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月刊児童文学翻訳

─2003年9月号(No. 53 情報編)─

※こちらは「情報編」です。「書評編」もお見逃しなく!!

児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、
電子メール版情報誌<HP版>
http://www.yamaneko.org/mgzn/
編集部:mgzn@yamaneko.org
2003年9月15日発行 配信数 2,500

「どんぐりとやまねこ」

     M E N U

◎プロに訊く
第23回 尾高薫さん(翻訳家)

◎展示会情報
国際子ども図書館「未知の世界へ―児童文学にえがかれた冒険―」

◎セミナー・講演会情報
梅花女子大学公開講座「児童文学の魅力」

◎お菓子の旅
第24回 イタリア生まれ、フランス育ち 〜マカロン〜

◎読者の広場
海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ!




プロに訊く 第23回

―― 尾高薫さん(翻訳家) ――


 今月は理論社より出版されたジャクリーン・ウィルソン初のYA作品「ガールズ」シリーズの翻訳を手がける尾高薫さんに、お話をうかがいました。お忙しい中、取材に応じてくださった尾高さんに心より感謝いたします。


【尾高薫(おだか かおる)さん】
 1959年、北海道生まれ。国際基督教大学卒業。理論社の「ガールズ」シリーズ『ガールズ・イン・ラブ』で翻訳デビュー。現在は東京に在住。9月22日には、『ガールズ・アウト・レイト〜もう帰らなきゃ〜』が出版される。


【尾高薫さん邦訳作品リスト】
【尾高薫さんインタビュー ホームページ版】

『ガールズ イン ラブ』表紙 ★「ガールズ」シリーズとの出会いについて教えてください。

 きっかけは、友人である翻訳家の千葉茂樹さんから理論社を紹介していただいたことです。当時、同シリーズについて出版を検討していた理論社より運良く声をかけていただき、シリーズ第1作のシノプシスと感想、第1章の訳文を仕上げて提出。その後、正式に「ガールズ」シリーズ翻訳の依頼を受けました。ウィルソンの作品と言えば、低学年向けの物語は訳書で読んだことがあったのですが、この時初めて原書を読みました。

★英語や翻訳の学習歴について教えてください。

 高校の時に(財)エイ・エフ・エス日本協会の留学制度を利用してアメリカのテキサス州ヒューストンに1年間留学しました。帰国後は日本の高校を卒業し、国際基督教大学に進学しました。大学では社会科学を専攻しましたが、大学の性格上、寮で英語が飛び交うなど日常的に英語に接する機会はありました。

 また、大学卒業後は日本の金融機関に就職し、国際金融市場に関する調査部門に8年間ほど在籍しました。そのため外電や月報・年報などを日本語に訳したり、外国人の投資家向けに資料を英訳したりする機会が頻繁にありました。

 その後、夫の赴任に伴い2人の子どもと共にカナダへ。オンタリオ州トロントで3年半を過ごしました。

 帰国後は第3子が生まれたこともあり、自宅でできる仕事を探しました。こうして英語教室をスタート。教室を開いて今年で9年、現在では70人の生徒に教えています。また、知人の紹介で金融関係のビジネス書、教育マニュアル、英会話教材などの翻訳にも関わりました。以上のように、翻訳を専門的に勉強した経験はないのですが、英語とは常に関わってきました。

★「ガールズ」シリーズの特徴とも言えるテンポのよい会話や効果的なカタカナの使い方についてうかがいます。このようなセリフ回しや訳調、カタカナの使い方などは、原書を読んですぐにひらめいたのですか?

