解な誘拐に、自ら両親を探す旅にでる。
様々な出来事を通して少年が見つけていくものとは……。
スティーブン・スピルバーグによる映画化も決定し、
続編も楽しみな、一生忘れられないファンタジー!
http://www.litrans.net/maplestreet/p/php/index.htm
[234] 小学館/『ストラヴァガンザ』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年02月20日 (金) <URL>
『ストラヴァガンザ
仮面の都』
Stravaganza City of Masks
メアリ・ホフマン 作
乾侑美子 訳
ISBN 4-09-290371-5
本体1900円+税
21世紀のロンドンに住む少年ルシアンは、悪性腫瘍をわずらっている。
化学療法でぐったりして横になっているところに、パパが手帳をプレゼントしてくれた。
のどが痛くて話しにくい時、この手帳を利用して何をしてほしいか伝えられるようにと。
その、マーブル模様の美しい手帳が、ルシアンに別世界の扉を開けることになる。
ストラヴァガンザとは?
時空をこえて、一つの世界からべつの世界へと旅すること。
そしてその旅人をストラヴァガンテという。
ルシアンは、ストラヴァガンテとなり、16世紀のベレッツァを往復する。
パラレルワールドの冒険がはじまった――。
[233] 理論社/『バーティミアス』ほか(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年02月20日 (金) <URL>
『バーティミアス サマルカンドの秘宝』
ジョナサン・ストラウド
金原瑞人・松山美保 訳
ISBN 4-652-07735-1
本体1900円+税
魔術がロンドンを支配している。
魔術師らは、政府の重要なポストを占め、国を自由にあやつっている。とはいえ、時代設定は現代。
妖霊(ジン)をよびだし、あやつり彼らに仕事をさせる。
貧しい家の子どもを魔術師の弟子にし、その術を長年かけて修行させる。そうして、ひとりの少年が魔術師のもとに住むようになった。名前は――。本を読んで確認してほしい。なにしろ、魔術師になるために13歳になりようやく名前をもらえる世界なのだ。生まれた時に名づけられた名前は捨てなくてはいけない。そして知られてもいけない。それが妖霊(ジン)に知られると弱みをにぎられることになる。
その少年が、バーティミアスとよばれる5010歳の妖霊(ジン)をよびだし、何をさせたか。
『ワニ ジャングルの憂鬱 草原の無関心』
梨木香歩 文/出久根育 絵
ISBN 4-652-04031-8
本体1300円+税
出久根育、BIBグランプリ受賞後第1作!
ワニはワニらしくジャングルで暮らしていました。
生きるためにジャングルの生き物を食べ暮らしていました。
生きるために食べることはあたりまえなので、ジャングルの他の生き物はそのことには、無関心。
考え出すと憂鬱。
そのワニは、ライオンだけは「親友」だと思っていたのです。
ライオンがどう思っていたかはわかりません。
でも、ここはジャングル……
[232] デザイン・エクスチェンジ/大英博物館「ファブリック・コレクション」『1000PATERNS』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年02月13日 (金) <URL>
大英博物館ファブリックシリーズ
『アフリカの絹』
『グアテマラの織』
『メキシコの織』
『インドとパキスタンの刺繍』
『アフリカの染色』
『中国ミャオ族の織』
各2800円+税
大英博物館所蔵品よりセレクトされた、全6タイトルからなるテキスタイルの本のシリーズ。各国・民族の興味のある人には貴重なガイドブックであり、テキスタイルを通じてそれぞれの国を知る入門書にもなります。
『1000PATERNS』古代から現代まで 世界の模様1000選
ISBN 4-86083-397-X
本体4800円+税
国別・時代別・体系別に1000種類の模様を掲載、検索もできる。模様の歴史書にもなっている。
[231] 国土社/『人間美の追求』(メープルストリート新刊情報・やまねこ翻訳クラブ会員訳書) 投稿者: 投稿日:2004年02月13日 (金) <URL>
『人間美の追求
ルネサンスの時代』
アントニー・メイソン 著
熊谷淳子 訳
ISBN 4-337-21401-1
本体2800円+税
美術の歴史の大きな動きにあわせてえらんだ世界の名画を味わい、楽しみながら、絵画にこめられた当時の人びとのくらしぶりや、週間、社会のしくみなどを読み解くシリーズ。芸術家たちのエピソードや、用語解説、世界各地で生まれたさまざまな美術の「かたち」についてもふれていく。巻末に年表、さくいん付。
訳者の方に、この本の紹介をしていただきました。
[230] 白水社/『チボー家のジャック』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年02月06日 (金) <URL>
『チボー家のジャック』
マルタン・デュ・ガール
山内義雄 訳
高野文子 装幀
ISBN 4-560-04776-6
本体1800円+税
不朽の名作『チボー家の人々』の青春版
高野文子氏の装幀により「黄色い本」となって新装復刊する『チボー家のジャック』。まんがの『黄色い本』を知っている人にはうれしい復刊だ。これは、主人公ジャックに焦点を当て、作者自身により、抜粋、加筆、編集を行ない一冊にまとめたもの。若い読者に向けて編まれた本である。分量も、およそ5分の1とコンパクトになっている。
[229] カワイ出版/『子供の美術館』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年02月05日 (木) <URL>
『子供美術館』
カロリーヌ・デノエット著
諸川春樹訳・解説
ISBN 4-7609-4706-X
定価 本体1600円+税
誕生から成長までのさまざまな事柄を、“幼児”、“感情”、“遊び”、“遊び道具”、“活動”にわけ、
既刊の画集のように、絵画を部分をクローズアップして見せてくれます。
[228] 福音館書店/『ノルウェーの昔話』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年01月31日 (土) <URL>
『ノルウェーの昔話』
アスビョルンセンとモー 編から
エーリク・ヴェーレンシオル 絵
テオドル・ヒッテルセン 絵
大塚勇三 訳
ISBN 4-8340-0828-2
本体1600円+税
19世紀中頃から後半にかけて、アスビョルンセンとその友だちのモーが
ノルウェーの各地から、語り継がれてきたお話を集めた昔話。
この本はその中から34の話を選んで、原語から直接訳したものです。
アスビョルセンとモーは、文学を専門に研究したのではなく、
ドイツのグリム兄弟にすすめられ、民話集を編纂したといわれています。
農民をたずねて昔話を集め、その話にあう、さし絵画家を苦心して探したそうです。
それらの魅力的な絵は、自然や風俗をよく伝えてくれます。
そして総ルビ(!)なので、子どもみずから自由に楽しめるでしょう!
[227] 徳間書店/『ワニてんやわんや』(メープルストリート新刊情報・やまねこ翻訳クラブ会員訳書) 投稿者: 投稿日:2004年01月22日 (木) <URL>
『ワニてんやわんや』
ロレンス・イェップ 作
ないとうふみこ 訳
ワタナベユーコ 絵
ISBN 4-19-861803-8
本体1400円+税
弟のボビーはもうすぐ8歳。
その誕生日プレゼントに、ぼくは何をあげたと思う?
答え ワニ!
母さんは動物好きのボビーにペットがいいんじゃないと、カメをすすめていたのだけど、
「ふつうのプレゼント」はいやなんだ。
ラジオから古い歌がながれてきたのが、ワニに決めた理由さ。
(どんな歌かは本を読んでほしい。)
ただ、ボビーがワニを気に入るとは思っていなかった。どちらかというとびっくりさせたかっただけなのに。
ボビーはものすごく喜んで、オスカーと名前をつけた。
誕生日パーティにきた親戚たちも、みなワニに心を奪われ、それからの生活はほんとうにてんやわんやの日々。
どんな様子かは――、ページを開いてみて!
