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月刊児童文学翻訳

─99年11月号(No.15 情報編)─

※こちらは「情報編」です。「書評編」もお見逃しなく!!

児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、
電子メール版情報誌<HP版>
http://www.yamaneko.org/mgzn/
編集部:mgzn@yamaneko.org
1999年11月15日発行 配信数1,304


「どんぐりとやまねこ」

     M E N U

◎プロに訊く
第8回 千葉茂樹さん(翻訳家)

◎お菓子の旅
第7回 クリスマス特集 〜クリスマスプディング他〜

◎展示会情報
徳島県立近代美術館「東欧絵本の世界展」他

◎セミナー・講演会情報
第7回国際グリム賞贈呈式・記念講演会他



プロに訊く 第8回

―― 千葉茂樹さん(翻訳家) ――

 

 今回は、英米の児童書の翻訳でご活躍中の千葉茂樹さんに、編集者時代のお話や、翻訳家としてデビューなさったきっかけなどをうかがいました。お忙しい中、快くインタビューに応じてくださった千葉さんに、厚く御礼申し上げます。


【千葉 茂樹(ちば しげき)さん】
 1959年北海道生まれ。国際基督教大学卒業。児童書の編集者を経た後、英米作品の翻訳に従事。訳書に『心は高原に』「恐竜探偵フェントン」シリーズ(小峰書店)、『ちいさな労働者』『ウエズレーの国』(あすなろ書房)、『木』(小学館)、『みどりの船』(あかね書房)などがある。北海道当別町在住。


★以前は児童書の編集のお仕事をなさっていたそうですが、子どもの本に関わるようになられたきっかけを教えてください。

 子どもの本というよりも、ジャーナリズムに昔からとても興味がありまして、学生時代から新聞作りに携わっていました。ですから、最初は新聞社に就職するつもりだったんです。青臭い人間で、「自分の力で世界を変えたい」と本気で思っていました。最終的に児童書の出版社を選んだのは、未来を担う子どもたちに訴えかける本を作ることが、自分の理想をかなえることにもつながると思えたからです。


★編集者時代に手がけられた本の中で、特に思い出に残っているものは何ですか?

 たくさんあって困ってしまいますが、どれかひとつといわれれば、『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン著)ですね。これは、10年におよぶ編集者時代の集大成ともいえるもので、私が翻訳者として歩みはじめる間接的なきっかけにもなった作品です。今は新潮社から出版されていますが、これからも、レイチェル・カーソンの思想が受け継がれていくことを願っています。


★翻訳者として再スタートなさったきっかけを教えてください。

 会社を辞めたいという私の願望と、長年の専業主婦生活を終え社会復帰を果たしたいというかみさんの願望が同時にかなうチャンスが訪れ、思い切って夫婦の役割の交換に乗り出したのがそもそものはじまりでした。幸いかみさんの就職先が第一希望の北海道に決まったので、すぐに引っ越し、私の「主夫」としての生活がスタートしたわけです。あくまでも、主夫になることが第一の目標で、翻訳者になるならないは二の次でした。早いもので、あれからもう6年、私の翻訳書もまもなく20冊になろうとしています。


★翻訳者になるために、何か特別な勉強はなさいましたか?

 何もしていません。編集者として10年間、原書と翻訳書を見比べてきましたから、それが勉強といえば勉強ですね。いまでも自分の中には翻訳者と編集者の二つの人格があって、ときどき、自分の原稿に向かって編集者の自分が怒鳴ってるんです。「なに訳してんだ! この下手くそ翻訳者め」って(笑)。


★翻訳者としてのデビュー作は、どのようにして決まりましたか? また、普段はどのようにして未訳の本を探していらっしゃいますか?