「ガールズ」出版にあたり、出版社側には「ふだんあまり本を読んだことのない子どもにも読んでもらいたい」という思いがありました。そのため装丁も、子どもが手に取り易いようなデザインになっています。また、ページ内が漢字だらけにならないよう漢字の使用頻度にも気を配りました。会話文については、主人公と同年代の子どもたちが親しみ易いような訳文を心掛けました。

 そこでまず参考にしたのが、主人公と同年代の我が子や英会話教室の生徒の会話、彼らのカタカナの使い方です。

 ただし、流行りの言葉だけを使えば、数年後には古くて読むに耐えない訳文になってしまいます。ですから、ごく普通の言葉遣いを基本に柔らかい言い回しを織り交ぜながら、主人公と同年代の子どもたちが違和感なく読めるような口調を目指しました。

『ガールズ アンダー プレッシャー』表紙  また、今の子どもは書き言葉にカタカナを多く使用するので、話している時にも頭の中にはカタカナが浮かんでいると考えました。現代の子どもには、言葉も含めたあらゆる事柄を音や視覚などの感覚でとらえるという特徴があります。そこで会話には今の子どもの特徴を取り入れて感覚的なカタカナを多めに用いることにしたんです。例えば「妊娠/ニンシン」など、地の文では漢字、会話文ではカタカナで表記するといった使い分けをしました。一方で、カタカナばかりで読みにくくならないよう、バランスにも配慮するよう心掛けました。また、若い世代の人にも是非知って欲しいと思うような漢字については、ルビを振るなどの工夫をしました。

 本シリーズの作者、ジャクリーン・ウィルソンの文章には一定の気品があります。彼女は子どもの目線に合わせつつ、彼らに対して明確なメッセージを伝えます。そんなウィルソンの姿勢が作品の気品を保ち、大人が読んでも共感できる内容になっているのだと思います。さらに、ウィルソンの文章はスパイスが効いていてテンポがある。つまり原文自体、今の子どもがすんなりと読めるような文体なんです。ですから、訳文も原文の品を保ちつつ、今の子どもに受け入れられるようなものを目指しました。

★シリーズ作品ということで、各キャラクターのセリフを訳出する際、特に気を付けたことはありますか?

「ガールズ」は4巻シリーズになりますが、全巻を通して主人公の年齢はほとんど変わりません。しかしながら子どもは大変な勢いで成長し、夏休みなどをきっかけに別人のように変わります。シリーズ中の主人公3人もどんどん成長します。ですので、登場人物の言葉遣いを完全に決めてしまうのではなく、彼らの成長に合わせて訳文も変えていく、というスタンスで訳しています。

★お使いになっている辞書や作業環境について教えてください。

 英和辞典は主にリーダーズとリーダーズ・プラスを使用し、訳文はパソコンに入力して作成します。日本語の辞書は広辞苑のCD-ROM版の他、岩波の国語辞典など紙の辞書も併用しています。英英はロングマン。その他、アルクのオンライン辞書も利用しますね。単語の正確なニュアンスをつかむために、電子辞書のサーチ機能などを使い、複数の辞書をこまめに引くよう心掛けています。それから訳文は1度訳し終わったら印刷してチェックします。また、チェックする際には必ず音読して、リズムを確かめながら訳文を調整します。

 調べものは主にインターネットを活用。現地のレストランやクラブ、バーなどの名称や店内の様子、画家の名前や作品など色々確認できて便利ですね。

★今後、挑戦したい分野はありますか?

 自分自身が子育て中であること、英語教室で多くの子どもに接していることから、子どもに関する仕事に挑戦したいと思っています。彼らと接する中で、子どもを取り巻く環境や、子どもたちの成長について危機感を覚えることがあります。モノと情報が影響力を増す一方で、子どもの中の成熟した部分と未熟な部分の差が大きくなっているように感じます。彼らの中には、早熟な部分と育つことを放棄してしまっている部分、幼稚な面と若くして達観してしまっている部分が共存している。そんな状態だと、すぐに疲れてしまうんじゃないかと心配です。ですから、今の子ども達の心に届くような作品を訳すことができたら最高ですね。フィクション、ノンフィクション、YA、児童文学などジャンルにはこだわらず、子どもを視野にいれた作品を手がけたいと思います。

『ガールズ アウト レイト』表紙 ★最後に、翻訳学習者にアドバイスをお願いします。

 人との出会いや作品との出会いを大切にしてください。私自身、人とのつながりが本書を訳すきっかけになったこともあり、出会いは大事だと実感しています。また、翻訳という仕事は年齢に関わらず始めることができます。過去の人生経験がとてもプラスになりますし、非常に魅力ある仕事だと思いますよ。また、辞書は使い慣れたものをベースに色々なものを使うといいと思います。

(取材・文 瀬尾友子)
 

※「ガールズ」シリーズについては年内に増刊号を発行予定です。こちらも是非お楽しみに!

