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月刊児童文学翻訳

─2003年10月号(No. 54 情報編)─

※こちらは「情報編」です。「書評編」もお見逃しなく!!

児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、
電子メール版情報誌<HP版>
http://www.yamaneko.org/mgzn/
編集部:mgzn@yamaneko.org
2003年10月15日発行 配信数 2,400

「どんぐりとやまねこ」

     M E N U

◎出版社研究
第19回 BL出版

◎展示会情報
ナルニア国「岩波の子どもの本創刊50周年記念展」他

◎セミナー・講演会情報
大阪府立国際児童文学館 国際グリム記念式典講演会
「児童文学を語るさまざまな声――何をいかに語るべきか」他

◎世界の児童文学賞
第25回 ブランフォード・ボウズ賞(イギリス)

◎読者の広場
最近のロシア語圏(東欧圏)の児童書についてのご質問



出版社研究 第19回

―― BL出版 ――

 

 出版社の多くが東京に集中するなか、すぐれた印刷技術とていねいな本作りに定評のあるBL出版は神戸にある。ベルギーを代表する絵本作家、故ガブリエル・バンサンが絶大な信頼をよせたという同社をたずね、編集部部長の落合直也さんに本作りへの思いをうかがった。

 

■会社概要〜絵本の出版を中心に

 BL出版は、幼児用教材を直販するブックローンから、『チャイクロ』(高田恵以編著)などを企画していた出版部が、1974年に独立してブックローン出版としてスタートした(1997年BL出版と社名変更)。絵本全集の刊行や知育教材の開発をしていたが、1981年に初めて一般書店用の『スキャリーおじさんのハックルとローリーのものしりえほん』(リチャード・スキャリー作/石浜恒夫・国眼隆一訳)を出版。2年後にガブリエル・バンサンの絵本、『ふたりはまちのおんがくか』と『かえってきたおにんぎょう』(共に「くまのアーネストおじさん」シリーズ/もりひさし訳)を刊行してから、絵本の出版社として注目を集めるようになった。その後も海外の作家だけでなく、国内の作家の作品や、「カロリーヌ」シリーズの復刊など、絵本を中心に刊行してきた。今後は読み物の数も増やしていきたいが、メインが絵本であることは変わらない。

 

■バンサンとの出会いから

『アンジュール――ある犬の物語』表紙

 BL出版の大きな柱となっているのは、ガブリエル・バンサンの絵本である。「くまのアーネストおじさん」シリーズをはじめとする優しく温かい作品に魅せられて、日本に紹介したのが始まりだ。1986年には厳しさや激しさを含んだメッセージ性の強い作品『アンジュール』(もりひさし解説)を出版。それまでの絵本の常識をうちやぶる、デッサンだけで描かれたこの作品に対する反響は大きかった。児童文学作家の今江祥智さんもこの作品に魅せられたおひとり。今江さんはバンサンの『たまご』の解説を引き受け、以後創作作品や翻訳を通じて、同社との関係を深めるようになる。

『たまご』表紙

 バンサンさんは、絵本を作るにあたり、同社にさまざまなアドバイスをしたという。海外の作品を出版するとき、通常は印刷用フィルムを手に入れるか、原書をもとに絵を再現する。バンサンさんからは、原書では原画のこの部分が十分に再現できていないとか、こうしたらもっとよくなるなどと書かれた手紙が届いた。このように細かくアドバイスしてくれたのはバンサンさんだけで、邦訳が完成すると必ず礼状を送ってくれた。手紙のやりとりを通し同社との信頼関係は深まっていく。「初めてバンサンさんとお会いできたのは1996年のことでした。とてもナイーブなかたで、写真をとったりプロフィールを聞いたりしないで、作品のお話をしましょうとおっしゃいました。そのときベルギーでは、『アンジュール』のようなメッセージ性のあるものが、出しにくくなっているというお話をうかがったのです」と落合さん。