 実は、会社を辞めることを考えはじめるずっと前から、『夜の国』(ローレン・アイズリー作/工作舎)という本を共訳しておりまして、結局は、それがデビュー作になりました。その後、しばらくの充電期間を経て、持ち込みをはじめました。編集者時代に築いた人脈がありましたので、ほかの方に比べると出版社の敷居は低いわけですからとても有利だなとは思います。現在では出版社の方から声をかけていただくことも多く、持ち込みとの比率は半々ぐらいです。

 持ち込みの本は、半年に一度の上京のときに書店やエージェントをまわったり、インターネットで洋書を取り寄せたりして探しています。書評誌も購読していますが、新作よりも、埋もれた名作を探すほうが好きですね。いい作品が見つかったときに、その作品に興味を持ってくれそうな編集者の顔が浮かぶというのは、やはり児童書出版業界に関わっていた自分の強みですよね。


『ひねり屋』表紙
『ひねり屋』(理論社)
ジェリー・スピネッリ 作
千葉茂樹 訳

★最新作の『ひねり屋』(ジェリー・スピネッリ作/理論社)が話題になっていますが、この作品について何かエピソードがありましたらお聞かせください。

 あとがきにも書きましたが、最初にこの作品を原書で読んだときの印象は、決していいものではありませんでした。チャリティーの大義名分のもとに、毎年大量の鳩を銃で撃ち、瀕死の鳩の首をひねる「ひねり屋」という形で子どもにまで加担させている町、という設定が、あまりにも度を超しているように思えたのです(あとになって、実際にある話だということがわかったのですが)。でも、何度も読み返しているうちに、別の側面が見えてきました。「ひねり屋」になりたくないという葛藤の中で見事に成長を遂げる主人公の姿が、大人社会の矛盾やストレスを抱えて生きている子どもたちに、きっと勇気を与えてくれるだろうと思えたのです。

 実はこの本の発行準備が最終段階にいたったところで、千葉で60数羽の鳩が首をひねられて殺されるという事件が起こりました。あわてて出版社とも相談しましたが、そのような事件が現実に起きてしまう世の中だからこそ、なおさらこの本の意義は大きいのではないかとの結論にいたり、予定通りの刊行となった次第です。

 ニューベリー賞のオナーに輝いたこの作品、決して明るいストーリーではありませんが、大人向けの外国文学としても読むに耐える作品だと思っています。できるだけ多くの方に読んでいただければ幸いです。


★文芸翻訳家をめざすみなさんへ、ぜひアドバイスをお願いします。

「文芸翻訳家になりたい」という方に、どんな本を訳したいのか尋ねると、「特にない」という答えが返ってくることがあります。でも、それっておかしいですよね。訳したい本があるからこそ、翻訳家になりたいという気持ちもわいてくると思うんですが、いかがでしょう。みなさんには、未訳・既訳を問わず、とにかくたくさんの本を読んで、早く自分の訳したい本を見つけてほしいと思います。

 それから、児童書の翻訳をするときは、読者の側に立つことを特に忘れないでほしいと思います。対象となる読者に理解できないような言葉を並べて翻訳しても仕方がないですよね。これは、子どもを甘く見るということとはまったく違う問題です。


★今後のご予定について教えてください。

 年末から来年にかけて、「恐竜探偵フェントン」シリーズ第5巻(小峰書店)を皮切りに、伝記絵本『雪の写真家ベントレー(仮題)』(BL出版)、科学写真絵本、ハードな冒険ノンフィクションなどが出る予定です。どうぞお楽しみに!

(インタビュアー 宮坂宏美)

※千葉さん作品リスト
http://www.yamaneko.org/bookdb/int/ls/schiba.htm

※千葉さんインタビュー
http://www.yamaneko.org/bookdb/int/schiba.htm

 

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お菓子の旅 第7回

―― 古今の名作に登場するイギリスの伝統的なクリスマス菓子 ――
〜☆クリスマスプディング ☆ ほか〜

 

That was the pudding. In half a minute Mrs Cratchit entered -- flushed, but smiling proudly -- with the pudding, like a speckled cannon-ball, so hard and firm, blazing in half of half-a-quartern of ignited brandy, and bedight with Christmas holly stuck into the top.

Charles Dickens
"CHRISTMAS CAROL" (1843)
Project Gutenberg of University of London version

*   *   *   *   *

Edmund couldn't quite see what they were eating, but it smelled lovely and there seemed to be decorations of holly and he wasn't at all sure that he didn't see something like a plum pudding.