[226] 清流出版/『極楽にいった猫』『バートの旅』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年01月20日 (火) <URL>
極楽にいった猫
The cat who went to heaven
エリザベス・コーツワース
Elizabeth Coathworth
古屋美登里 訳
ISBN 4-86029-063-1
本体 1200円+税
物語の舞台は日本。
まずしい絵師は、世話をしてくれる婆やとの2人暮らし。その日の食べ物にも事欠く中、婆やが、猫をつれてきたのです。
はじめ、猫は疫病神だといっていた絵師も、愛らしい三毛猫をみて、三毛は縁起がいいんだよと、一緒に暮らすことに。
福と名づけられた猫と暮らすうち、絵師はお寺から涅槃図の依頼という幸運が舞い込みました。
仕事に没頭する絵師。静かに見守る福。
涅槃図にさまざまな生き物が描きこまれるうち、福は猫のいない涅槃図をじっと見つめ……。
『バートの旅
オーストラリアの大地をゆく』
アルバート・フェイシー
大坪眞子 訳
ISBN 4-86029-001-1
本体1500円+税
2001年11月刊
著者、アルバート・フェイシーの自叙伝。
1894年、7人きょうだいの末っ子として、アルバート、通称バートはオーストラリアのヴィクトリアに生まれた。2歳の時に、父親が病気で亡くなり、アルバートら子どもたちは、祖父母に預けられる。母親はその後再婚したが、子どもたちをよびもどさず、祖父母たちとの暮らしが続いていた。しかし、祖父が亡くなり、祖母だけでは暮らしがなりたたず、バートたちは働くために、祖母のもとも離れる。8歳の時だった。それから幾多もの苛酷な試練を乗り越え、人生を力強く生き抜いていくバート。
[225] 小峰書店/『バッドボーイ』『地獄の使いをよぶ呪文』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年01月20日 (火) <URL>
『バッドボーイ』
ウォルター・ディーン・マイヤーズ
金原瑞人 訳
ISBN 4-338-14410-6
定価 1680円(税込)
作者、ウォルター・ディーン・マイヤーズが少年時代をふりかえった、自叙伝。
――人はみんな、それぞれの歴史を背負って生まれてくる。
――自分の人生は自分だけのものだと思って生きていても、実際は、自分が生まれる前になにがあったかということ、つまり自分が生まれる前の歴史の影響を受けている。ぼくの人生にはどんなことが影響を与えたんだろう。――
マイヤーズは「ルーツ」という最初の章でこう書き出す。
『地獄の使いをよぶ呪文』
オトフリート・プロイスラー 作
佐々木田鶴子 訳
スズキコージ 絵
ISBN 4-338-19502-9
定価 1365円(税込)
プロイスラーの昔話 第2弾!
人は時として、地獄の悪魔と手を結んでも、望みをとげようとします。そして、いつだって悪魔はそれをまちかまえているのです……。悪魔に魂を売り渡した、有名なファウスト博士の話をはじめ、悪魔と契約を結んだ人々の話。でも、ごくたまに、うまく悪魔から逃げ出す話もあったようですよ。プロイスラーが集め、語り直したドイツの昔話。
[224] WAVE出版/『魔法の声』『ジョン・レノン』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年01月19日 (月) <URL>
『魔法の声』
コルネーリア・フンケ
浅見昇吾 訳
ISBN 4-87290-171-1
定価 1995円(税込)
少女メギーの父親モーは、ある力を持っていた。
物語を声にだして読む。すると、その物語の登場人物をこちらの世界に呼び出してしまうのだ。
それができる“魔法の声”の持ち主が、モーだ。
“魔法の声”によって、おそろしい悪の人物がこの世界に来てしまった。
彼らは、父親モーの力をもっともっと利用したいと思い、メギーをおとりにモーをおびきよせようとする。
ドイツ・アメリカ・イギリス・日本で同時発売!
『ジョン・レノン
アメリカでの日々消えた日記に見る真実のレノン』
ジェフリー・ジュリアーノ
遠藤 梓 訳
2003年11月刊行
本体1600円+税
〜おいおい、俺は神さまじゃないってば!〜
ジョンの葛藤、それは何?
死後初めて明かされる人間レノンのほんとうの姿
[223] アルク/『翻訳事典 2004年度版』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年01月16日 (金) <URL>
『翻訳事典 2004年度版』
ISBN 4-7574-0770-x
定価 1890円
「お気に入りグッズで快適! 翻訳ライフ」の記事にやまねこ翻訳クラブメンバー登場!!
この記事で、7人のクラブメンバーが、お気に入りグッズを紹介しています。
愛猫、コーヒー、りんご、圧力なべ、香水、くるま、防寒グッズなど、さて、どれが誰のお気に入りでしょう。
のんびりながめてください。
[222] 早川書房/『ディナの秘密の首かざり』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年01月15日 (木) <URL>
『ディナの秘密の首かざり』
リーネ・コーバベル
木村由利子 訳
ISBN 4-15-250015-8
定価 1785円(税込)
前作の事件から半年。
こんどもまた、ディナはおおきな危険にまきこまれます。
最初に母親が何者かにおそわれ、兄がその犯人をつかまえようとした矢先、ディナが捕らわれてしまうのです。
たまたま一緒にいた少年と2人で捕らわれの身となったディナは、大切な首かざりをうばわれただけではなく、“恥あらわし”の力を、むりやり使うことになり……。
ディナと兄ケビンが交互に語る形で物語はすすみます。
ディナのおかれた境遇があまりにも残酷で、時々ページをとじて、やすみながら読みました。
さて、今回はどうやって危機をのりこえるのでしょうか。
ケビンも大活躍し、彼の成長物語にもなっています。
[221] 文溪堂/『ぶた ふたたび』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年01月13日 (火) <URL>
『ぶた、ふたたび』
ユリア・ヴォリ 作
森下 圭子 訳
ISBN 4-89423-292-8
定価 1575円(税込)
あの“ぶた”がまたやってきました!!
夢の中でかん高い歌声をきいた。
「きのうはどこへ行ったの? 花開き、のびるよ麦の穂。なのに今日はどこも真っ白。なにもみえない」
あの“ぶた”はこの第一声からはじまります。
ユーモラスで哲学的で、友だちが大好き。食べることが大好き。
ちょっと違うことをするのも大好き。
そんな“ぶた”の日常が、マットで華やかな色あいでえがかれる。どのページにも笑えるところがあり、くすくす笑いが大笑いになってしまうのです。
[220] 求龍堂/『クリスピン』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年01月09日 (金) <URL>
2003年度ニューベリー賞受賞作品の邦訳!
『クリスピン』
アヴィ
金原瑞人 訳
ISBN 4-7630-0330-5
本体 1260円(税込)
14世紀、中世のイギリス。
小さな村でひとりの女性が亡くなった。名前のない息子の母親。母の名前はアスタ。息子はただ〈アスタの息子〉と呼ばれていた。
母の亡骸を灰色の布で包み、神父さまと一緒に教会へ運び葬った。
悲しみはそこからまだ続く。ただひとつの財産、雄牛を死人税の代わりに差し出せと領主代理から命令されるのだ。
絶望した〈アスタの息子〉は森へ向かい、走り疲れて気を失う。気がついた時にそこで目にしたものが、運命を変えた。
泥棒のぬれぎぬをきせられ、助けを求めた神父から、自分の名前がクリスピンであることを教えられる。
そして、母親と父親の秘密を聞けることになっていた日、クリスピンは神父に会えず村を出る。
〈熊〉とよばれる男と出会ったのは森だ。
〈熊〉はクリスピンにいう。「人はだれでも自分自身の主だ」
クリスピンはその言葉の意味がわからなかった。「お前は自由だ」といわれても、「自由」すらわからない。
しかし、〈熊〉と旅するうちに、じょじょにクリスピンの目が明るくなっていく――。
クリスピンの母親の秘密とは?