『ナビル――ある少年の物語』表紙

 帰国後手紙のやりとりがあり、その後、バンサンさんから『ナビル――ある少年の物語』(今江祥智訳)の原稿が届く。そこで、画集『砂漠』(渡辺一枝訳)に続く日本オリジナル版の企画に着手することになる。これは夢に向かってつきすすむ少年の気持ちを、力強いデッサンで描いた作品。分量も多く少し躊躇したが、今江さんの後押しもあり出版が決まる。原画は再現が難しい鉛筆デッサンで、参考にできる原書もない。そこで、数枚原画を預かりテスト印刷を何度もやりとりした。バンサンさんは、出来あがりに納得すると残りの原画を送ってくれた。

『ヴァイオリニスト』表紙

 2000年3月に『ナビル』が完成して、本をベルギーの自宅に届けた落合さんは、思わぬ歓迎をうける。「今思うと、そのときはバンサンさんご自身もうお体が悪いことがわかっていたようです。いつもよりちょっとおめかしして、BL出版から出した邦訳作品を、部屋中にずらりと並べて迎えてくれたのです」

 そのときすでに話が進んでいた、日本オリジナル版『ヴァイオリニスト』(今江祥智訳)の出版を待たずして、バンサンさんは2000年9月に亡くなった。ベルギーの人たちに『ナビル』を見てもらえないのが、少し寂しいといっていたという。

 

■絵本作りのこだわり〜メッセージを届けたい

『キツネ』表紙

 絵本作りの姿勢を落合さんはこう語る。「原書をできるだけ再現し、よりよいものを作りたい。原書のイメージを大切にしたいですね」たとえば『キツネ』(マーガレット・ワイルド文/ロン・ブルックス絵/寺岡襄訳)。オリジナル原書は文字が手書きのオーストラリア版。入手しやすいイギリス版の文字は活字だった。この絵の雰囲気を生かすには、ぜひ手書き文字のインパクトがほしいと考え、川端誠さんに依頼した。川端さんは鉛筆の削り方から研究した。訳の寺岡襄さんは、原書のイメージどおりの訳で、レイアウトに合うように工夫してくれた。「1冊の絵本を作るのに、印刷技術者や、作者、訳者など、いろいろな人が手をかけます。それぞれのこだわりをどういうふうにまとめ上げていくかが、コーディネーターとしての編集者の役割だと思っています。人との出会いがあり、毎日が違うこの仕事が、とにかく楽しいのです」

『幻燈サーカス』表紙

 今年8月に刊行された『幻燈サーカス』(中澤晶子文/ささめやゆき画)もそんなこだわりがつまった作品。ガラス絵という手法を紙の上に再現したり、数種類の紙を使いわけたり、計算しつくされた作り手たちの遊び心が満載だ。

 このように多くの人がかかわる絵本の仕事をするうえで、神戸は地理的に不便ではないのだろうか。落合さんは、港町神戸の国際的なイメージと、BL出版が出す作品は波長が合っていると考えている。東京出張でときどき刺激をうけ、神戸からメッセージを送りつづけたいそうだ。絵本には、さまざまな表現方法があり、作者の伝えたいメッセージがあるからこそ、作り手たちの心を動かしていく。そうしたこだわりの部分を、読者に気がついてもらえたらうれしいという。これからも作者のメッセージを、子どもたちだけでなく大人たちにも届けたいと、落合さんは思っている。

 

■新刊情報

『ぼくは きみの ミスター』表紙 『ナーサリー・クライムズ しちめんどうくさい七面鳥盗難事件』表紙 『デザートタウン』表紙

 翻訳作品では、8月に『ぼくは きみの ミスター』(トーマス・ヴィンディング作/ヴォルフ・エァルブルッフ絵/小森香折訳)と『デザートタウン(*)』(ボニー・ガイサート文/アーサー・ガイサート絵/久美沙織訳)、9月に『ナーサリー・クライムズ しちめんどうくさい七面鳥盗難事件』(アーサー・ガイサート作/久美沙織訳)が刊行された。『どうするどうする ねずみくん』(ドン&オードリー・ウッド作/ドン・ウッド絵/今江祥智訳)の14年ぶりの続編、『ねずみくん、どうするどうする クリスマス』(同上)を10月下旬に出版予定。