C.S.Lewis
"THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE" (1950)
COLLIER BOOKS

*   *   *   *   *

Harry and Ron had barely finished their third helpings of Christmas pudding when Hermione ushered them out of the hall to finalize their plans for the evening.

J.K.Rowling
"HARRY POTTER AND THE CHAMBER OF SECRETS"(1998)
BLOOMSBURY


 イギリスのクリスマスに欠かせないお菓子、クリスマスプディング。ディケンズの『クリスマス・キャロル』での豊かな描写によって世界中に知られるようになり、以来多くの文学作品に登場しています。ルイスの「ナルニア国」シリーズの1冊、『ライオンと魔女』では、魔女の支配のために長くクリスマスが訪れていなかったナルニア国で、久しぶりのイヴのごちそうとして食べられました。また、今話題の「ハリー・ポッター」シリーズの主人公ハリーも、大のクリスマスプディング好きです。

 一般にはプラム・プディングと呼ばれていますが、「プラム」はすももではなく、製菓用の干しぶどうを意味するplumであるという説と、ドライフルーツをブランデーなどの洋酒につけこむ(plump up)作業をさすplummingからきているという説があります。このドライフルーツは、他にもケンネ脂(*1)やスパイスなどで独特の風味がつけられ、生地に混ぜられます。波形で背の高い特別の型を使ってオーブンで蒸し焼きにし、10日ほどおいて味に深みが出てきたところで、クレーム・アングレーズ(*2)を添えていただくのが本場イギリス流。日が経つほどに風味が増すので、中には数か月前から準備をする人もいるそうです。食べる直前に洋酒をふりかけて火をつけ、青い炎を楽しむこともあります。こうした本来のやり方で作った場合、日本では手に入りづらい食材もあり、手間もかかりますので、今回は日本の家庭でも手軽に作れるレシピをご紹介します。


(*1) ケンネ脂…… 牛の腎臓の周りについている脂肪で、独特の風味がある。欧米ではバターと同様に菓子、料理に多く使われる。
(*2) クレーム・アングレーズ……
(creme anglaise)
「アングレーズ」は、フランス語で「イギリスの」の意味。料理用語で「アングレーズ」というと、「塩ゆでにする」、「卵と小麦粉とパン粉をつける」などの調理法のことだが、creme anglaise は卵と牛乳を混ぜた、いわゆるカスタードソースをさす。

*-* クリスマスプディングの作り方 *-*


材料:直径15cmの型2個分
(A) 砂糖 80g 熱湯 30cc            
(B) オートミール 75g 牛乳 300cc バニラビーンズ 1本        
(C) 3個 卵黄 3個分 砂糖 75g 生クリーム 200cc    
(D) バナナ 1本 干しプラム 60g 干しあんず 50g アーモンド 50g ラム酒 大さじ2
(その他) 型に塗るバター 少々


準備:型にバターを薄く塗っておく。Dのフルーツは細かく刻む。

  1. Aの材料でカラメルソースを作る。砂糖をなべに入れて強火にかけ、なべを揺すりながらとかし、茶褐色になってどろりとするまで煮詰めたら、火を止める。熱湯を加えて手早くかき混ぜ(湯がはねるので注意)、2個の型それぞれの底に流す。
  2. なべにBの材料を合わせて火にかける。混ぜながらひと煮立ちさせた後、火からおろしてバニラビーンズを取り出す。あら熱をとる。
  3. ボールにCの卵と卵黄、砂糖を合わせて泡立て器でよく混ぜ、生クリームとDを加えてさらに混ぜる。2を加えて室温に1時間おいて休ませる。オーブンを180度 に温めておく。
  4. 1の型に3を9分目まで流してアルミ箔でふたをし、天板において型の高さの1/3まで湯を注いでオーブンに入れ、1時間半焼く。中心に金ぐしを刺して何もついてこなかったら、出来上がり。あら熱をとった後、冷蔵庫で冷やす。