それをさぐるうちに、〈熊〉とクリスピンが出会うものとは!
[219] パロル舎/『さるとつばめのやおやさん』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年01月08日 (木) <URL>
『さるとつばめのやおやさん』
ジャン=ミシェル・ギルシェ さく
ゲルダ・ミューラー え
ふしみみさを やく
ISBN 4-89419-282-9
定価998円(税込)
森のかたすみで、つばめのエルヴィールとさるのバブーンのふたりが、やおやをしていました。
エルヴィールはしっかりもの。旅に出ては品物を仕入れます。はちみつ、カモミール、パセリ、タイムなどなど。
バブーンはおみせばん。オレンジを計ったり、ハムを切ったり、お勘定をしておつりを払います。
このやおやさんでひとつだけ困ったことがあります。
それは、バブーンがとてもとても食いしん坊だということ。
エルヴィールに「いいかげんにしてちょうだい!」としかられている時も、こっそり木の実をくすねるんです。
とうとう、お店にある食べ物をバブーンは食べつくしてしまいます。
さて、バブーンとエルヴィールはどうするでしょう……。
[218] さ・え・ら書房/『やあ、アンドレア』『絵で見るナイル川ものがたり』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2004年01月08日 (木) <URL>
『やあ、アンドレア
―ある「父と子」の風景―』
マルチェッロ・アルジッリ 作
よしとみ あや 訳
ISBN 4-378-00784-3
定価 1470円(税込)
「やあ、アンドレア」
「やあ」
2人はいつもこうして会話する。
アンドレアと最初に出会ったのは、警官の前だった。
それ以降、変則的に一緒に暮らすのだが、いない時のアンドレアがなにしているのかは正確には「わたし」は知らない。
――鉄条網で囲まれた強制収容所にいた、ナパーム弾が落とされるベトナムにいたなどなど、これらはアンドレアが語る物語だ。
「わたし」はジャーナリスト。万引きしているアンドレアと出会って以来、なぜか彼にひかれてしまい、ずっと自分の家にいてほしいとまで思うようになる。そして、彼に、彼の父親として認めてほしいと望むが……。
『絵で見るナイル川ものがたり
時をこえて世界最長の川をくだる』
スティーブ・ヌーン 絵
アン・ミラード 絵
松沢あさか訳
ISBN 4-378-04112-x
定価 2310円(税込)
27x35.5cmの大型絵本
サブタイトルにあるように、時をこえて、世界最長のナイル川をくだる様子が見開きいっぱいにひろがっている。
さあ、約7000kmの旅がはじまる。
まずは1862年にさかのぼり、ナイル川の源、リポンの滝に訪れよう。かばたちが川を渡っている人間を追いかけている。漁師がもりで魚を捕ろうとしている。
次は世界最大の沼地、サッド。その次では1840年ごろの奴隷の町も目にすることができる。旅はまだまだ続く……。
[217] あすなろ書房/『鏡のなかの迷宮II 光る石』 コンパクト版『ネシャン・サーガ』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年12月29日 (月)
『鏡のなかの迷宮II 光る石』
カイ・マイヤー著 遠山明子訳 佐竹美保絵 本体1700円 2003.12 Das Steinerne Light
鏡のなかの迷宮シリーズ、待望の第二部です。
謎にみちた「水の女王」とともにメルレは旅をし、ゼラフィンはヴェネチアに残ってゲリラ活動に加わります。
スリルいっぱいのシーンが展開し、完結編第三部が待ち遠しくなる一冊。
コンパクト版『ネシャン・サーガ』(1ヨナタンと伝説の杖 2禁断の地 3イエーヴォーの呪い)
ラルフ・イーザウ著 酒寄進一訳 佐竹美保絵 本体各800円 2003.12 Die Traume des Jonathan Jabbok
あの名作、ネシャン・サーガのコンパクト版が出ました。
もとの重厚な作りの本もすばらしかったですが、軽装版は手軽に持ち運べるし、本文イラストも新たに加わっています。
中身の重厚さはもちろん、変わりません!
[216] 平凡社/『ゆきのおしろへ』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年12月25日 (木) <URL>
『ゆきのおしろへ』
ジビュレ・フォン・オルファース 作
秦 理恵子 訳
ISBN 4-582-83204-0
本体1500円+税
マリーレンちゃんは窓辺に座り、1人でさみしそうにしています。
出かけているお母さんがなかなか帰らないのです。
すると、空からゆきのこたちが、とんでまわっておどってきました!
ゆきのこたちは誘います。「マリーレンちゃん でておいで ゆきの 女王の くにへ いこうよ」
もちろん、マリーレンちゃん、ぐずぐずせずに出発します――ゆきのおしろへ
[215] 理論社/『魔女の血をひく娘・2』『狐笛のかなた』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年12月25日 (木) <URL>
『魔女の血をひく娘・2』
セリア・リーズ
亀井よし子 訳
ISBN 4-652-07736-X
本体1600円+税
魔女として村を追われたメアリーのその後の人生――。
時は現代のアメリカ。アリソン・エルマンは、メアリーのその後を調査しつづける博物館の学芸員だ。メアリー自身の情報がほとんど入ってこないのだが、その周辺の人たちの情報が徐々につなぎあわされていた。しかし、アリソンはメアリーの情報をのどから手がでるように欲していた。そこに、先住アメリカ人のルーツをもつ、アグネス・ハーンからe-mailが入る。アリソンとアグネス。2人が知り合いになるのは、まるで当然のことのように、それ以降はメアリーのその後を知る、旅がはじまった。アグネスは部族のもとに戻り、叔母で呪術師でもあるMおばさんの助けを借りながら、メアリーの声を聞く……。
『狐笛のかなた』
上橋菜穂子
ISBN 4-652-07734-3
本体1500円+税
「守り人シリーズ」の上橋菜穂子書き下ろし作品
小夜は12歳、産婆の祖母と2人っきりで暮らしている。ほかの里人たちとは距離のある暮らしだ。さびしくないと言えば嘘になる、しかしこの生活しか自分にはない。ある日、何かに追われている子狐を助けた。それがひとつめの出会い。その晩、もうひとつの出会いがあった。やはり何かから隠れるように暮らしている男の子、小春丸だ。2人はすぐに仲良くなったが、会えなくなる事情ができた。月日は流れ、祖母は亡くなり、小夜はとうとう1人っきりになった。運命は、幼い時に出会った、2人と狐らを、のろいの渦に巻きこんでゆく――。
[214] ソニー・マガジンズ/『ネズミの時計屋さん ハーマックスの恋と冒険・2』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年12月25日 (木) <URL>
『ネズミの時計屋さん
ハーマックスの恋と冒険
2 〈時の砂〉の秘宝』
マイケル・ホーイ
雨沢 泰 訳
ISBN 4-7897-2152-3
本体1600円+税
ネズミのハーマックス・シリーズ第2作です。
1作目を読まれた方は、ハーマックスが次はどんな活躍をみせてくれるか待ち望んでいたのではないでしょうか。
期待を裏切らず、2作目も、一度ページを開くと、閉じるまでやめられないおもしろさが凝縮されています。
今回の冒険は「ネコ」がキーワード。
ハーマックスが住んでいるネズミ社会にとっては、ネコという生き物が現実のものか、想像上のものか、はっきりしていません。
視力を回復した画家の友人、ミリンが「ネコ」の絵の大展覧会を開くなるところから、冒険が少しずつはじまります。
タブーだった「ネコ」の展覧会が開かれるとあり、ピンチェスターの町は大騒ぎ。
そして、ミリンは死んだと思っていた昔の恋人シマリスのバーチと再開。
バーチが死んだとされるにいたるできごとには、あることが潜んでいたのです。
ハーマックスは、前作でも登場した女性飛行士リンカ、ミリン、バーチらとともに、その謎をとくために出発――。
フーダニット翻訳倶楽部による訳者雨沢泰さんのインタビューリンク付き!