*『デザートタウン』は本誌今月号書評編「注目の本」参照。



【翻訳学習者のみなさんへ】

 英語から日本語への翻訳者志望のかたはたくさんいます。とくに絵本は短い言葉のなかに、どれだけメッセージをいれられるかが鍵となります。英語も大事ですが、日本語をみがくことが第一だと思います。いろいろな本を読み、エッセイでも日記でもいいので、日本語を書く練習をすることです。それに得意分野を作るのも大切です。文体だけでなく持ち味も含めて、原書のイメージに合うかたに、翻訳をお願いしたい。人との出会いやつながりを大切にして、自分をみがくことが大事だと思います。



BL出版

住所 〒650-0015 神戸市中央区多聞通2-4-4
電話 078-351-5351
ホームページ http://www.blg.co.jp/blp/

 


◇BL出版新刊案内(メープルストリート)

◇ガブリエル・バンサン追悼記事(本誌2000年10月号書評編)

◇『幻燈サーカス』レビュー( "Japanese Children's Books (Quarterly)" 秋号) (10月20日公開)

(取材・文/竹内みどり)

 

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展示会/セミナー・講演会情報

―― 展示会情報 ――

 

◎ナルニア国「岩波の子どもの本創刊50周年記念展」
所在地: 東京都中央区銀座4-5-1 教文館8階
電 話: 03-3563-0730
会 期: 平成15年10月30日(木)まで(無休)
入館料: 無料
内 容: 「岩波の子どもの本」シリーズの創刊50周年を記念して、初山滋の絵本の原画を紹介。16日(木)までは『ききみみずきん』、30日(木)までは『おそばのくきはなぜあかい』を展示する。
参 考: http://www.kyobunkwan.co.jp/
 
◎森のおうち「バーナデット・ワッツ絵本原画展」
所在地: 長野県南安曇郡穂高町大字有明2215-9
電 話: 0263-83-5670
会 期: 平成15年12月24日(水)まで
休館日: 木曜日
入館料: 一般700円 小学生500円 3歳以上小学生未満150円
内 容: グリム童話やアンデルセン童話の絵本で知られるバーナデット・ワッツの作品から、『ブレーメンの音楽隊』(ささきたづこ訳/西村書店)などの原画を紹介する。
参 考: http://www.morinoouchi.com/
 
◎安曇野ちひろ美術館「日本の絵本原画展」
所在地: 長野県北安曇郡松川村西原
電 話: 0261-62-0772 テレフォンガイド:0261-62-0777
会 期: 平成15年11月30日(日)まで
休館日: 水曜日
入館料: 一般800円 高校生・中学生500円 小学生300円
各種割引あり。詳しくはhttp://www.chihiro.jp/azumino/a_access.htmへ。
内 容: 『スーホの白い馬』(大塚勇三再話/赤羽末吉絵/福音館書店)、『いないいないばあ』(松谷みよ子作/瀬川康男絵/童心社)、『わたしのワンピース』(にしまきかやこ作・絵/こぐま社)など、親から子へ読みつがれ愛されてきた絵本の原画約70点を展示。
参 考: http://www.chihiro.jp/azumino/exb07.htm

上記以外のものもやまねこ翻訳クラブのホームページで随時紹介しています。
「速報(イベント情報)」をご覧ください。 http://www.yamaneko.org/event/

(笹山裕子/清水陽子)

 

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―― セミナー・講演会情報 ――

 