※冷蔵庫で保存すれば、1週間はおいしく食べられます。



*-* クリスマスのお菓子あれこれ *-*


★ミンスミートケーキ(パイ)★
 イギリスのクリスマスには欠かせないお菓子。ミンスミートとは、ドライフルーツにスパイス類、ケンネ脂、砂糖、ラム酒を混ぜ合わせたもの(クリスマスプディングの材料にも使われています)。市販の瓶詰めを購入することもできます。ミンスミートのお菓子には、ブランデーバターやラムバターをつけて食べるのが普通です。これらのバターも市販のものがありますが、バター50gに粉砂糖150g、ブランデーかラム酒大さじ1を混ぜれば、簡単に作れます。


★シュガーケーキ(シュガークラフト)★
 イギリスの伝統的な砂糖菓子。粉砂糖、ゼラチン、水あめなどを練り合わせて作ったシュガーペーストを、食用の色素で好みの色に染めて、花やリボンなど、さまざまな形に加工したものです。クリスマスには、クリスマスプレートといって、例えばサンタクロースの赤いブーツなどを、シュガーケーキで平たく(プレート<plate>状に)作ります。このシュガーケーキのクリスマスプレートは、食べるためのものではありません。盆に載せて飾ったり、クリスマスカードの代わりに用いたりします。


★フルーツケーキ★
 イギリスを代表するクリスマスケーキ。ここでいうフルーツとは、ドライフルーツのことです。お菓子のなかった時代、実りの季節に手をかけて仕込んだドライフルーツは、貴重なものでした。その貴重な材料をふんだんに使ったフルーツケーキは、クリスマスに大切な客をもてなすのにふさわしいお菓子だったのです。また、くるみなどの木の実が入っていることから、翌年の豊作や子孫繁栄を象徴するものでもありました。フルーツケーキはクリスマスだけでなく、あらゆるお祝いのお菓子として用いられます。なお、クリスマスに食べるフルーツケーキは、ドイツのシュトレン、イタリアのパンネトーネなど、ヨーロッパの他の国にもあります。


★参考文献・ウエブサイト

『イギリスのお話は、おいしい。』(白泉社)
『百菓辞典』(山本候充編/東京堂出版)
『料理食材大事典』(主婦の友社)
『クリスマスのお菓子』(今田美奈子著/金の星社)
『COMOお料理ノート お菓子とデザート』(主婦の友社)
"EPICURIOUS FOOD" (http://www.epicurious.com/e_eating/e04_xmas/euro.html)

(森久里子/田中亜希子)

 

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―― 展示会情報 ――

 

◎八ヶ岳小さな絵本美術館「ハンス・フィッシャー展」
所在地: 長野県諏訪郡原村原山17217-3325
電 話: 0266-75-3450
会 期: 平成11年12月5日まで
休館日: 火曜日
入場料: 大人700円 中・高校生400円 小学生300円
内 容: スイスの絵本作家、ハンス・フィッシャーの絵本原画展。
 
◎徳島県立近代美術館「東欧絵本の世界展」
所在地: 徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園内
電 話: 088-668-1088
会 期: 平成11年12月12日まで
休館日: 月曜日
入場料: 大人600円 大学・高校生450円 小・中学生300円
内 容: 東欧の絵本界を代表する作家たちの絵本原画展。ウィルコンの『子馬とカバ』、グレイニエツの『お月さまってどんなあじ?』など200点を紹介。同展覧会は、今後、愛知、新潟、和歌山、北海道で順次公開される予定。
 
◎つくば市立図書館「大島英太郎絵本原画展」
所在地: 茨城県つくば市吾妻2-8
電 話: 0298-56-4311
会 期: 平成11年11月28日まで
休館日: 月曜・祝祭日
入場料: 無料
内 容: 『ラベンダーのくつ』(アリスン・アトリー作/福音館書店)などの原画展。

(瀬尾友子)

 

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―― セミナー・講演会情報 ――

 

◎大阪府立国際児童文学館 第7回国際グリム賞贈呈式・記念講演会
講 師: ジャック・ザイプス(ミネソタ大学ドイツ語学文学学科教授)
場 所: 大阪国際女子大学(大阪府守口市藤田町6-21-57)5号館
日 時: 平成11年11月21日(日)13:30〜16:00(13:30〜14:00 式典、14:00〜16:00 記念講演会)
参加費: 無料
定 員: 300名
内 容: 児童文学の研究や、その振興に寄与した人物に贈られる国際的な児童文学賞「国際グリム賞」の贈呈式と、おとぎ話の研究者で『グリム兄弟−魔法の森から現代の世界へ』等の著者である、ザイプス博士の受賞記念講演。
申 込: 電話または国際児童文学館カウンターで直接申し込み(TEL 06-6876-8800)
 