[213] 小峰書店/『この道のむこうに』ほか3冊(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年12月24日 (水) <URL>
『カプチーヌ』
タンギー・グレバン 作
カンタン・グレバン 絵
江國香織 訳
ISBN 4-338-11901-2
本体1400円+税
カプチーヌは3歳の時に、魔女メガンの呪いによって、背たけがどんどん小さくなってしまいました。
元のからだに戻るためには、メガンの所へ行って、呪いをといてもらわなくてはいけません。友人の野ねずみ、ヴィクトールの助けを借りて、カプチーヌはメガンの城へ、出発!
『小さな魔女カプチーヌ』
タンギー・グレバン 作
カンタン・グレバン 絵
江國香織 訳
ISBN 4-338-11902-0
本体1400円+税
カプチーヌは、魔女メガンのもとで、魔法の勉強をはじめました。メガンはとても厳しい先生です。ある日、宿題の魔術を披露した時、失敗をしてしまい、友だちを龍に変えてしまいました。さて、呪文をとくにはどうやれば? メガンは助けてくれません。
**************
『この道のむこうに』
フランシスコ・ヒメネス
千葉茂樹訳
ISBN 4-338-14409-2
本体1400円+税
原題は"The Circuit" 訳者あとがきによると、意味はミグラント・サーキット――移住しつづける季節労働の輪。
著者の自伝的作品であるこの物語では、食べることには常に事欠き、生活も安住した地で過ごすことはない。それでも、時折、雲のわれめから射す太陽のように、あたたかい瞬間もある。苛酷な環境から抜け出せるには何が必要か――。
***********
『真夜中の鐘がなるとき』
オトフリート・プロイスラー 作
佐々木田鶴子 訳
スズキコージ 絵
ISBN 4-338-19501-0
本体1300円+税
この本は、ドイツやまわりの地域で語り伝えられた昔話を集めたもの。訳者あとがきによると、プロイスラーが昔話をたくさん集めたうえで、気にいった作品だけを選び、筋道をわかりやすくととのえたり、語り口を楽しくして、生き生きとしたものにしているそうです。お話がはじまる前に、プロイスラー自身による昔話の解説もついています。スズキコージ氏の絵もお話にぴったり。
[212] 竹書房/『おそらのリビーへ』(メープルストリート新刊情報・やまねこ翻訳クラブ会員訳書) 投稿者: 投稿日:2003年12月24日 (水) <URL>
『おそらのリビーへ』
ぶん ジャック・サイモン
え たむらみえ
やく とよくらしょうこ
ISBN 4-8124-1460-1
本体980円+税
リビーってだぁれ?
ジャックの妹です。
この本は、ジャックの母親であるアネットが、日記に書き留めたジャックの言葉によってできました。
リビーは、先天性の難病で、わずか3年半でこの世を去ってしまいました。
5歳のジャックは、死の意味が理解できず、毎晩寝る前に、母アネットに聞いたそうです。
「ねえ、リビーはどうしているの?」
絵を描いたのは、日本で人気のあるイラストレーター田村みえさん。
ジャックの心の旅とともに、田村みえさんのイラストにもまた旅(物語)が描かれています。
空色の表紙をひらいて、ふたつの旅をみてみてください。
[211] 晶文社/『チャスとリサ、台所でパンダに会う』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年12月22日 (月) <URL>
『チャスとリサ、
台所でパンダに会う』
フラン・レボウィッツ
マイケル・グレーブス 絵
宮家あゆみ 訳
ISBN 4-7949-6597-4
本体1200円+税
7歳のチャスとリサは、ニューヨークシティにある古くて大きいアパートに暮らしている。
2人は仲のいい友だちで、しょっちゅうお互いの家を行き来していた。
ある日、チャスはリサの家で午後をすごしていると、いつだってものすごく興奮しているリサが何か発見したようで、さらに大興奮して、チャスを呼んだ。その発見というのは、キッチンの物置にある秘密の扉。
もちろん、2人は扉を開けた、すると中にいたのはなんだと思う?
2頭のジャイアント・パンダ!
どうして、ここにパンダがいるのかはさておき、パンダたちは、パリでシティ・ライフをおくりたいと願っていた。
パンダの名前は“パンダでわいわい”と”パンダの通俗化反対”。
とりあえず、その名前のおもしろさもさておき、チャスもリサもパンダを発見して興奮した。(当然だろう。)
そして、ぜひとも、彼らの望み(パリでシティ・ライフをおくること)をかなえてあげたくなった。
さて、チャスとリサの考えとは??
[210] 『ミー・ウィズアウト・ユー』(ビデオ&DVD やまねこ翻訳クラブ会員) 投稿者: 投稿日:2003年12月17日 (水)
2001年 イギリス映画 VHSビデオ16,000円 DVD4,700円
発売元・販売元:ナド・エンタテイメント
吹替翻訳 瀬尾友子
「離れたくても離れられない」。そんな幼なじみのホリーとマリーナ、2人の成長を描いた青春ドラマ。80年代のブリティッシュ・ポップが心地よい作品。ミシェル・ウィリアムズ、アンナ・フリエル主演。
[209] 『ニューヨーク 最後の日々』(ビデオ&DVD やまねこ翻訳クラブ会員) 投稿者: 投稿日:2003年12月17日 (水)
2002年 アメリカ映画 VHSビデオ16,000円 DVD3,800円
発売元:株式会社アートポート/販売元:株式会社ハピネット・ピクチャーズ
吹替翻訳 瀬尾友子
イーライはニューヨークで働くパブリシスト。難民救済のイベントを巡って展開する、激動の1日を描いた作品。アル・パチーノ、キム・ベイシンガー共演。
[208] 徳間書店/『げんきなグレゴリー』(メープルストリート新刊情報・やまねこ翻訳クラブ会員訳書) 投稿者: 投稿日:2003年12月17日 (水) <URL>
『げんきなグレゴリー』
ロバート・ブライト 作・絵
なかつかさ ひでこ 訳
ISBN 4-19-861787-2
本体1400円+税
ヤッホー!