◎大阪府立国際児童文学館 国際グリム記念式典講演会
 「児童文学を語るさまざまな声――何をいかに語るべきか」
講 師: ピーター・ハント(英国カーディフ大学教授・第9回国際グリム賞受賞者)
場 所: 大阪府立国際児童文学館(大阪府吹田市千里万博公園10-6)
日 時: 平成15年10月26日(日) 14:00〜16:30
参加費: 無料
定 員: 150名(先着順)
申込み: TEL(06-6876-8800)/FAX(06-6876-8686)/E-mail(grimm2003@iiclo.or.jp)で申し込む。
詳 細: http://www.iiclo.or.jp/grimm/grimm2003.htm
 
◎東京子ども図書館 島多代氏講演会「絵本の歴史 エルマー・ボイド・スミス」
講 師: 島多代(東京子ども図書館評議員、前国際児童図書評議会会長)
場 所: 東京子ども図書館(〒165-0023 東京都中野区江原町1-19-10)
日 時: 平成15年11月8日(土) 14:00〜16:00
参加費: 2000円(賛助会員は1500円)
申込み: 往復はがき(1人につき1枚)に、講座名、氏名、住所(郵便番号も)、電話番号(昼の連絡先)、会員か否かを記入して同図書館へ申し込む。10月21日(火)必着。定員を超えた場合は抽選。
詳 細: http://www.litrans.net/maplestreet/tklib/ev/2003/ev3.htm
 
◎クレヨンハウス子どもの本の学校「自然大好き」
講 師: 松岡達英(絵本作家)
場 所: クレヨンハウス東京店(東京都港区北青山3-8-15)
劇団ひまわりビル(大阪府吹田市江坂町1-18-2)
日 時: 東京平成15年11月15日(土) 大阪11月8日(土) ともに16:00〜17:30
参加費: 2500円(会員は無料)
定 員: 東京 120名 大阪 120名
定 員: 東京 120名 大阪 120名
問合せ: 東京店 TEL(03-3406-6492) 大阪店 TEL(06-6330-8071)
その他: 非会員は、当日の朝11時から子どもの本売場にて販売される当日券を購入。会員のみで定員に達した場合は立ち見になることもあり。
詳 細: http://www.crayonhouse.co.jp/kodomo-kouen.htm
 

(早川有加/竹内みどり)

 

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世界の児童文学賞 第25回

―― ブランフォード・ボウズ賞(イギリス) ――

〜新人作家と編集者のパートナーシップを称える賞〜

 

■概要
名 称 : ブランフォード・ボウズ賞(The Branford Boase Award)
対 象 : 英国在住の作家による初の児童向け読み物(短編、絵本、詩集を除く)
創 設 : 2000年
発 表 : 毎年6月または7月
関連サイト: http://www.henriettabranford.co.uk/

 

 作家ヘンリエッタ・ブランフォード(Henrietta Branford)と、その才能を見出した編集者ウェンディ・ボウズ(Wendy Boase)は、"Fire, Bed and Bone"(1997年発表)を始めとする作品を世に送り出して高く評価されたが、1999年にふたりともガンのため亡くなった。ガーディアン紙編集者の Julia Eccleshare、図書館司書の Anne Marley、ボウズが設立に携わった Walker Books が協力し、ふたりの才能とパートナーシップを称えるために本賞を創設した。運営にあたっては、The Arts Council of England や各出版社、同業者など、数多くの団体や個人が支援をしている。

 本賞は、前年に出版された7歳以上を対象とする児童向け読み物の作者の中で、最も有望な新人作家に贈られる。その作家にとって初めて執筆した児童向け読み物であれば、過去に一般向けの作品を発表していてもかまわない。また、その作品を担当した編集者に対しては、編集者賞が授与される。選考は、図書館司書、編集者、書籍販売業者、前年の受賞者などからなる5名の審査員によって行われる。

 

◆2003年受賞者

●Kevin Brooks(ケヴィン・ブルックス)
 "Martyn Pig"(『マーティン・ピッグ』角川書店より10月31日刊行予定)で受賞。

〈編集者賞〉
●Barry Cunningham(バリー・カニングハム)
 上記の Brooks の作品を手掛けたことで受賞。2000年にキャサリン・ロバーツの作品で受賞したのに続き、今回が2度目の受賞となった。「ハリー・ポッター」シリーズの作者J・K・ローリングを見出したことで知られている。2000年に出版社 The Chicken House を設立。
(参考サイト:http://www.doublecluck.com/