◎阪南市子ども文庫連絡会 「絵本とわたし〜『ぐりとぐら』との出会いから〜」
講 師: 山脇百合子(絵本画家)
場 所: サラダホール(大阪府阪南市尾崎町35-3)小ホール
日 時: 平成11年11月26日(金)10:00〜11:30
参加費: 無料
定 員: 200名(予約なし 当日先着順に受付)
内 容: 「ぐりとぐら」シリーズなどでお馴染みの山脇百合子氏の講演会。
問合せ: TEL/FAX 0724-76-1476(森本)
その他: 1歳半以上の保育あり(先着15名〔要予約〕、一部負担金 300円〔おやつ代を含む〕)。希望者は濱崎(TEL 0724-76-1081)まで。
 
◎塩竈市民図書館 対談「なぜ、絵本!」
対談者: あべ弘士(絵本作家)
中川ひろたか(音楽家・絵本作家)
村上康成(絵本作家)
増田喜昭(子どもの本専門店「メリーゴーランド」店主)
場 所: 壱番館(宮城県塩竈市本町1-1)5階 遊ホール
日 時: 平成11年12月2日(木)18:30〜
定 員: 350名(塩竈市民図書館カウンターで配布中の整理券が必要)
問合せ: 塩竈市民図書館(壱番館内、TEL 022-365-4343)
その他: 託児室利用希望者は事前に申し込むこと。11月27日〜12月12日、壱番館4階にて、村上康成・長 新太・あべ弘士原画展「絵本(さかな)・絵本(ひと)・絵本(どうぶつ)」も開催。
 
◎絵本店「モリス」 志茂田景樹おはなし会・サイン会
お 話: 志茂田景樹(作家)
場 所: モリス(東京都府中市四谷3-55-87)
日 時: 平成11年12月4日(土)14:00〜、15:00〜(2回入れ替え制)
内 容: 絵本『つきとはくちょうのこ』等の作者、志茂田氏による読み聞かせ会。
申 込: モリスにて整理券を配布中(木・日曜定休、TEL 042-334-0967)
 
◎クレヨンハウス 日曜塾 〜マイケル・グレイニエツさんを迎えて〜
場 所: クレヨンハウス 1F 子どもの本売場(東京港区北青山3-8-15)
日 時: 平成11年11月21日(日)10:30〜12:00
参加費: お茶代のみ
内 容: アメリカから来日中の絵本作家、グレイニエツ氏のお話とサイン会
問合せ: クレヨンハウス(東京 03-3406-6492)

(中野伊都子)

 

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やまねこ翻訳クラブ(会員数158名)

 やまねこ翻訳クラブは、海外の子どもの本に関する情報交換、翻訳・シノプシス自主勉強会などを行っている児童書専門サークルです。翻訳と子どもの本に興味のある方でしたらどなたでも入会できますので、ぜひお気軽にご参加ください。

―― 開催中! ――

◆ニューベリー賞読破マラソン
◆遊学館絵本コンクール勉強会(11/28まで"Smudge")


出版翻訳ネットワーク・メープルストリート

http://www.litrans.net/maplestreet/

新刊情報・イベント情報などを掲載いたします。
詳しくは maple@office-ono.com まで


●編集後記●

やまねこ翻訳クラブでは、現在来日中の絵本作家、グレイニエツ氏のインタビューを予定しています。その模様は来月お伝えする予定。お楽しみに!(み)


発 行: やまねこ翻訳クラブ
発行人: 生方頼子(やまねこ翻訳クラブ 会長)
編集人: 宮坂宏美(やまねこ翻訳クラブ スタッフ)
企 画: 河まこ キャトル くるり 小湖 Chicoco どんぐり BUN ベス YUU りり ワラビ
協 力: @nifty 文芸翻訳フォーラム マネジャー 小野仙内
ながさわくにお きら わんちゅく みーこ HAROU アイリーン lovelove


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