 

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展示会/セミナー・講演会情報

―― 展示会情報 ――


◎国際子ども図書館「未知の世界へ―児童文学にえがかれた冒険―」
所在地: 東京都台東区上野公園12-49
電 話: 03-3827-2053
会 期: 平成15年11月9日(日)まで
休館日: 月曜日、祝日、資料整理日(会期中は9月17日)
入館料: 無料
内 容: 19世紀末から20世紀前半にかけて数多く出版された冒険小説の流れを、約200冊の資料とともにたどる。
参 考: http://www.kodomo.go.jp/cal/tenji.html
 
◎刈谷市美術館「ディック・ブルーナ展」
所在地: 愛知県刈谷市住吉町4-5
電 話: 0566-23-1636
会 期: 平成15年9月20日(土)から11月2日(日)まで
休館日: 月曜日、祝日の翌日
入場料: 一般600円 大学生・高校生400円 中学生以下無料
内 容: 世界中で愛されている「ミッフィー(うさこちゃん)」などの作家ディック・ブルーナのデザイン、絵画、素描を展示するほか、絵本の製作過程を紹介する。このあと福岡、東京、横浜、新潟などを巡回予定。
参 考: http://www.city.kariya.aichi.jp/museum/bruna.html
 
◎木城えほんの郷「100万回生きたねこ 佐野洋子の世界展」
所在地: 宮崎県児湯郡木城町石河内475
電 話: 0983-39-1141
会 期: 平成15年10月13日(月)まで
休館日: 月曜日(祝日のときは翌日休館)
入場料: 一般500円 高校生・中学生・小学生300円
内 容: 『100万回生きたねこ』『おじさんのかさ』(ともに講談社)など絵本5冊の原画を紹介。10月11日(土)には佐野洋子さんの講演会・サイン会が行われる。
参 考: http://www.mnet.ne.jp/~ehon/sanoyouko.htm

上記以外のものもやまねこ翻訳クラブのホームページで随時紹介しています。
「速報(イベント情報)」をご覧ください。 http://www.yamaneko.org/event/

(笹山裕子/清水陽子)

 

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―― セミナー・講演会情報 ――


◎梅花女子大学公開講座「児童文学の魅力」
講 師: 横山充男(梅花女子大学児童文学科)
場 所: 大阪府立文化情報センターさいかくホール
(大阪市中央区大手前3-1-43 大阪府新別館北館1階)
日 時: 平成15年9月19日(金) 15:15〜16:45
参加費: 無料
定 員: 90名(先着順。定員になり次第締切り)
申込み: 受講希望講座名、住所、氏名(ふりがな)、性別、電話番号を記入して、
TEL(072-643-6297)/FAX(072-643-6319)/E-mail(bcce@baika.ac.jp)
または、はがきで申込む。
〒567-8578 茨木市宿久庄2-19-5 梅花学園生涯学習センター
詳 細: http://www.opas.gr.jp/bunjyo/iven/baikacollege.htm
 
◎京都市子ども文庫連絡会児童文学講座「物語の魔力――物語心つくころ――」
内 容: 「ハリー・ポッター」や「ゲド戦記」などの本を紹介しながら本屋の思いを語る。
講 師: 増田喜昭(子どもの本専門店「四日市メリーゴーランド」店主)
場 所: 京都アスニー(京都市生涯学習総合センター。下記住所)
日 時: 平成15年10月6日(月) 10:00〜12:00
参加費: 800円(京都まなびすと会員は600円)
申込み: TEL(075-812-7222)/FAX(075-803-3017)/はがき、または窓口で予約。
〒604-8401 京都市中京区丸太町通七本松西入ル
京都市生涯学習総合センター2階 「生涯学習情報デスク」
詳 細: http://web.kyoto-inet.or.jp/org/asny1/koza/kyoto/s0309_ji.html
 