◇過去の主な受賞者

○Sally Prue(サリー・プルー)
 2002年、"Cold Tom" で受賞。この作品でスマーティーズ賞銀賞も獲得した。最新作は、親の身分や立場の違う子どもたち3人のぎこちない関係を描いた "Ryland's Footsteps"。邦訳はまだない。作家以外に、リコーダーとピアノの教師もしている。

○Katherine Roberts(キャサリン・ロバーツ)
 2000年、"Song Quest"(『ライアルと5つの魔法の歌』吉田利子訳/サンマーク出版)で受賞。『セヌとレッドのピラミッド 世界七不思議ファンタジー』(米山裕子訳/集英社)などの邦訳がある。
(参考サイト:http://www.katherineroberts.com/

 

【参考】
◇2003年度の受賞作・候補作の詳細(本誌2003年9月号書評編「賞情報2」)

◇過去の受賞作リスト(やまねこ翻訳クラブ作成)

◇ブランフォード追悼記事とレビュー(本誌1999年6月号書評編)

(須田直美)

 

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読者の広場

―― 海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ! ――

 

 今月は、久しぶりに質問メールをいただきました。公立中学校で司書をされているペンネーム over-w さんからです。ありがとうございます。

 公立中学校で図書館司書をしております。英米に限らず魅力的な児童文学・YA文学が次々と翻訳され、うれしい限りです。ただちょっと感じたこと。ロシア語圏(東欧圏も)の新しい児童文学がほとんど見当たりません。児童文学が廃れてしまったのでしょうか、それとも知られていないだけなのでしょうか。もしおすすめのものがありましたら、ぜひ教えてください。

 

【編集部より】

 ロシア児童文学の紹介冊子を発行しているサイトがあります。

 ▼「カスチョール」の会

 ▼「ロマーシカ」(ロシア児童文学の翻訳同人誌)

 また、東京子ども図書館で発行している「こどもとしょかん」2002年冬号では、ロシアの児童文学という特集が組まれ、邦訳されている絵本や児童書が数冊紹介されています。この記事によると、ロシアの児童文学の世界には新しい世代の作家たちが登場し、子どもたちが楽しんで読んでいるようです。自国のものだけではなく、西欧のものも多く読まれているとも書かれています。詳しい方から情報が寄せられるといいですね。ご存知の方、ぜひ編集部までメールをお願いします。


このコーナーでは、海外児童書にまつわるお話、ご質問、ご意見等を募集しています。
mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。
  • メールはなるべく400字以内で、ペンネームをつけてお送りください。
  • タイトルには必ず「読者の広場」とお入れください。
  • 掲載時には、趣旨を変えない範囲で文章を改変させていただく場合があります。
  • 回答も読者のみなさまから募集し、こちらに掲載させていただきます。原則的に編集部からメールでの回答はいたしませんので、ご了承ください。

 

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◆次号予告は毎月10日頃、やまねこ翻訳クラブHPメニューページに掲載します。◆

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●編集後記●

世界にはさまざまな文学賞がありますが、新人作家と編集者とのパートナーシップを称える賞はいいですね。(さ)
発 行: やまねこ翻訳クラブ
発行人: 西薗房江(やまねこ翻訳クラブ 会長)
編集人: 林さかな/西薗房江(やまねこ翻訳クラブ スタッフ)
企 画: 蒼子 えみりい 河まこ キャトル きら ぐりぐら くるり ケンタ さかな 小湖 Gelsomina sky SUGO Chicoco ち〜ず ちゃぴ つー 月彦 どんぐり なおみ NON hanemi ぱんち みーこ みるか 麦わら めい MOMO ゆま yoshiyu りり りんたん レイラ ワラビ わんちゅく
協 力: 出版翻訳ネットワーク 管理人 小野仙内
ながさわくにお

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