げんきなグレゴリーは、村いちばんの元気もの。うさぎとかけっこしても勝てるくらい、足もはやく、帽子をふっとばすくらい、大声をだすこともできる。
さて、グレゴリーのおばあちゃんは、村いちばんのおいしいホットケーキをやけるんです。
あるひ、グレゴリーは「おばあちゃん、ホットケーキやいて!」と、お願いします。
おばあちゃんは「そのまえに、ちょっとしてほしいことがあるの」と言うがはやいが、グレゴリーは飛び出して走り出すのです。
きっとおばあちゃんのほしいものは、これだ!とはりきって連れてくるのは、くまやろば。ちがう、ちがう。おばあちゃんの欲しいものは……。
[207] パロル舎/『ゆきのひのおくりもの』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年12月17日 (水) <URL>
『ゆきのひのおくりもの』
ポール・フランソワ さく
ゲルダ・ミューラー え
ふしみ みさを やく
ISBN 4-89419-281-0
本体950円+税
中国民話の再話。
雪がしんしんと降りつもる火、こうさぎはおなかがすいて、食べるものを探しに出かけます。
そこで雪にうもれたにんじんを2本みつけました。
1本食べておなかがいっぱいになったこうさぎは、もう1本を友だちのこうまくんに持って行くことにします。
その頃、こうまくんは、やはり食べ物をさがしてかぶを見つけ、おなかいっぱいになっていました。
家に帰ると、おいしそうなにんじんが。でも、自分のおなかはいっぱいなので、友だちのひつじさんに届けます。
ひつじさんは、同じようにこじかさんへ、とにんじんは友だちのところに届けられます。さて、最後は……。
[206] 岩波書店/『フランダースの犬』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年12月17日 (水) <URL>
『フランダースの犬』
ウィーダ 作
野坂悦子 訳
本体640円
ISBN 4-00-114114-0
「フランダースの犬」は、幼い少年ネロと、老犬パトラッシュの深い友情を描いています。
ジェハン・ダースじいさんがちょうど80歳になった時、じいさんの娘が亡くなり2歳のネロをのこしました。
それからは、ネロはダースじいさんと暮らします。食べ物にも事欠く貧しい暮らしでしたが、2人は多くを望まずいまの生活に満足していました。
犬のパトラッシュはひどい主人のもと、苛酷な労働を強いられとうとう口から泡をはき倒れ、そこを通りかかったネロとじいさんに救われました。
こうして2人と1匹は一緒に生活を共にし、互いの生活を助け合いました。
それでも、貧しい暮らしから逃れる術はありません。ネロの夢は画家になること、そのためにネロはある計画をたてていたのですが……。
もうひとつの「ニュルンベルクのストーブ」は、アウグストという少年の物語。ネロと同じように貧しい生活をおくっています。きょうだいは全部で10人。母親は一番下の子どもの命とひきかえに亡くなっています。父親と上の兄さんたちが、子どもたちの食い扶持を稼ぐのですが、とても追いつきません。でも、アウグストは、毎日を幸福に過ごしていました。それは、家にある彩色陶器でできた美しいストーブです。アウグストは家族の中で一番このストーブを愛していました。それなのに、父さんはストーブを売ってしまいます。悲観にくれたアウグストは……。
[205] 童話館出版/『うまやのクリスマス』・『ともだち つれて よろしいですか』 投稿者: 投稿日:2003年12月16日 (火)
メープルストリートの童話館出版のページに新しく2冊が加わりました。
★『うまやのクリスマス』
マーガレット・ワイズ・ブラウン 作
バーバラ・クーニー 絵
まついるりこ 訳
むかしむかし、暖かい厩の中で、ひっそりと
1人のみどりごがうまれました。そしてその日はクリスマスという特別な日となったのです。
多くの動物たちに優しく見守られながら、イエスが誕生する様子を、バーバラ・クーニーのしっとりと暖かな絵と、マーガレット・ワイズ・ブラウンの美しい詩の言葉でつづります。
格調高い翻訳絵本です
★『ともだち つれて よろしいですか』
ベアトリス・シェンク・ド・レーニエ 作
ベニ・モントレソール 絵
わたなべ しげお 訳
ある日、お城の王様とお妃様から、招待状をいただきました。
ぼくは「ともだちつれて、よろしいですか」と聞きました。
2人はこう答えます。「もちろん、私たちの友達なら大歓迎」
そこで、ぼくはびっくりするような友達をつれていくことに……。
淡々とした語り口なのに、登場する友達たちは、みんなとっても個性的!
どうぞ、手にとって見てくださいね。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/douwakan/index.htm
[204] アンドリュース・プレス/『サイレント・ボーイ』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年12月16日 (火) <URL>
『サイレント・ボーイ』
The Silent Boy
ロイス・ローリー
中村浩美 訳
ISBN 4-901868-10-1
本体1600円+税
とうのむかしにすぎてしまった瞬間が写真というかたちでいまに残され、そこにその人の人生がかいまみえると、想像力を刺激され、体が震えてくるのです。――ロイス・ローリー
自分の家族の写真、知らない人たちの写真、それらはニューハンプシャー州の骨董店でみつけたという。ローリーは、これらの写真をみて、この物語をつくった。少女が語る、口をきかない少年、ジェイコブ。家族、友情、そして生と死がせつなく描かれる。
[203] 主婦の友社/『人魚の涙 天使の翼』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年12月15日 (月) <URL>
『人魚の涙 天使の翼』
ECHO
フランチェスカ・リア・ブロック
金原瑞人・小川美紀 訳
ISBN 4-07-236412-6
本体1300円
父は母を「天使」と呼ぶ。わたしにはどうしたら母にふさわしい娘になれるのか、さっぱりわからない――。
完璧で 美しい母を敬う父。そんな父や母に自分は愛されているのだろうか、エコーは悩む。
エコーが得意なものは、母の存在とはとは遠い位置にある、万引きとキスと踊り。
劣等感と孤独感がエコーを支配する。
そして、母の力を最も欲していたとき、父が病に伏す。
助けてはもらえない。
背中に羽根のある少年に出会う、
体重を落とす、
父が亡くなる、
父親のように、ふたたび絵を描きはじめるエコー。
[202] 徳間書店/『二つの旅の終わりに』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年12月12日 (金) <URL>
国際アンデルセン賞作家の新刊!
カーネギー賞+プリンツ賞受賞作!!
『二つの旅の終わりに』
エイダン・チェンバーズ 作
原田勝 訳
ISBN 4-19-861744-9
本体2400円+税
イギリス人の高校生、ジェイコブ17歳の物語と、戦時下のオランダ人少女、ヘールトラウの物語が交互に語られる。
ジェイコブは、第二次大戦中に亡くなった、同じ名前をもつ祖父が当時世話になったという、オランダ人ヘールトラウに招かれて彼女を訪れた。
生きること、死ぬこと、戦争と歴史、家族の秘密、さまざまな形の恋、
これらが濃密に緻密に交わり、ラストへと導く。
[201] セーラー出版/『サイレント ナイト』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年12月11日 (木) <URL>
『サイレント ナイト』
サンディ・ターナー作
たかはし けいすけ訳
ISBN4-88330-145-1
定価1500円(+消費税)
★2002年ボローニャ・ラガッツィ賞受賞作
クリスマス・イヴの夜、一家はしずかにお休みの時間。が、なぜかペットの犬だけは、わんわん、キャンキャン、吠えつづけます。それは、赤い服をきたおじさんが、煙突から入ってくるから。なんとかご主人さまに知らせなくっちゃ! でも、その人ってもしかして……。
こま割り漫画のような構成と、犬語の手書き文字だけの絵本。単純なストーリーのようで奥が深い物語です。最後のページのそのあとまで、作者は決して手をぬきません。日本語版の手書き文字まで描いています。
[200] あすなろ書房/『モギ ちいさな焼きもの師』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年12月05日 (金)
『モギ ちいさな焼きもの師』
リンダ・スー・パーク著
片岡しのぶ訳
本体1300円
12世紀の韓国を舞台に、高麗青磁にその情熱のすべてをかけた名もなき少年の物語。2002年度ニューベリー賞受賞作です。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/asunaro/index.htm
[199] 平凡社/『だれかな、だれだろ』『いちばんつよいのはオレだ』他3冊(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月27日 (木) <URL>
『だれかな、だれだろ』
シム・チョウォン 文
クォン・ヒョクト 絵
小倉夏香 訳
ISBN 4-582-83193-1
本体1500円+税
ひよこが歩いていると、どこからか、
クェッ、クェッ、クェッ、だれかな、だれだろ?
いぬが歩いていると、
ニャア、ニャア、だれかな、だれだろ?