◎クレヨンハウス 子どもの本の学校「本屋さんという場所」
講 師: 長田弘(詩人)
場 所: クレヨンハウス東京店(東京都港区北青山3-8-15)
劇団ひまわりビル(大阪府吹田市江坂町1-18-2)
日 時: 東京 平成15年10月18日(土) 大阪 10月11日(土) ともに16:00〜17:30
参加費: 2500円(会員は無料)
定 員: 東京 120名 大阪 120名
問合せ: 東京店(TEL 03-3406-6492) 大阪店(TEL 06-6330-8071)
その他: 非会員は、当日の朝11時から子どもの本売場にて販売される当日券を購入。会員のみで定員に達した場合は立ち見になることもあり。
詳 細: http://www.crayonhouse.co.jp/kodomo-kouen.htm
 

(竹内みどり/早川有加)



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お菓子の旅 第20回

―― イタリア生まれ、フランス育ち ――
〜マカロン〜


   The girls gathered around the big kitchen table while Aunt Lucy and Michael brought out a lovely bowl of strawberries and a plate of macaroons and a nice cold pitcher of pink lemonade.

text by Cynthia Rylant,
illsutrations by Wendy Anderson Halperin
     "Wedding Flowers" Simon&Schuster(2002)

 "Wedding Flowers" は、「小石通りのいとこたち」シリーズ(シンシア・ライラント作/ウェンディ・アンダスン・ハルパリン絵/市河紀子訳/偕成社)の6巻目。リリー、ロージー、テスの3人のいとこたちが、大好きなルーシーおばさんの結婚式の数日まえに集まります。久しぶりの再会に、みんな大喜び。加えて、3人がキューピッドとなって実現した結婚ということもあり、喜びもひとしおです。その後は、おばさんのキッチンでおしゃべりしながらマカロンを食べたりレモネードを飲んだりして過ごしました。

 マカロンは、16世紀にイタリアからアンリ2世に嫁いだカトリーヌ・ド・メディシスによって、フランスへもたらされたといわれています。作り方は、アーモンドプードルもしくは粒状のココナッツ、それに砂糖と卵白をまぜあわせて焼きあげるのが基本です。でも、形や食感は地方によってまちまちで、同じマカロンとは思えないほどです。むかしから有名なのは、ロレーヌ地方のナンシーで作られたもの。フランス革命で修道会が廃止された際、修道女が身を寄せた民家に伝えたといういわれのあるマカロンです。そのほか有名なものに、パリのマカロン・パリジャンがあります。ナンシーのマカロンは表面がひび割れていますが、こちらはすべすべしているのが特徴です。

 小石通りのいとこたちが食べたのは、どんなマカロンだったのでしょう。なんにしても、みんなで食べたマカロンは格別な味だったに違いありません。

 


*-* ココナッツ・マカロンの作り方 *-*

材料:(約15個分)
ココナッツ
(粒状のもの)
60g グラニュー糖 50g
卵白 40g 浮き粉
(コンスターチでもOK)
5g
  1. ボウルに卵白とグラニュー糖をいれ、湯せんにかけて混ぜあわせる。
  2. グラニュー糖が溶けたら粒状のココナッツと浮き粉(またはコンスターチ)を加えて、粘りがでるまで混ぜる。
  3. オーブンシートを敷いた天板に、直径3〜4cmにした生地をスプーンなどで落とす。
  4. 150度に予熱したオーブンで20分ほど焼く。



★参考文献・ウエブサイト
『万国お菓子物語』(吉田菊次郎著/晶文社)
『私のフランス地方菓子』(大森由紀子著/柴田書店)
『NHK出版パティシエシリーズ4 本格焼き菓子50選』(指籏誠著/日本放送出版協会)
"Sweet Celebrations macaroon Coconut Recipies"
  http://www.maidofscandinavia.com/Recipes/macroon.htm

(早川有加/竹内みどり)


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