と、たくさんの泣き声とヒントになる動物のシルエットが絵本のどこかにかくれています。
和紙のような風合いのページに、精密に描かれた動物たち。
親子で楽しめる韓国絵本です。
『いちばんつよいのオレだ』
マリオ・ラモ作
原光枝訳
ISBN 4-582-83199-0
本体1500円+税
ある日、おなかいっぱいのオオカミが森を散歩しながら出会う動物たちに「一番強いのはだれだい?」と問いかけます。ウサギも赤ずきんちゃんも、三びきのこぶたも、七人のこびとたちも、みんな「一番強いのはあなたです」と答えます。
でも、小さなヒキガエルみたいなものは……。
『小さな王さまヌーノ』
マリオ・ラモ作
原光枝訳
ISBN 4-582-83198-2
本体1500円+税
百獣の王のお父さんライオンに黒スイギュウの岩に連れてきてもらった、息子のヌーノ。
しかし、ちょっとした事故が起き、お父さんライオンの冠をかぶることになりました。
小さな王様になったヌーノは、いろいろな動物たちから、さまざまな問題を相談され、途方にくれます。
解決できるのかしら……。
『おおいそがし、こいそがし』
『さいごにのこるの、だあれだ』
ユン・クビョン 文
イ・テス 絵
小倉紀藏 黛まどか 訳
定価:本体各1500円(税別)
〈秋〉おおいそがし、こいそがし
山あいの村にすんでいるマル。
マルの村には、秋がひとあしはやくやってくる。
秋がくると、うjちじゅうみんな、
「おおいそがし、こいそがし」
ごまの実をとるのに、にわとりを追いまわすのに、干し柿づくりに、
ページを繰るごとに、「おおいそがし、こいそがし」といいながらも
丹念に季節の生活をしている様子が描かれています。
リズミカルな「おおいそがし、こいそがし」が口ぐせになりそうです。
〈冬〉さいごにのこるの、だあれだ
どうぶつ村に冬がきました。
うさぎのぼうやが「かもしかのおじいさんの昔話をききにいこう」と誘います。
「いこう、いこう」と、くまや、いrす、うりぼうにたぬき、いたち、のろじかは出発!
ところが……。
しんしんとふりつもる雪の景色に、はっとみとれてしまいます。
さむい冬の日、あったかくして昔話に耳をかたむけたくなるのは、うさぎだけではありません。
[198] 評論社/『フラワー・ベイビー』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月27日 (木) <URL>
『フラワー・ベイビー』
Flour Babies
アン・ファイン
墨川博子 訳
ISBN 4-566-01358-8
本体 1600円+税
「4−C」のクラスは、ひどい生徒ばかりいるのだ、つまり落ちこぼれの生徒を集めているのがこのクラス。
担任のカートライト先生は、悩んでいた。
「4−C」のクラスでサイエンス・フェアのためのテーマを決めなくてはいけないのだ。
彼らに何ができるだろう。候補は、
服飾/栄養/家政/児童発達/消費者研究
彼らが選んだものは、ちょっとした出来事から、「児童発達」
プロジェクト内容は――〈フラワー・ベイビー〉(小麦粉の赤ん坊)の世話だ。
他の生徒達が次々と世話に飽きるなか、ひとりサイモンだけは違っていた……。
[197] 早川書房/『ヘラジカがふってきた!』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月27日 (木) <URL>
『ヘラジカがふってきた!』
アンドレアス・シュタインヘーフェル
鈴木仁子 訳
ケルスティン・マイヤー 絵
ISBN 4-15-250014-X
本体1500円+税
クリスマスまであと2週間というある晩、ぼくたち家族は居間に集まって、クリスマスの曲を練習する。
楽しく声をはりあげていると、
ドドーン! メリメリメリーッ!
天井をつきやぶって落ちてきたのは、ヘラジカだった。
カラーの挿し絵たっぷりに、ヘラジカとぼくたち家族の、不思議な交流が心をぽかぽかさせてくれる。
[196] ほるぷ出版/『クリスマス・イブ』『リックとリック』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月26日 (水) <URL>
『クリスマス・イブ』
マーガレット・ワイズ・ブラウン文
ベニ・モントレソール絵
矢川澄子訳
ISBN4-593-50039-7
定価1400円(+消費税)
待ちに待ったクリスマス・イブの夜。
あたりは、静かに雪がふっています。
眠れない子どもたちは、そっとベッドをぬけだして、
階下へ冒険にでかけました。そこで子どもたちが見たものは……。
マーガレット・ワイズ・ブラウンの遺作に、
イタリアの舞台美術家出身のベニ・モントレソールが絵をつけた、
静かで美しい、クリスマスの傑作絵本。
『リックとリック』
エリック・バトゥー作
天沼春樹訳
ISBN4-593-50425-2
定価1500円(+消費税)
おおおとこのくににうまれた ちいさなリックと、
こびとのくににうまれた おおきなリック。
やっかいもので ひとりぼっちのふたりが、
あるひ であって……。
BIB世界絵本原画展グランプリ受賞作家
エリック・バトゥーが描く、
ちょっぴりせつなくて、とってもしあわせな物語。
[195] 朔北社/「うら庭のエンジェル」シリーズ(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月25日 (火) <URL>
『うら庭のエンジェル』
『エンジェルのおるすばん』
『エンジェルとお母さんの恋人』
『エンジェルとお母さんの結婚』
『エンジェルとあたらしい家族』
シリーズ全5巻をまとめてご紹介します。
最新刊は『エンジェルとあたらしい家族』が9月刊行。
10歳のエンジェル、4歳のボロのきょうだい。
お母さんとの3人暮らしから、4人、5人へと変化していく
様子をみていると、すっかりエンジェルのファンになるで
しょう。
[194] 福音館書店/『グースにあった日』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月20日 (木) <URL>
『グースにあった日』
キャリ・ベスト 文
ホリー・ミード 絵
まえざわ あきえ 訳
ISBN 4-8340-1902-0
本体1300円+税
このお話は、本当にあったことです。
少女はいつも犬のヘンリーと公園に出かけます。
ヘンリーは、グースのなき声をまっさきに聞きつけるのです。
ある日、少女とヘンリーは公園で一本足のグースにであいました。
「わたし」は心臓がどっくん、どっくんします。
どうしたの、どうして一本足なの?
それから、少女の過ごした春と夏はグースとともに過ぎました。
とはいえ、世話をしたわけではありません。
言葉をかけ、見守るのです。
9月、グースは一本足で仲間とともに飛び立つのでしょうか……。
[193] あかね書房/『ナム・フォンの風』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月18日 (火) <URL>
『ナム・フォンの風』
原題 Onion Tears
ダイアナ・キッド 作
もりうちすみこ 訳
佐藤真紀子 絵
ISBN 4-251-04188-7
本体1200円+税
ナム・フォンは、同じくベトナムから逃げてきたコックのおじさんと、
ベトナム料理をやっているおばさんと暮らしています。
血のつながりはありません。両親とは、国を離れる時に別れたきりです。
ナム・フォンは、手紙をかきます。
黄色カナリヤさん宛てに、雲のように白い羽根のアヒルさん宛てに、
水牛さん宛てに、わたしのお父さん、お母さんみなかった、と。
自分の気持ちはすべてこの手紙に託しました。
学校では、しゃべりもわらいもしないナム・フォン。
それでも、まわりの親切な大人や友だちが、
少しずつ、少しずつ、ナム・フォンの気持ちに近づきます……。
[192] あすなろ書房/『クリスマスのうたのえほん』『急行「北極号』『くんくまくんときゅんまちゃん』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月18日 (火)
クリスマスのうたの絵本
H.A.レイ作 本体1200円 2003.11 We Three Kings and other Christmas Carols
「ひとまねこざる」のH.A.レイが描くクリスマスソングブック。ピアノ伴奏用譜面つき、全10曲。カラフルで楽しい絵本です。
急行「北極号」
クリス・ヴァン・オールズバーグ作 村上春樹訳 本体1500円 2003.11 The Polar Express
あの名作が、改訳版で出されました。トム・ハンクス主演で映画化の話もあり、楽しみ!
《こぐまのちいさなおはなし1》くんくまくんときゅんまちゃん
今村葦子作 菊池恭子絵 本体1000円 2003.11
こぐまの兄妹を主人公に、ほほえましい日常生活が描かれています。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/asunaro/index.htm
[191] 金の星社/『ホバート』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月13日 (木) <URL>
『ホバート』
アニタ・ブリッグズ 作
金原瑞人 訳
落合 恵 画
ISBN 4-323-07038-1
本体1100円+税
ホバートは、4匹(?)きょうだいの末っ子ブタで、タップダンサーを夢みています。
ほかのきょうだいも、それぞれに才能を持ち、
詩をつくったり、歌を歌ったり、アクロバットを得意としていました。
そして、
やさしいご主人の農場で、それは楽しく幸せに暮らしていたのです。
ところが、いやなことを耳にします。
自分たちは食肉会社に売られてしまう運命だということを!!
さて、4匹の運命やいかに!
[190] 文溪堂/『クリスマスの夜はきをつけて!』(メープルストリート新刊情報・やまねこ翻訳クラブ会員) 投稿者: 投稿日:2003年11月13日 (木) <URL>
『クリスマスの夜はきをつけて!』
ジュリー・サイクス 作
ティム・ワーンズ 絵
たなか あきこ 訳
ISBN 4-89423-374-6
本体1500円+税
きょうはクリスマスイブ
サンタクロースさんのおおいそがしの日です。
そりにプレゼントを運ぶサンタさん、
あっ!
きをつけて、サンタさん
なんだか、とっても風が強いみたい――。
[189] 朔北社/『ホバート』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月13日 (木) <URL>
『ジンクス』
マーガレット・ワイルド
もりうち すみこ訳
ISBN 4-86085-003-3
本体1400円+税
彼女の名はジェン
ジンクスではない、最初からは……。
マーガレット・ワイルドは、散文詩で
少女の気持ちを、少年の気持ちを、母親の気持ちを、
それぞれにはき出させた。
つぶれそうになる心を、言葉にのせ
読者にそれを届ける――。
[188] すえもりブックス/『ゴールディーのお人形』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月12日 (水) <URL>
『ゴールディーのお人形』
M・B・ゴフスタイン 作
末盛 千枝子 訳
ISBN 4-915777-35-9
本体1500円+税
ゴールディー・ローゼンツヴァイクは両親が亡くなってからも、ひとりで残された家に住んでいます。
そして、両親がしてきた仕事と同じことを、今度はひとりでしています。
それは木の人形づくりです。
のこぎりで切ったきれいに四角くなっている木を使うのではなく、
自分で森に入り、人形をつくるのにちょうどいい木の枝をひろいました。
ある日、ゴールディーは、ミスター・ソロモンのお店に行きました。
そこは、ゴールディーのお気に入りのお店です。世界中から仕入れてきた美しいものが置いてあります。
中国から仕入れたランプもそのひとつでした。ゴールディーはその素晴らしさに強く惹かれます……。
[187] アスラン書房/『エリザベスは本の虫』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月12日 (水) <URL>
『エリザベスは本の虫』
サラ・スチュワート 文
デイビッド・スモール 絵
福本友美子 訳
ISBN 4-900656-35-6
本体1600円(税別)
エリザベス・ブラウン
やせっぽちで人みしりやで、小さい頃からメガネをかけて、
生まれてすぐに覚えた「文字」のおかげで、
筋金入りの「本の虫」
ねぇ、エリザベス、今日はどんな本を読んでいるの?
前を向いて歩いてね、ころばないでね。
[186] 角川書店ブックプラス/『マーティン・ピッグ』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月12日 (水) <URL>
『マーティン・ピッグ』
ケヴィン・ブルックス
林 香織訳
ISBN 4-04-897040-2
本体1000円(税別)
イギリスで話題のYA小説が日本上陸!
これは、ぼくのクリスマス前1週間の記録。
楽しみに満ちあふれたものじゃない。
まぁ、読んでほしい。
ぼくの名前は「マーティン・ピッグ」
わかると思うけど、「ピッグ」っていうのは「ブタ」のこと。
こんな苗字をもっていることを想像してほしい。
つまり最悪の名前をもっていることを。
ついでに、この1週間も最悪、泥沼、なにせ、ぼくは父親を殺したから……。
[185] 理論社/『ゆきのともだち』『テーブルモンキーのココモ』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月12日 (水) <URL>
『ゆきのともだち』
イアン・ホワイブロウ さく
ティファニー・ビーク え
木坂涼 やく
ISBN 4-652-00422-2
定価(本体1300円+税)
どきどきわくわくのさきには、
なにがあるの?
たのしい言葉の探険に、こぶたのピッグと
でかけてみませんか?
『テーブルモンキーの
ココモ』
ミヤハラヨウコ
ISBN 4-652-04027-x
定価(本体1000円+税)
おいしいお洒落な絵本できました。
ココモにおいしいケーキとお茶をごちそうになりましょう。
[184] パロル舎/『きいろいくつした』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月11日 (火) <URL>
『きいろいくつした』
エレーヌ・リフ さく
ふしみ みさを やく
ISBN 4-89419-278-0
定価1200円+税
夜の闇より暗くて、さみしいところ、それはベッドの下。
ホコリのたくさんたまっている所。
そこからなにやら泣き声が。
だれ?
それは一匹の羊でした。
黄色い靴下をなくしたんですって。
「どっかでみなかった?」
羊は靴下探しに出かけます……。
靴下探しの旅は、いろいろハプニングがあるものです。
ブタと出会ったり、川をイチゴジュース(!)にしたり。
出会う生き物はみな親切に羊を助けてくれます。
さて、靴下はどこで見つかるでしょう。
[183] 童話館/『ハーメルンの笛ふき男』『ウィリーをすくえ! チム川をいく』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月10日 (月)
童話館出版のページに新しく2冊が加わりました。
★『ハーメルンの笛ふき男』
ロバート・ブラウニング 作
ロジャー・デュボアザン 絵
長田弘 訳
ロバート・ブラウニングが、15世紀ごろから伝わる古い伝説を友人の息子のために書き下ろしたという逸話つきの絵本です。
あまりにも有名なお話ですが、ぜひ表紙を開いてみてください。ブラウニングの文とデュボアサンの挿絵の勢いに引き込まれること間違いなし。
★『ウィリーをすくえ! チム川をいく』
ジュディ・ブルック 作
あきのしょういちろう 訳
ジュディ・ブルックの手によるかわいいねずみとハリネズミが、囚われの身のかえるを救出しようと乗り出すのですが、さまざまな騒動が待っているというお話です。
挿絵は元気があって細かくてとても楽しい雰囲気です。どこに何があるのかなとか、お子さまとご一緒に楽しんでいただける絵本です。どうぞ、手にとって見てくださいね。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/douwakan/index.htm
[182] あすなろ書房/『オリビア…ときえたにんぎょう』『野菜とくだもののアルファベット図鑑』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年11月04日 (火)
『オリビア…ときえたにんぎょう』
イアン・ファルコナー作 谷川俊太郎訳 本体1400円 2003.10
Olivia and the Missing Toy
コブタのアイドル「オリビア」のシリーズ第3弾!
なんでも自分の思いのままにしてきた オリビアですが、今度は、そんな彼女を震撼させる事件が……! 3冊めにしてはじめて、オリビアの泣き顔が登場します。
『野菜とくだもののアルファベット図鑑』
ロイス・エイラト絵と文 木原悦子訳 本体1500円 2003.10
Eating the Alphabet: Fruits and Vegetables from A to Z
アップル(Apple)からズッキーニ(zucchini)まで全75種!
色とりどりの野菜と果物を コラージュで紹介したABC絵本です。このみずみずしい野菜、この透明感あふれるおいしそうな果物をどうぞ堪能してください。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/asunaro/index.htm
[181] 偕成社/『なぞの遺伝子研究所』『まっくろヒヨコ』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年10月29日 (水) <URL>
『なぞの遺伝子研究所』
ジリアン・クロス 作
安藤紀子 訳
飯田貴子 絵
ISBN 4-03-700130-6
本体価格 1000円+税
ダイナやロイドたちSPLAT6人組が〈悪魔の校長〉と対決する人気シリーズ第3巻!
ダイナは大好きなSPLATたちと遠く離れた村に引っ越すことになる。お父さんが、高給を約束されて村にある遺伝子研究所で働くことになったからだ。村に到着してすぐ、ダイナは村が変わっていることに気づく。
いつも同じ言葉に同じ反応を繰り返す、村の人たち。
どこかからきこえてくる、不気味な音。
それらは、遺伝子研究所に新しくきた所長が集会をもってから始まっていた。
ダイナはその秘密をつきとめようとする――!
『まっくろヒヨコ』
ラスカル 文
ピーター・エリオット 絵
平岡敦 訳
ISBN 4-03-962190-5
本体価格 1000円+税
ビトルスさんの農園で、ヒヨコが100羽うまれたんだって。
でも、99羽は黄色いのに、残り1羽だけ真っ黒。
だから、黒いヒヨコは自分の両親はここの農園じゃないところにいるって考えた。
さぁ、ヒヨコはほんもののパパとママに会えるかしら。
フランス初、大人が読む絵本として出された、小さい絵本。
かわいいヒヨコがでてきてと甘い話を想像してはいけません。
ラストをお楽しみに――。
[180] 小峰書店/『おばかさんに乾杯』『しつれいですが、魔女さんですか』ほか(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年10月29日 (水) <URL>
『おばかさんに乾杯』
ウルフ・スタルク 作
石井登志子 訳
ISBN 4-338-14408-4
本体 1500円+税
シモーネは12歳の誕生日の朝、なにもかも新しく始まることになっていた。
ところが、かあさんは誕生日を忘れ、シモーネのきらいなイングベと暮らすべく着々と引越の準備をはじめている。学校も住むところも何もかも変わらなくていけない。そして、信じられないことに、かあさんは引越の時、大事な犬のキルロイを忘れた。シモーネのなかの小鬼があばれだす……。
『しつれいですが、魔女さんですか』
エミリー・ホーン 作
パヴィル・パブラック 絵
江國香織 訳
ISBN 4-338-11903-9
本体 1300円+税
ハーバートは黒ねこです。
とてもとても黒い黒ねこ。
のらぐらしで、あまり友だちもいませんでしたから、
かなりこどくなねこでもありました。
物語はこうしてはじまります。
ハーバートは寒い日には図書館に行きます。最初の見開きページには、たくさんの本に囲まれ、たくさんの本を椅子がわりに本を読んでいるハーバートをみることができます。この読書がハーバートの転機になりました。そこで、「魔女の百科事典」をみつけ、魔女たちが黒猫をとても愛していることを知るのです。さぁ、行動開始。のらぐらしからおさらばする為に魔女捜しがはじまります――。
他に『四姉妹』(中川なをみ作)、『晴れた日には図書館へいこう』(緑川聖司作)、『ドングリと木のみのこうさく』(竹井史郎作)もご紹介しています。
[179] ソニー・マガジンズ/『フェアリー・ウォーズ ベレスの書』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年10月29日 (水) <URL>
『フェアリー・ウォーズ
ベレスの書』
ハービー・ブレナン
種田 紫 訳
ISBN 4-7897-2095-0
本体 2000円+税
ソニー・マガジンズ刊
その日の朝、ヘンリーは上機嫌だった。3週間かけて作業した、ペーパークラフトの「空飛ぶ豚」が完成し、その名の通り、空を飛ぶことに成功したからだ。
喜んで、両親にそのことを報告しようとした時から、ヘンリーにさまざまな楽しくない問題がふりかかってきた。
両親の離婚の危機にはじまり、庭の掃除などを手伝いに行っているフォガティーさんのところで、妖精(?)をみつけ、その妖精をもといた世界にもどす手伝いをすることになる。
現代のイギリス、妖精帝国レルム・オブ・フェアリー、闇の王国ハエルでのできごとが交差しながら、妖精、悪魔、人間たちが魅惑の世界をくりひろげる……。
[178] フェリシモ出版/『おっとあぶない』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年10月29日 (水) <URL>
『おっと あぶない』
Safty Can Be Fun
マンロー・リーフ 作
わたなべしげお 訳
ISBN 4-89432-308-7
本体1238円+税
この本には、たくさんの「なになにまぬけ」がでてきます。
たとえば、「ふろばまぬけ」「かいだんまぬけ」「くいしんぼうまぬけ」などなど。
どんな「まぬけ」ぶりが見られるでしょう。
わたなべしげおさんのあとがきより引用します。
「子どもは、思いがけない危険なことをします。
そんな子どもの姿をユーモラスに描いて、
危険なことをしないように、楽しく教えてくれる本です。」
[177] 教育画劇/『フランチェスカ』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年10月27日 (月) <URL>
『フランチェスカ』
ステファニー・ブレイク 作・絵
伏見 操 訳
ISBN 4-7746-0583-2
本体 1300円+税
フランチェスカは6歳の女の子(ブタ)です。
でも、いまはちょっとおこってます。(表紙をみるとわかりますね)
いつもは、お母さんとも仲良しでよくお手伝いをするのですが、
クリスマスの朝、お母さんと大げんかしてしまったんです。
おこったフランチェスカは、家を飛び出し、
ネコになりたい! と口にします。すると……。
[176] 早川書房/『ミミズ・フライの食べ方』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年10月27日 (月) <URL>
『ミミズ・フライの食べ方』
トマス・ロックウェル
阿部里美 訳
ISBN 4-15-250013-1
定価 本体1400円+税
仲よし4人の少年があるとき賭けをした。
毎日1匹ずつ、15日間で15匹のミミズを食べられるかどうか、という賭けを。
賭けに勝ったら50ドル!
そのお金が手にはいると前から欲しかったミニバイクを買える!
4人は2つのチームに分かれて、賭けにのぞむ。
ただミミズを食べるというのではありません。
(いや、もちろんそうできれば一番なのでしょうが)
料理方法は自由、ただし、ミミズを小さく切るのはだめ。
さてさて、どんなレシピが登場するか、そして賭けには勝てるのか?!
[175] さ・え・ら書房/『やったね、ジュリアス君』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年10月22日 (水) <URL>
『やったね、ジュリアス君』
クラウディア・ミルズ 作
はら るい訳
玉村 敬子 絵
ISBN 4-378-00783-5
定価:本体1300円+税
はっきりした色づかいの表紙が目をひく。
帯にもおもしろそうなことが書いてある。
ジュリアス君、なにに成功したのかな。
ジュリアスの12歳の夏休みがはじまった。
いつもの休みなら、朝寝かプールの時間が今年の夏は違う。
目標や決意が大好きな母親は、ジュリアスに夏休みの目標設定をさせたのだ。
年相応の本を読むこと、外国語の夏期講習を受けること、
そして、3歳になるエジソンのベビー・シッターをすることなどなど。
本が好きじゃなくて、フランス語も好きじゃなくて、
そしてまだおむつのとれていない子どものベビー・シッターなんて!
前途多難な夏休み、
さてさて、ジュリアス君、いかに夏をのりきるか。
[174] 岩波書店/『ヌードル』『なつのゆきだるま』『みっつのねがいごと』(メープルストリート新刊情報) 投稿者: 投稿日:2003年10月22日 (水) <URL>
『ヌードル』
マンロー・リーフ 文
ルドウィッヒ・ベーメルマンス 絵
福本 友美子 訳
本体 900円
ISBN 4-00-115158-8
これは犬のヌードルの話です。
ヌードルはあなほりがだいすき。でも、胴体の長いヌードルにとってあなほりは一大仕事。ヌードルは自分の体がこんな